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山岳会HALUのメンバーと西丹沢の同角沢へ行ってきました。
小さな沢ながらも大きな滝がいくつもかかり楽しめたのですが、岩の脆さには辟易しました。 8/3 曇り 参加者:がんも、Mさん、Aさん、Fさん 土曜日に休日出勤したついでに、アクアステルスの沢靴を購入。 今回の山行で使用感を確かめることにした。 横浜を21時過ぎに出発し、日付が変わるころに玄倉林道のゲートに到着し、朝まで仮眠をとった。 翌朝は4時頃に起床、5時にゲートを出発。 一時間少々の林道歩きで同角沢の出合いに到着した。 6:18〜35 同角沢出合いで休憩 F1の下段は特に問題ない。 上段は右の岩壁を直登。 F1を越えるとすぐに斜4m滝がかかる。 簡単に直登し、すぐ上に続く堰堤は左岸から巻いた。 この先しばらくは平凡な渓相となる。 小滝をいくつか越えていくと、F3の二段15m滝(三重の滝)が現れた。 とは言え、腐食が進行しているのでロープは必要だ。 最初のハングは鎖を使ってA0で通過。 以降は通常の登攀となるが、アクアステルスの足裏感覚に慣れていないため、意外と難しく感じた。 予想以上に効くところ、予想に反して効かないところが混じるのは怖い。こればかりは慣れるまで我慢するしかないか。
F3を越えるとすぐにF4の15m滝(不動の滝)。 F3の登攀終了点まで戻り、左岸のザレ斜面から大きく巻いた。 風化した花崗岩の山だからか、斜面全体がザレていて悪い。 ロープを出しながらの巻きとなり、なかなか時間を要したので、巻き終えたところで休憩とした。
9:22〜32 休憩
この先の3m滝を越え、次の堰堤は右岸巻き。 残置ロープがあるものの、砂が乗った苔むしたスラブをトラバースするので、足裏感覚に慣れていない状態では難儀した。 この先の二段4m滝を越えると、谷中に大岩が鎮座していた。 大岩から先はゴーロとなり、突っ張りなどで越えていく。
標高830mの左岸支流を越えると、ゴルジュ帯が始まった。 最初のCS2m滝は流心に刺さる倒木を使って直登。 この先の小滝を越えていくと、F5の5m滝(行水の滝)が立ちはだかる。 Mさんが巻き上がってロープを張ってくれたので、Aさんと自分は直登にチャレンジした。 まずはAさんが滝身左のクラックを使って水流沿いを直登。(写真は登攀中のAさん) スタンスが細かく滑りやすいようで、クライマーのAさんもかなり苦労していた。 続いて自分の番だが、Aさんの登ったルートは無理そうなので、滝身右のチムニーを直登。 頭から水を浴びながら取付いたが、ザックが引っかかったせいで手間取った。 頑張ってジリジリ登って何とか突破。空身で登ればもう少し楽だろう。
F5越えるとすぐに、F6の15m滝(無名の滝)がかかる。 ここの巻きもザレていて良くない。 ロープを出したので、結構な時間を要した。 巻き終えたところで一度休憩を入れた。 12:25〜49 休憩
F6を越えると一度谷は穏やかになる。 しばらく進んで標高940mの左岸支流を見送ると、5m程度の滝が数本かかる。
どれも無難に越えていくと、遡行終了点のF7三段20m滝(遺言棚)に到着。
右写真:近距離から。
遺言棚は岩の風化が激しく、上部の登攀は危険が伴うだろう。 今回は下段を右のバンドから登り、中段の下から左のスラブを登ってザレたルンゼに入り、そのままルンゼを詰めて東沢乗越しへ抜けた。 バンドまでは良かったのだが、スラブは上に砂が被っていて、足裏感覚の違いで苦戦した。 ザレたルンゼの詰めは、砂の壁を登る部分もあり、足下が非常に崩れやすい。 小柄なMさんがロープを引いて登ってくれたので、後続はゴボウ多用で通過。 きっと子ネズミの兄弟は…。
自然は厳しい。
14:45 東沢乗越
東沢乗越からは、尾根を辿って玄倉川の発電所を目指した。
※後続パーティーは小川谷沿いの踏み跡を使って下山した模様。 尾根上には小ピークがいくつか現れ、多少のアップダウンが鬱陶しいが、その代わりに要所の読図がしやすく、不安なく歩くことができる。 写真を撮ったら尻尾を地面に打ち付けて不機嫌そうな顔に…。怒りを買ったらしい。
ちらほら生えていたタマゴタケを採りながら玄倉川を目指した。
だんだんと尾根は急勾配で歩きにくくなるが、我慢して進むと送電線管理用の階段に合流し、すんなりと玄倉川に降りることができた。
16:38 玄倉川に到着
川沿いで一休みし、対岸斜面を登って行きに歩いた林道へ。 後は往路を逆行して玄倉林道ゲートに戻り、解散となった。 岩が脆い沢なので、全体的に緊張感のある遡行となりました。
大きな滝が多いのは好ましいんですが、ザレが酷くて神経を使う巻きや登攀を強いられるのは何とも…。
アクアステルスを初めて本格的に使ってみての感想ですが、
・岩肌が出ていれば、フェルトの比ではない登攀力。
・多少ヌメっていても、岩肌が出ている点(2㎝四方程度)があれば効く。
・全面がヌメっているとダメダメ。効くときと聞かない時の落差に注意。
・ザレ場や泥の上など、足裏感覚を要するところはあまり良くない。
※靴にもよる?キャラバンの靴なので靴底が硬めなのかも。
・林道歩き、尾根歩きはフェルトより楽。
岩の質の違い、気候や地域の違いも気になるので、この夏はアクアステルスで通してみて、しっかり特色を把握しようかしらん。
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