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『戦国の城の一生』(吉川弘文館歴史文化ライブラリー)、重版決定です!

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引き続きの書籍紹介、今度は、中世史や城郭関係の学術書をたくさん刊行されている高志書院さんから出ました、

黒田基樹編『北条氏年表 宗瑞・氏綱・氏康・氏政・氏直』です!


高志書院さんは、これまでにも『上杉氏年表』と『武田氏年表』を刊行していますが、今回は小田原北条氏の年表ということになります。

その名の通り、北条宗瑞(早雲)から氏直まで、明応2年(1493)以前から天正18年(1590)までの北条氏の歴史の年表になっています。私も執筆に加わらせて頂き、天正10年(1582)から天正18年北条氏滅亡までを担当しました。

ただ、この本、「年表」とはいうものの、ただの年表ではございません。年表と言うと、ただ単に時系列的に事実関係が羅列されている、味気ないものを想像されるかと思いますが、この年表は、時系列的な政治史の流れを押さえつつ、ストーリーを組み立てて、歴史叙述をしているところに最大の特徴があります。つまり、年表といいつつも、読み物になっているんです。

そして、一つ一つの事実関係すべてに典拠を示しています。なので、どの史料からこういうことを言っているのか、調べればすぐに典拠に当たることが出来る訳です。北条氏研究の事典としても役に立つものと思います。

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これが中身です。1年ごとに、正月から12月まで、何が起きていたのか、北条氏の当主・一族がどのような行動をしていたのか、最新の研究成果を踏まえて、かなり詳細に書かれています。

さらに、「コラム」も充実しています。「北条氏綱が作った鞍橋」「北条のはじまりと終わりを語る城」「「百姓直納」体制の成立」「風間出羽守のこと」「発掘調査で見えてきた戦国期小田原城」とテーマもさまざま。最後に私も「北条氏の城郭その後」を書きました。

『上杉氏年表』、『武田氏年表』、さらに今回の『北条氏年表』により、東国の3大名の動向はほぼ押さえられることになります。非常に便利で使える本になっていると思います。

A5判、230頁ほど、ソフトカバー、定価2500円+税。一般販売は今月上旬のようですが、アマゾンなどで予約可能になっています。また、今日明日の第30回全国城郭研究者セミナーにて先行販売しております。明日のセミナーで是非お手に取ってみてください。セミナーは駒澤大学で開催されます↓↓
http://www.komazawa-u.ac.jp/~kazov/chujoken/semi2013/


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    刊行おめでとうございます!
    以前ご紹介頂いてから気になっていました。

    他の年表と同じ事項を読み比べてみるのも面白いかもしれませんね。
    発売されたら購入したいと思います。

    [ 三日月堀 ]

    2013/8/4(日) 午前 8:37

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    冬までは城歩きもできないし、買ってみようかなぁ・・・タテ読み苦手だウーン・・・(苦笑) 削除

    [ イラブ ]

    2013/8/4(日) 午前 10:05

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    いやぁ、おめでとうございます!
    コレ、ついに出ましたって感じですね。上杉氏、武田氏を持ってますし、コレ、買います。

    [ にすけ ]

    2013/8/4(日) 午後 0:10

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    こんにちわ。
    以前に伺っていたので、発売を楽しみにしていました。
    今週から私のフェイスブックでも告知をさせて頂いています。
    初売りは歴研サマーセミナーかと思いきや、昨日今日と駒澤で開催されている例のセミナーでしたか!10日(土)の戦国史に高志書院さんが販売しに来てくれることを祈ります。 削除

    [ 市野澤 ]

    2013/8/4(日) 午後 2:50

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    (*ノ・ω・)ノオオオオォォォォ

    これ、凄い!凄い〜〜〜!!!
    北条を知ってる人にも目からウロコだろうし、
    知らないビギナーなら貴重なハウツー本になる!

    ちょっと欲しいかも・・・|ブログ|_ ̄)じぃー

    >明応2年(1493)以前から天正18年(1590)

    あぁ・・・この年代のチョイスも素晴らしい・・・
    各武家との因果関係、縁戚関係を大元から辿ろうとすれば、明応年間くらいまでは遡らないと・・・

    自分も記事用に九州限定で年表作ってるんですが、6年かかって未だ1517年までしか整理してない( ̄ω ̄A;アセアセ
    しかも終わったの北九州だけで、南九州は未だ収集中・・・

    単なる年表でないとなると、とんでもない労力だったと思います。
    各武家ごとのデータを年代別に整理するだけでも、すごい時間かかるんです。
    刊行、おめでとうございます。 村ナイスヽ(*´∀`)ノ★ぽち

    栞

    2013/8/4(日) 午後 9:51

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    益々のご活躍お喜び申し上げます。
    色々、負けずに頑張ってください!
    さて、また買わなきゃならない本が…。大阪の食い倒れ、京の着倒れ、私の本倒れですわ(笑)。 削除

    [ マリコ・ポーロ ]

    2013/8/5(月) 午後 9:17

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    こんにちは、セミナー盛り上った?そうですね(笑) やはり学者さんは大変デスネ数年前、米陸軍工兵(便利屋)オフィサーと杉山城を訪れた際、現状を見て「伐採されていれば250名で3日もあれば造れるよ」と言ってました、そんな物ではないのでしょうか!? 削除

    [ イラブ ]

    2013/8/10(土) 午前 10:39

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    >三日月堀さん
    最初に出た『上杉氏年表』は、増補版でも情報量が少なく、年代比定の誤りもままあるそうですので、3冊を見比べるといいと思います。私が書いた部分も間違いがあるかもしれず、ビクビクしています・・・。是非、ご覧ください!

    >イラブさん
    こんな暑さじゃ、さすがにもう行きたくないですね。昔はよく行ったもんだ・・・。書店などで是非ご覧ください♪

    >にすけさん
    ということで、是非よろしくお願いいたします!

    竹

    2013/8/10(土) 午後 1:34

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    >市野澤さん
    なんか戦国史で購入予約ができるようですね。間違っている箇所もあるかもですが、是非よろしくお願いいたします。また、フェイスブックでの告知、ありがとうございます!

    >栞さん
    九州の年表も刊行される日が来るといいですねぇ。やはり東国は研究が分厚く、やりやすいというのはありますね。毎度ポチ、ありがとうございます!

    >マリコ・ポーロさん
    これは買わざるを得ないですよね(笑)本の置場は悩みの種です・・・

    >イラブさん
    なかなか楽しかったですよ。ほほお、そういう杉山城の見方もあるんですか。ある方は岩盤質だから、造るのに時間と技術が必要と言ってました。難しいですね。

    竹

    2013/8/10(土) 午後 1:39

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    昨日の戦国史で予約できました(^_^;) 削除

    [ 市野澤 ]

    2013/8/11(日) 午前 7:49

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    >市野澤さん
    ありがとうございました!

    竹

    2013/8/11(日) 午後 10:36

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    竹さん、ようやく読み終えました。いやぁ、大作です。いいですねぇ。後世に残る本だと思います。いや、ホントおめでとうございます。

    [ にすけ ]

    2013/10/20(日) 午前 11:32

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    >にすけさん
    ありがとうございます。通して読まれましたか、私は実はまだです(笑)
    このシリーズは、武田氏もそうですが、十分読み物としても読めますし、研究面でもなかなか使えるんですよね。いちいち典拠史料を示すので、非常に便利なんです。今回も武田氏のを見本に、頑張ってみました。ま、早速訂正したほうがいいかなと思う記述もちょっとあったりするんですが…
    あまり宣伝をしていないので、もっと多くの方に手に取ってもらえればいいなあと思ってます。
    いろいろな形でご活用頂ければ幸いです!

    竹

    2013/10/22(火) 午後 10:49

    返信する

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