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『戦国の城の一生』(吉川弘文館歴史文化ライブラリー)、引き続きよろしくです

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新年1発目は、仙台市の隣、利府町にある深山館(しんざんたて)です。この城、ほとんど知られていない城ですが、行ってみたら意外とよく遺構が残っていました。仙台から出発した東北新幹線の最初のトンネル上になります。わかりやすいですね。

縄張図も作成されていないようだったので、作ってみました。小規模な城なので、練習にはちょうど良い城でした。この城を中心に、利府町のことをいろいろ調べて、先日ようやく論文「中近世移行期利府地域史の研究」(『東北学院大学東北文化研究所紀要』50号、2018年12月)を出すことが出来ました。そのうち、大学図書館のリポジトリで公開されますので、よかったらご覧下さい。

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この小高い丘が城跡。紫桃正隆さんの本にも城郭大系にも掲載されていない、比較的最近知られるようになった城のようです。ちょっと遠いですが、利府駅から歩いて行ける範囲です。

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新幹線の高架下から。城跡の真下をぶち抜いています。

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これが入り口。南側で、新幹線の車窓からも見えます。現在は熊野神社が建っていて、その参道がこのように通じているので、訪れやすいです。

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ものすごく急な坂道を登っていきます。これは当時の登城路ではないと思います。

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結構キレイに整備された参道を行くと、熊野神社に着きます。

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社殿右脇に標柱もあります。ちょっと前までは誰もネット上で紹介していない城だったのですが、何人かに先を越されました(笑)

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縄張図。まあまあうまく出来たのでは。協力してくれた皆さんに感謝です。3回通って描きました。去年は5城くらい描いたので、だんだん上手になってきました。論文にも書きましたが、転載は出典明記さえしてくれればどうぞご自由に。

熊野神社は、一番南にあります。その左脇から小道が続いていて、城内に入っていきます。

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その道がこれ。社殿の左脇にあります。

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道に入るとすぐに左下斜面に平場があります。これも一応図面に落としておきました。

イメージ 10

このような道が続きます。十分整備された道です。これをずっと行くと堀切を経て利府高校のグランドに至ります。

イメージ 11

道の右側を見ると、このように細長い主郭「1」がずっと続いています。

イメージ 12

主郭は北側で西北側に曲がります。そこで大きな堀切「ア」を設けています。曲輪らしい地形で、いかにも城っぽい雰囲気です。

イメージ 13

来た道を振り返って。左上が主郭。

続きます。

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