がんもの山行記録

横浜在住、がんもの登山記録(沢登りメイン)です。

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西丹沢・火打沢遡行

仕事が少し落ち着いたので、梅雨の晴れ間を突いて沢に行ってきました。
本当は奥多摩方面に行きたかったけど、前週の雨量が多かったので敬遠し、西丹沢の火打沢を選択。
小さな沢の割には厄介なゴルジュや長いナメが続き、予想以上に内容の濃い山行になりました。
 
6/14 晴れ
参加者:がんも
 
金曜は少し早めに帰宅できたが、翌朝起きる自信がなかったので、夜のうちに横浜を発って道の駅「山北」で車中泊。
翌朝、不老山の登山口まで移動し、県道脇に車を置いて出発した。
 
まずは登山道の案内に従い、吊り橋を渡ってT字路を左へ。
梅の植わった広場を抜け、物置小屋の横から登山道に入った。
しばらく登山道を進み、火打沢から道が離れていく辺りで沢に向かって斜面を下り、砂防ダムの上流で谷底へ降りた。
 
7:10 遡行開始
谷を進むとすぐに堰堤が現れる。
右岸にテープや導水パイプが見えたので、泥斜面から取り付いて巻き越えた。
堰堤を越えると、谷は右に折れて10m滝をかける。
イメージ 1写真:10m滝
この滝は左岸巻き。
滝近くは登りにくそうだったので、少し下流から大きめに巻いた。
導水用の黄色いポリタンクが目印。
 
 
 
 
 
10m滝の上に続く斜8m滝を右から越えると、4段30m滝が見えてきた。
イメージ 2イメージ 3左写真:斜8m
右写真:4段30m滝
この滝はなかなか迫力がある。
直登は無理そうなので、左岸の崩壊地から巻きに入った。
小さく巻くルートは砂をかぶった岩上をトラバースする事になるので敬遠し、崩壊地の上まで登ってからトラバースし、涸れ谷を渡る。
このままトラバースし続けると滝の途中に出てしまいそうだったので、涸れ谷左手の岩を一段登ってからトラバースすると、30m滝上に続くゴルジュに出たので、5m程の懸垂下降で谷に戻った。

滝上はナメが続き一息つけるが、しばらく進むと陰鬱な雰囲気のゴルジュになる。
しばらく進みCS4m滝を越えると、谷は左に折れ15m滝がかかる。
この滝の下で休憩を入れた。
 
8:21〜26 休憩
イメージ 4写真:15m滝
直登は難しそう。
滝の少し手前、右岸にぶら下がっている残置ロープを伝って岩壁を登り、踏み跡を辿って巻いた。
登攀はなかなか難しく、残置ロープを頼る部分もあった。
個人的な好みの問題で特に理由も無いのだが、巻きで残置に頼るのは好きではない。
何となく気分が乗らないまま15m滝を巻き越えた。
 
 
15m滝の上には10m滝が続く。
イメージ 5写真:10m滝
左を直登できるらしいが、面倒なので15m滝とまとめて右岸から巻いた。
 
 
 
 
 
 
 
10m滝の上は狭いゴルジュとなり、3m滝、4m滝と続く。
イメージ 6イメージ 7左写真:3m滝
左を直登。意外に渋い。
 
右写真:4m滝
4m滝は水流右のシャワークライムで越えられるようにも見えたが、結構な水量だし、続くゴルジュは突破が更に厄介そうだ。
15m滝の巻きから気持ちが乗らない状態が続いていたので、ここも頑張る気になれず、3m滝の落ち口から右岸に取付いて上部ゴルジュを大きく巻くことにした。
 
右岸斜面を登り、支尾根上に出ると、4m滝の上で谷が右に曲がっているのが確認できた。
しばらく支尾根を進み、トラバースする踏み跡に入ると、意外にあっさりとゴルジュの上に降りることができた。
連続する巻きでなかなか時間を要したので、ここでもう一度休憩を入れた。
 
9:23〜35 休憩
この先にはナメと小ぶりな斜瀑が続く。
イメージ 8イメージ 9イメージ 10写真:斜瀑3本
右写真の4m滝は右を直登。
 
 
 
 
 
 
 
 
4m滝を越えると、谷は開けた河原状になる。
しばらく進むと標高460mの二又に到着した。
本谷は右。トイ状の小滝をチムニーで通過すると、延々とナメが続くようになる。
イメージ 11イメージ 12写真:ナメと小滝
火山岩の黒っぽいナメなので美しさは若干劣るが、遡行する分にはなかなか楽しめた。
 
 
 
 
 
 

しばらく遡行し、左岸の顕著な支流2本を見送ると、5m滝がかかる。
イメージ 13写真:5m滝
簡単に直登
 
 
 
 
 
 
 
 
5m滝の先のゴルジュと2m滝を越えると、右岸から支流が15m滝となって合流し、本谷にも幅広10m滝がかかる。
この滝の下で長めの休憩を入れた。
 
10:35〜11:03 休憩
イメージ 14イメージ 15左写真:本谷の幅広10m滝
右写真:支流の15m滝
幅広10m滝は、飛沫を散らせている様がなかなか綺麗な滝だ。
直登は難しそうなので、右岸支流との間のルンゼに入って巻いた。
ある程度登ってからトラバースすると落ち口に抜けられるが、ルンゼ内はズルズル、ルンゼから出ても細いバンドを立木便りで進むことになり、あまり良くない。
 
 
 
10m滝の上には三段12m滝が続く。
イメージ 16写真:三段12m滝
下二段は右を、最上段は水流沿いを直登した。
 
 
 
 
 
 
 
 
三段12m滝を越えると、標高590mの二又に着いた。
右又に入り、小滝を適当に越えながら進むと、三段15m滝が現れた。
イメージ 17写真:三段15m滝
下二段は斜瀑で簡単。
上段は右岸から簡単に巻き越えた。
 
 
 
 
 
 
この滝の上からは、倒木や藪で沢沿いを歩きにくくなる。
斜3m滝、二段5m滝を簡単に越え、続く5m滝はシャワークライムで通過。
イメージ 18写真:最後の5m滝
右手をシャワークライム。
それほど難しくない。
 
 
 
 
 
 
5m滝を越えると、沢は急に穏やかな雰囲気に変わる
藪も鬱陶しいし、この先の沢には特にめぼしい滝もなさそうなので、適当なところで遡行を打ち切って左岸斜面に取付き、斜面中腹の登山道へ詰め上がった。

11:45 遡行打ち切り
11:53 登山道に到着
ここからは登山道を歩いて入山口へ戻った。
登山道は一部崩壊しているが、巻き道が整備されており難しいところは無い。
 
12:39 下山
翌日は午前中の予定が空いていたので、下山後はドライブに行くことにした。
まずは御殿場を経由して、箱根の山中をドライブ。
その後、伊豆の伊東市にある道の駅へ。伊豆の地ビールと「青酎」を購入&地魚を食べて気持ちよく車中泊。
翌朝は5時前に起きて、朝一番で温泉に入ってから海沿いをドライブして横浜へ戻った。
 
 
下部のゴルジュは陰鬱な感じで、正直なところあまり気持ちが乗ってきませんでした。
しかし、ゴルジュを越えてからはナメ中心の明るくて雰囲気の良い沢となり、上流部の滝も水量が少ないものの飛沫を散らす様子がなかなか綺麗で、気持ちよく遡行できました。
総合的に見れば、良い沢だったように思います。
他の方の記録を見る限り、ザイルの使用を辞さなければゴルジュ帯の突破も可能とのことなので、頑張ってみるのもありではないでしょうか。

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初めまして。沢屋さんではないですが、装備は沢登りの装備で同じで沢を散策している滝屋です。全国の沢の記録とても参考になります。
同じ神奈川在住で、主に丹沢と奥多摩、時間があれば滝求めて遠征してます。
プロフィールの写真は大峰の岩屋谷雄滝でしょうか?
これからも楽しみに拝見させていただきます。

2014/7/27(日) 午前 6:09 [ あっきー ]

あっきーさん、はじめまして。
プロフィール写真、大峰の岩屋谷雄滝で正解です。滝屋さんだけに、よくご存じですね。

奥多摩、丹沢にはこれからもしばらく通いますし、記録が少しでも参考になれば幸いです。
良い滝に出会ったら、ご紹介くださいませ。

2014/7/30(水) 午前 2:22 [ がんも ]


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