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「5本だったら余裕で僕が勝ちますよ」
「はぁ?」
「そりゃそうでしょ?5本ですよ?」
「お前…。マジで言ってんの?」
「僕は14本で、社長が5本ですよ?」
「分かっとるわいっ!」
「そりゃ勝負にならんでしょう?」
「そこまで言うんやったらやったろうやんけっ!」
「良いんですか?パターも含めての5本ですよ?」
「コースと日にち決めて連絡して来い!このションベン小僧!」
「途中でやっぱり6本とかはダメですよ?」
「分かっとるわ!ついでにjoshuaも呼んで来い!アイツも5本や!」
脳が溶けて耳から流れ出しそうなほど蒸し暑い熱帯夜が続く大阪のキタ新地の
ラウンジではこんな馬鹿げた話がされていたそうだ。
「って事でjoshuaさんも参加してくださいね」
「なんで俺がそんなモンに付き合わなアカンねんな?」
「いや、社長の指名ですから」
「お前が勝手に勝負を挑んだんやろ?俺は関係ないがな」
「そこを何とか…」
二人とも仕事関係の取引先なので無下にも出来ず仕方なく付き合う事になった。
もう一名はションベン小僧の上司。
コースは京都の亀岡ゴルフクラブに決定し、当日コースに行ってポーターに
キャディバッグを渡すと、シゲシゲと顔とバッグを確認された。
何しろパターを入れての5本となると、ウッドが1本とアイアン3本とパター
なので、スカスカになっているから不思議なんだろう。
ティーグランドでバッグを見比べると、面白い事に気付いた。
僕のチョイスの内容が、7w・6I・9I・58°パターに対して、社長のチョイスは
5w・5I・8I・52°パターと、全てが丁度1番手上をチョイスしている。
果たしてこの選択の差ってどうなんだろう?
飛距離は社長の方が出るのに一番手上をチョイスしているので単純に比較は
出来ないけどチョッと興味津々。
「おっ!joshua君もちゃんと5本で来てくれたな!このションベン小僧が
しょうもない事言うからこんな事になったんや。お互いシングルの腕前が
どんなモンか見せ付けてやろうやないか!」
「いやぁ、僕はなんちゃってシングルなんで…」
とか言いながらインコースからスタート〜♪ ションベン小僧は4ホール目で早くも戦意喪失してました。
「5本でも何も変わらんじゃないですか!」
「当り前じゃ!ある程度やったらどないとでもなるわっ!」
「くっそぉ〜!」
「早くも思い知ったか?」
ションベン小僧は普段、90台前半でラウンドしてくる腕前で、いかにシングル
といえど、5本なら勝てると思って勝負を挑んだようだが、そうは甘くなかった。
ちなみに僕の結果は以下の通り。
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亀岡ゴルフクラブ
Par 36/36:72
フロントティー (ホワイト)
out 3,034yd in 3,316yd
out ← in 37/40:77 パット 17/18:35
out △−− −△− −−○ 37 in −□△ −△− −−− 40 ******************************************
セカンドショットを打つ時はクラブの選択肢が無いから早い早い。
Par5のセカンドも届かないからパカパカ打っていける。
ただ、距離を抑えたりロフトを立てたりしたスイングはストレスが溜まる。
やっぱり精神的には疲れるラウンドになりました。
社長とションベン小僧との勝負は簡単に決着してしまいました。
ションベン小僧との差は危うく20打になりそうでしたね。
社長と僕は仲良く同じスコアで上がれたので胸を撫で下ろしましたよ。
上司は88でラウンドしてきたけど我々とは11打も差が付いてしまってます。
チョッとは小マシなラウンドが出来たのでひと安心。
もう変な勝負には巻き込まんでくれ…。
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2016年09月12日
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