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『戦国の城の一生』(吉川弘文館歴史文化ライブラリー)、引き続きよろしくです

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初めてかんたんモードで書いてみます…

書籍紹介」のコーナー、今回は、歴史系雑誌として有名な、『歴史読本』の最新号 『歴史読本 2010年 05月号』 をご紹介しましょう。

私も小さい頃からお世話になっている雑誌です。昔はですね、秋田書店というところから、やはり同じ歴史系月刊誌として『歴史と旅』という雑誌があったのですが、もうだいぶ前に廃刊になってしまいました。そんな意味でも、『歴史読本』は貴重な存在です。

で、今月号は、城郭特集号なのです。今月号のウリの一つは、お城マニアとして有名になってきた、落語家の春風亭昇太師匠と、城郭研究家として最近精力的に活動中の、中井均さんとの対談でしょう。

天守閣が好き!という芸能人は、まぁわりと昔からいるものの、藪に埋もれた戦国の城跡が好きで歩きまわっている、なんていう芸能人は、さすがにいなかったのではないでしょうかね…。かなりマニアックな対談に仕上がっています。こんな企画、昔では考えられないですね。

お城好きの人は数多いのですが、いわゆるアカデミックな研究者との交流という面は、非常に少ないのが現状でしょうね。

一般のお城好きの人は、お城好きの人同士のグループを作っていて(例えばmixiとか)、その中で活動していることが多いと思います。逆に、研究者は研究者同士の学会のなかで活動していて、一般に向けた情報提供などは博物館の展示や講演会、書籍出版等しかないでしょう。

この両者が、もうちょっとうまく交流するようになれば、城郭研究の世界ももっと良い方向に行くんじゃないのかなぁと思うのです。もったいないですよね。私は学界側の人間なので、そういうことを強く思っています。学界側には本当に専門的な話が溢れていて、とても面白い情報が満載なのですが、学界外にそうした情報がわかりやすく発信されているかというと、必ずしもそうではないと思うんですよね。このブログでは、そういう情報をもっと発信していこうとしてやっているのですが…

だから、今回のように、研究者ではないけど大のお城好きな昇太さんと、研究者としての中井さんが対談をしたっていうのは、私はある意味画期的なことで、とても良いことだと思いました。まぁ研究者が一般ウケするようなことをしたらオシマイだ、という人もまだまだいますが、もうそういう時代ではないでしょう。しっかりとした学問的研究をするのが前提ですが、それをしつつ、一方でその成果をいかに社会に還元するか…難しい問題ですけど、試行錯誤を繰り返しつつ、やっていくことが、今は必要な時代なのではないでしょうかね。

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