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3月4日、すみだトリフォニーホールで、行われていた地方都市オーケストラフェスティバル2007の1つで、セントラル愛知交響楽団のコンサートを聴きに行ってきた。
指揮は小松長生、ピアノに小曽根真。 目当ては小曽根さんの「もがみ」それと小松さんがどんな風にオーケストラを鳴らすのか大変興味があった。
まずはドヴォルザーク:「謝肉祭」序曲でエンジン始動、 続いてが、本日の肝、小曽根真のピアノ協奏曲「もがみ」。
キラキラと光る川面をイメージするようなピアノで始まる第一楽章から、パイプオルガンが入る第三楽章まで、一瞬の隙もな繰り広げられる抒情詩。
指揮の小松さんと小曽根さん、それにオーケストラのメンバー達の息がぴったりと合う瞬間瞬間で聞き手に音楽の持つ躍動感、力強さが伝わってくる。
ピアノの独奏の部分は、やはりほとんどの部分が即興で作り上げていく小曽根さん。もちろんジャズっぽいアプローチになる部分もあるが、もうジャンルを超えて小曽根真という音楽がほとばしり出る瞬間だ。
おそらくこの人の場合は、協奏曲の中での独奏の即興という場面での音楽の創造という、常人ではしり込みしてしまいそうな状況においてが、彼の音楽を表現しやすい状況のひとつなのかも知れない。
モーツァルトの時代にJazzがあれば、あんな風になっていたかも。
ステージからピアノを移動するのに伴って20分の休憩の後、ワーグナー:ニュルンベルグのマイスタージンガーより第一幕への前奏曲、小松さんの鳴らすオーケストラの音はおおらかで力強く生命力にあふれている。かといって決して緊張感がないわけでない。
続いてはギテレスの弦楽のための即興曲、管と打楽器の人たちが下がって、弦の人たちだけのステージ。ホールがいいのももちろんだが、本当に弦の鳴りがいい。気持ちいいことこの上ない。 どちらかといえば感傷的な曲想なのだが、小松さんの場合、その中にも何か信念のような力強さが織り込まれていて聴き応えがある演奏になる。
最後はリムスキーのスペイン奇想曲、まさに春爛漫のイメージで、野山に花が咲き乱れるような演奏。 きっと小松さんには、いやおうなくオーケストラを歌わせてしまう才能があるのだと思う。
アンコールの曲目はメモって来なかったので、ごめんなさい^^
小松さんのHP http://www.c-komatsu.com/
小曽根さんのHP http://www.makotoozone.com/jp/
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小曽根真はこんな活動もしているんですね。ピアノ協奏曲の中のインプロヴィゼイションというのは、クラシック・スタイルとしては想像もつかないです。私も機会があれば聴いてみたい曲です。
2007/3/6(火) 午後 11:08
コメントどうも有難う。 そうなんです。小曽根さんのスケジュールとかをHPで見ると、結構クラシックのスケジュールが入っていたりします。 モーツァルトのピアノ協奏曲を小曽根さん弾いているのをテレビで見ましたが、もう途中の独奏とカデンツは、全てインプロビゼーションで、オーケストラのメンバーも目を丸くしてみていました。小松さんと小曽根さんのスケジュールがあうこと自体まれだとおもうので、ラッキーだったかも。
2007/3/7(水) 午前 0:41