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『戦国の城の一生』(吉川弘文館歴史文化ライブラリー)、引き続きよろしくです

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薄衣城から国道284号線のバス停まで戻り、北上大橋を渡って、次は揚生新城(ようしんじょう)です。薄衣城からは、徒歩で25分くらいかかったでしょうか。

以前気仙沼までバスで行ったとき、ふと車窓を眺めていると、「揚生新城」という標柱が偶然見えまして、それ以来気になっていたところでした。

現在は、熊野神社の敷地になっています。ここも、千葉氏関係の城とされていますが、よくわかりません。

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正面が城跡。284号線沿いにあります。右側に北上大橋が見えますね。

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角度を変えて、右側が城跡。正面の森が揚生古城だそうです。こちらは行きませんでした。

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ここを登って行きます。これが相当急な階段で、くたびれました…。ある程度車で上まで行けるようでした。

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何とか登ると、右側に主郭部をぐるりと囲むかのような感じの曲輪があります。曲輪なのか、畑なのか…。

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そこから、北上川、さらには薄衣城がバッチリ見えます。

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薄衣城をアップ。モヤがかかってます。

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さらに上へ向かいます。

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これが主郭。熊野神社が建ってます。思っていたよりも藪で、セミの抜け殻があるなど、あまりよくなかったです。ざっと見た感じ、ごく単純な縄張で、ここを中心に、周囲を段々状に曲輪が取り囲んでいるようでした。土塁・堀切も無さそうでした。

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こんな急な階段なんですよ。

ここ、どうやら発掘調査が行われているようで、報告書があります。まだ見れていないので、そのうち見てみたいと思います。遺跡リポジトリにアップしてくれればいいのですが、されていませんでした。

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薄衣城、続きです。

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同じく二の郭北端から、揚生新城(ようしんじょう)を見る。真ん中左の道路沿いの小高い丘が城跡です。ここも行きましたので、次回ご紹介します。

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北端から二の丸内部を見る。この土塁はよくわからんです。

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二の郭南側と、その下の曲輪。

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二の郭から本郭を見る。

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ここが虎口に当たるのですが、現状では内枡形っぽいような城道となっています。

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本郭から二の郭を見る。城跡の雰囲気、いいですね。

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本丸標柱越しに南西側を見る。

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同じく二の郭方面を見る。

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同じく、三の郭方面を見る。

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本郭と三の郭間の堀。

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堀から本郭を見る。

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この堀は、南西側へ降りていきます。藪で隠れていますが、堀になっています。

このように、技巧的ではないのですが、なかなか楽しめるお城でした。この地域を代表する城ですので、このへんにいらした際には是非。

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岩手県も、それほど技巧的ではないのですが、いい城がたくさんありますよ。今回は、一関市川崎町にある、この地域の拠点城郭・薄衣城(うすぎぬじょう)です。

ここは、この地域の有力領主薄衣千葉氏の居城で、蛇行する北上川を望む山上にある、ロケーションが素晴らしい城です。近くには千厩街道という主要道もあります。これが意外と整備されているのです。

城跡は、旧川崎町の中心部にあります。仙台からだと一ノ関駅まで行き、そこからバス、あるいは仙台駅から気仙沼方面の高速バスでも行けます。いずれも薄衣バス停で降りて、徒歩15分弱で登り口に到着します。意外とバス停から近かったので、車が無くても十分行けます。

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北上大橋から見た薄衣城。北上川が蛇行している、真ん中の小高い部分がそれ。どうですか、この北上川の美しさ、そしてそれを見下ろす絶好のロケーションの城跡!城を造るならココ!というところに、きちんと造ってますねぇ。

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違う角度から。

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これも。美しいですね〜

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アップ。突端の部分に曲輪の削平部分が見えます。

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薄衣バス停から、北上川沿いの道を歩いていきます。城跡近くの道路から、先ほど写真を撮った北上大橋を見る。この時は曇りだったので、写真も暗いです。船着き場もこの近くにあったことでしょう。

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で、15分かからないくらいで登り口に到着です。こちらは搦手口のようです。

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城跡まで歩いて5分とありますが、3分で着きました。

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現地看板の縄張図。搦手坂を登って行きます。

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山道を登って行くと、急に開けてきます。そこが二の郭。

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二の郭内部。10月中旬に訪れましたが、それでもヤブもあまりなく、見やすかったです。奥に土塁(?)があります。

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その土塁上にある標柱。

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二の郭の北端は、こんな感じです。ここが、先ほどの北上大橋から見た削平地の部分です。

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そこからの眺め。いい場所に造ってます。

続きます。


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松川内館、続きです。


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1・2曲輪間の堀を抜けて、右側の2曲輪を見る。上が2曲輪、下もそれを取り巻くように曲輪になっていて、この曲輪は奥に行くと昨日見た3曲輪との間の堀になります。いい感じです。なので、堀と曲輪が連結されていて、主要部をグルグル回れるようになっているんでしょう。群郭式の城ですね。

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2曲輪内部。このように、ゴルフ場になっています。

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振り返って、1曲輪方向を見る。奥が1曲輪で、下の曲輪の奥には低い土塁があり、古い墓石がいくつかあります。どうですかこれ、城跡ですねぇ〜

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で、昨日見た2・3曲輪間の堀。見事です。

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そして、1曲輪(主郭)へ。全体的に北側へ傾斜していて、2曲輪の方が平らになってました。

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1曲輪東側の虎口。カーブした坂虎口になっていて、右側の塁線が出っ張っているので、若干横矢が掛っています。その下にもまた細長く広い曲輪が。

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1曲輪東端から、その下の曲輪を見る。気持ちいいです。

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奥に神社があり、標柱も立ってます。ここから下に階段があり、1・2曲輪間の堀に続いています。

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で、これがこの城跡の撮影ポイント。1曲輪東端から、2曲輪方面を見たところ。堀とそれに続く曲輪、そして2曲輪のカーブを描く塁線。今回のベスト写真です。

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時間があったので、レッツ縄張図ということで、1曲輪だけ描いてみました。1周目は線が合いませんでしたが、2周目はほぼ合致。周囲の曲輪を適当に付け足して、高低差も一応意識して、それっぽく仕上げてみました。ナワバリストへの道は険しい…。

仙台市の長命館の、さらに藪が無くなってキレイに整備されたバージョンのような雰囲気でした。とにかく見学しやすく、堀も立派で見ごたえがあり、もう一度見に行きたいと思わせる城でした。絶対縄張図の練習にはもってこいな城なのですが、いかんせん仙台からは遠すぎます。近くにあれば足しげく通うでしょうに。

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原稿がピンチなのですが、気分転換にアップします。岩手県に行きまして、まずは松川内館です。

ここも、あまり知られていない城ですね。私もまったく知りませんでした。ところが、ネットで調べてみると、とても評判がよく、面白そうな城だったので、行ってみました。そうしたら、大当たりでしたね、ここはオススメです。こんなところ、あるんですねぇ。

このあたりの大きな領主千葉氏一族の城ということですが、いい文献史料はやはり無さそうです…。曲輪が4つ並んでいる城で、いわゆる群郭式城郭といってよいでしょう。

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最寄駅は、JR気仙沼線岩ノ下駅です。一ノ関駅から30分かからないくらいなのですが、本数がすごく少ないです。でも、時刻表検索を駆使して、何とか行ってきました。

まずは、電車内から見た松川内館。東山館山公園として整備されています。電車内からでも、城跡の雰囲気が伝わってきます。

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岩ノ下駅は小さな無人駅です。そこから、まずはまっすぐ歩き、橋を渡ります。写真奥が駅。その裏山も、鳥畑城跡という城跡です。こちらも、千葉氏関係の城だとか。この地域の城は、ほぼ千葉氏関係の城とされていますね。

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砂鉄川にかかる橋を渡ったら、左へ曲がって田んぼの間を抜ける舗装された道路を歩いていきます。正面に城跡が見えるので、わかりやすいです。

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駅から徒歩で15〜20分、訪れやすいのです。で、ここが入口。車道を登っていきます。

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ちょっと登れば、曲輪が見えてきます。ここが4曲輪ですかね。パークゴルフ場になっているのですが、それにしてはなかなか良い感じの整備です。藪は全然なく、まぁ見学しやすいこと。

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2曲輪の西側へと道は続いていきます。この右側には

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美しい堀が!2・3曲輪の間の堀です。なんとキレイに整備されているのでしょう。

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なかなかの堀です。堀切というか横堀というか。奥は2曲輪一段下の曲輪に接続しています。ともあれ、これいいでしょ。

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こちらが3曲輪。この奥に、もう1つ堀と土橋があったそうですが、見逃してしまいました。写真の奥にすこし写ってますが。何をやっているのやら…。

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また道に戻り、振り返って。

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主郭を目指しましょう。1・2間の堀です。道になってしまってますが、なかなかの規模です。

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どうですか、これ。ここは、なかなか良い城です。すごく見学がしやすい。

続きます。

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