がんもの山行記録

横浜在住、がんもの登山記録(沢登りメイン)です。

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職場のSさん、三重泉でご一緒したTさんと、秩父の竜バミ谷へ行ってきました。
悪天候その他で目的の沢に行けず、苦し紛れに選択した沢ではありましたが、それなりに楽しめました。
 
 
8月17日 曇り
参加者:がんも、Sさん、Tさん
 
当初はSさん、Tさんと奥利根の水長沢へ行く予定だったが、仕事の都合で休暇が取れず…。
一度不参加を表明したものの、その後の天候不順でお二人も水長沢を見送り、秩父の滝川古礼沢に行くことにしたと連絡を受けたことから、改めて同行することになった。
 
一泊二日の予定だったので、金曜夜に横浜を出発し、高速を利用して待ち合わせ場所の道の駅に向かう。
下り路線は帰省ラッシュの渋滞もなく快調に進めたが、山に近付くと予想外の雨模様になってしまった。
とりあえず朝まで仮眠をとり、夜が明けてからSさん、Tさんと相談したが、時折小雨がぱらつくうえに、山の上空の雲が嫌な雰囲気を醸し出しており、やる気が出ない。
天気予報を見ても午後からの雷雨が懸念されたので、滝川古礼沢遡行はやむなく中止となった。
 
幕営地で食べる予定だった食材を使い、近くのキャンプ場で虚しくバーベキューをしながら翌日の行程を検討。
天候や遡行内容、帰りの交通状況等を勘案し、秩父の一之瀬川竜バミ谷へ行くことにした。
 
甲府市内で買い出し等を済ませ、山を越えて丹波山村へ。
一之瀬川沿いの林道に入って適当なスペースで車中泊。
 
翌朝、いったん上流の三之瀬集落まで移動し、将監峠登山道入り口に車を一台デポ。
※民宿の駐車場を借りた。500円/台。
その後、林道を車で戻り竜バミ谷出合いまで戻り、釣り師の踏み跡から一之瀬川に降りた。
 
6:43 入渓
イメージ 1少し上流には6m程の滝がかかり、落ち口左岸で竜バミ谷が出合う。
滝を左岸から越えて竜バミ谷に入った。
 
 
 
 
 
 
 
竜バミ谷を少し進むと、すぐに幅広の6m滝がかかる。
イメージ 2
この滝は右を直登。
朝から飛沫を浴びるのはちょっと辛いが…。
秩父の沢はヌメってアクアステルスに不向きと聞いていたが、今回はかなり効きが良かった。
 
 
 
この先しばらくは平凡な渓相。
3m程の滝やナメを越えて進むと、8m滝に出くわした。
イメージ 3この滝は「製錬場の滝」というらしい。昔の鉱山(金山?)の名残とのこと。
左岸のルンゼから簡単に巻き越えた。
右岸には杣道があったので、こちらから越えることも可能かも。
 
 
 
 
製錬場の滝を越えてしばらく進むと、深い釜を持つ3m滝がかかる。
イメージ 4この滝は左をへつって越えた。
水中にスタンスがあり、見た目よりずっと簡単。
 
 
 
 
 
さらに進むと、谷が左に屈曲し、二段12m滝が轟々と水を落としていた。
イメージ 5二段12m滝。「下駄小屋の滝」というらしい。
左の岩壁を直登したが、最上部はあまり良くない。
Sさんは最後まで直登していたが、他二人は左へ逃げて小さく巻き越えた。
 
 
 
 
 
 
この先には末広がりの斜8m滝と長いナメ、さらに多段8m滝と続く。
イメージ 6イメージ 7左:斜8m滝
右:多段8m滝
どちらもさして問題なく通過。
 
 
 
 
 
 
多段8m滝を越えると、二段12m滝が姿を見せた。
イメージ 8この滝は「曲滝」というらしい。見た目はあまり曲がっていないが…?
右を直登可能らしいが、今回は水量が多く上部が厳しそうで敬遠。
巻き道は右岸にあるらしいが、かなり下流まで戻らなければいけない様子。
周囲に目をやると、左岸岩壁基部のガレルンゼを伝えば小さく巻けそうに見えたので、今回は左岸巻きを選択した。
ルンゼを登ると上部は泥壁になってくるが、笹をつかんで強引に登ると獣道に出たので、少々上流に歩いて岩壁上の緩斜面を谷へトラバース。
最後は笹を掴んで曲滝のすぐ上に降りた。
 
曲滝を越えたところでちょうど良い時間となり、一度休憩を入れた。
 
8:15〜37 休憩
曲滝が核心と言うことだったので、ここから先は消化試合感が出てくる。
ナメを進み、3m滝、5m滝と快適に登る。
イメージ 9イメージ 103m滝と5m滝。
 
 
 
 
 
 
5m滝の先で谷が右に曲がった先には、8m滝がかかる。
イメージ 118m滝。
どうやって超えるか考える前にSさんが中央に取付いて登って行ったので、そのまま後を追った。
出だしの一歩がちょっと嫌らしいが、後は簡単。
とは言え、増水気味で頭から水を被るし、なかなか大変ではあった。
 
 
この先、大きな倒木の刺さった5m滝は左から難なく越え、続く2〜3m滝を二つ越えると谷はいったん穏やかになる。
しばらく進むと、6m程の滝がかかる。
イメージ 126m滝。
この滝は右を直登。
いかにもヌメリそうに見えたが、岩肌が見えるところを慎重に選べばアクアステルスでも滑らずに通過できた。
 
 
 
 
 
6m滝を越えると左岸から支流が二本続けて出合う。
二本目の左岸支流出合で休憩を入れた。
 
9:33〜42 休憩
この先にはCS4m滝が二本続く。
一本目は左岸を小さく巻き、二本目は右岸のバンドをトラバース。
その先には2条5m滝がかかる。
イメージ 13この滝は右から簡単に通過。
 
 
 
 
 
 
この先のナメ、2m滝2本を越えると、谷は平坦になる。
地質が花崗岩に変わり、谷底もまさ土が溜まって白っぽくなってきた。
穏やかな谷を歩き、標高1505mの二又を左の細い藪沢に入ると、僅かな距離で大常木林道に到着した。
 
10:34〜57 大常木林道で休憩
ここからは大常木林道を歩いて下山した。
地形図の記載はないが、明瞭且つ平坦で、快適に歩くことができる。
途中にあった下へ降りる分岐を無視して進んでいくと、将監峠へ続く林道に到着。
ここからは普通の林道歩きで三之瀬へ下山した。
 
11:50 下山
下山後、遠方まで帰るTさんは帰省ラッシュに巻き込まれないように直帰。
Sさんと自分は途中の蕎麦屋で昼食をとり、青梅駅までSさんを送ってから横浜へ戻った。
 
 
 
竜バミ谷は、 それほど難しいところも無く、下山も楽なので、初心者向けでそこそこ楽しめる谷と言う印象でした。
製錬場の滝、曲滝は直登可能らしいので、積極的に登れば難易度が一段上がるかもしれません。
秩父のヌメる沢でアクアステルスの弱点を体験する狙いもあったけれど、増水でヌメリが剥がれたのか大して苦戦することも無く登れてしまいました。悪いことではないんですけど。
 
悪天候で転進した末にお茶を濁した感のある遡行ではありましたが、巡り合わせもあるし仕方ないかな。

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