小さい韓国と日本

日本に住んで10年目になる韓国人です。自分の思い出を振り返って書いた内容です。

国と国籍と彼女と私

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Part 4

自分にとって国とか国籍とは何なのかもう一度考えてみた。

国籍も学校の教育も思想も何もかも私たちはだれかのきめたルールによって踊らされているだけなのかもしれない。

考え方によって様々だと思うが生まれながらの国籍と言うものだけで判断されるものではないのではないか。

私は彼女の変化をみながら自分のなかの偏見にきづいた。

もしかして線を引いたのは自分かもしれない。

「この人は日本人だからこれ以上立ち入ってはいけない」とか「在日韓国人はほんとの韓国人ではない」とか。

そう考える事で相手がどういう付き合いを求めてるのか理解しているつもりだったが、私はただ単にそれを口実に向き合う事から逃げていた。

結局一人一人がその人でほんとの韓国人も嘘の日本人もないのに・・

一つだけ確信できるのは彼女が北朝鮮人であろうとも韓国人であろうとも、私が中途半端な韓国人だろうと私たちはとても気の合う友だちだという事だ。

彼女が韓国に興味を持つようになって、そして私が日本の生活や習慣になれてきて私たちは徐々に打ち解けたのだ。

私たちはお互いが少しづつ歩み寄ったのだろう。

Part3

ともあれ彼女と私はわりと気の合う方ですぐに仲よくなった。

でもある程度親しくなると韓国の友達とは違う変な距離感を感じた。

親しくなってもふとした瞬間に一線をひかれてる感じを受けた。

私は心の中で「この人は韓国人でもやっぱり日本育ちだから日本人みたいな感覚なのだろうなあ。
やっぱりなにか違う」と思った。

そんな彼女に変化が訪れた。

何がきっかけなのかはわからないが猛烈に韓国にのめり込んでいった。

以前は和食が好きだった彼女が韓国食を好み、韓国人の友人が増え、話し方や行動までがだんだん韓国人みたいになってきた。

彼女のだんなは日本人で彼女にたまに問いかけるそうだ。

「なんで日本育ちの君がどうしてそんな韓国人みたいに振る舞うの?」私も全く同感だった。

その反面バリバリの韓国人であるはずの私は最近彼女に「日本人みたいになってきたね」といわれるようになってきた。

私はそうかな?とあまり深く考えてなかったが韓国に帰って久々に韓国の友だちを会うとみんなも口をそろえて同じ言葉をいう。

初めは外見の事を言っているのかなと思った。

だがそれは外見だけでなく日本に住む年を重ねるごとに考え方や行動もだんだん日本人チック(?)になってきてるそうだ。

真相を確かめたくて日本の友だちに聞いてみたら私はやっぱり日本人とは違うらしい。

私はどっち付かずの人間になってしまったのだろうか..?

Part 2

1945年終戦を向えた時、強制連行で日本につれてこられた人や自ら日本に渡ってきた人、かなりの朝鮮人が日本には住んでいた。

韓半島が日本から解放され喜びもつかの間、またもや共産主義と民主主義という思想により半分に切断された。

一つの国が分断されることにより韓民族は北朝鮮と韓国どちらかの国籍の選択をせざるえなくなった。

多くの人は自分の故郷によって決めたり、なかには思想によって選んだり、そして地上樂園と言われた北朝鮮を選んだ人も多かったそうだ。

冷戦時代に徹底した反共教育を行ってた韓国側としては北朝鮮の国籍を選んだ人がいる事は隠したかったのかもしれない。

でも彼らが日本に連れられ植民地時代をどう生きたかだけではなく、その後どのような運命をたどったのか知るべきだったと思う。

国とか民族とはいったい何なのだろう?

私は今まで自分が受けた教育と現実の状況を知って混亂した。

この事に関して強く考えるようになったのはある女の人とであってからだ。

私が彼女にあったとき彼女は北朝鮮から韓国へ国籍を変えたばかりだった。

彼女は小学から高校まで朝鮮学校を通った在日3世だった。

彼女は自分の通った朝鮮学校を話してくれた。

授業に思想教育の時間があって資本主義の批判や将軍様を讃える演説をしながら、なかには涙を流す学生もいたという。

ホームルームの時間に「今日○○さんは日本語を使いました」とつけ愚痴をする時間もあったそうだ。
私は「ありえない」と爆笑しながらも彼女の話に半信半疑だった。

でも彼女の話してた内容はのちに「GO」という映画によりそっくり証明された。
はじめは彼女の話をただの興味とお笑いで聞いていたが話を聞くにつれ私はある疑問を思った。

韓国は民主主義国家で言論の自由が保障されてる。

メディアや言論媒体を通じていろいろな情報が入ってきて鎖国の北朝鮮とは違うと信じてた。
でも一歩離れてみたら私が今まで何の疑いもなく受けてた半共教育も今も連日のようにニュースで流れる北朝鮮の鎖国と何の違があるのだろう?

そう考えはじめたら韓国だけでなく、テレビから流れるニュースも、世界中で行われてる戦争の大義名分やいろいろな事が全部嘘っぱちに思えてきた。

この頃から「今もしかして洗脳されてるんじゃないの?」と自分に問いかける癖ができた。

もう一つ驚いたのは北朝鮮から韓国に国籍を変えられる事だった。

北朝鮮籍で朝鮮学校を通って共産主義教育をうけた彼女が韓国人となり、韓国のパスポートを作ってグアムに行くとはしゃいでいた。

私にはとても理解しがたかったが、改めて北朝鮮と韓国と一つの民族だと思った。

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Part1

私はほとんどの教育を韓国で受けている。

私が学生時代を過ごしていた80年から90年代はまだ冷戦時代の真っ只中でソ連やアメリカや西ドイツ東ドイツがいがみ合っていた。

韓国と北朝鮮も同じであり、当時の韓国の一番の敵は赤である北朝鮮だった。

私たちは共産主義がどういう思想で北朝鮮がどういう国か知る前に徹底した反共教育で育てられた。
毎年6月25日が近づいてくると反共の映画を学校で上映されてみんなでみたり、反共ポスターや作文を書いてた。
私も義務的にポスターを描いてよくわけもわからず賞をもらったことがある。
同じ民族でも北朝鮮も北朝鮮人も憎むべき対象であり、とても恐ろしいものだった。

でもその事を疑問に思い始めたのは大人になって日本に来てからだった。
町で買い物をしてると白と黒の韓服(チマジョゴリ)をきた女の子達と遭遇した。
韓国でもなかなか見られないそのモノクロの韓服をきた女の子達の姿は強い威圧感と印象をあたえた。
私はその謎の子達の正体を知りたく知人に聞いてみた。
するとそれは北朝鮮学校に通ってる子達だというのだ。
私はかなりのショックを受けた。

近くて一番遠い国である北朝鮮は恐れの対象であり、その国の子達を日本の町で遭遇するなんて考えても見なかった。

馬鹿な話だが北朝鮮人は北朝鮮だけにいると思ってた。

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