【今中哲二さんのプロフィール】
1950年生まれ、広島市出身。専門は原子力工学。
大学院時代より原子力政策に疑問をもちはじめ、研究者として原子力を進めるためではなく、一貫して「原子力をやめることに役に立つ研究」に従事。そのかたわら、愛媛県・伊方原発1号機の原子炉設置許可取り消しを求めて周辺住民が起こした伊方原発訴訟などを支援。
福島第一原発事故の発生後は、直ちに調査チームを作り、文科省よりも早く汚染線量の測定のために飯館村に入る。
著作は『原発の安全上欠陥』(共著、第三書館)、『知れば納得脱原発』(共著、七ツ森書館)、『「チェルノブイリ」を見つめなおす 20年後のメッセージ』(共著、原子力資料情報室)など。
大飯原発3、4号機の再稼働を阻止しよう!
◆ この講演会の開催予定日のちょうど前日、5月5日は、もし再稼働がなければ、日本のすべての原発が止まる日になります。現在、稼動している原発は54基中1基だけですが、その最後の1基である北海道電力・泊原発3号機も、この日に定期検査に入るのです。
◆ しかし政府は、「全機停止」の事態を何としても避けようと、関西電力・大飯原発3、4号機の早期稼働に躍起になっています。これを突破口にして、次から次へと全国で再稼働をやってしまおうというのです。
◆ そうなったら完全に「元の木阿弥」です。福島第一原発の大事故などまるでなかったかのように、政府や電力会社がこれまでどおりの原発推進体制に舞い戻ることを、私たちは絶対に許すことはできません。
◆ 大飯原発の再稼働を阻止するために、全力で立ち上がろう。
すべての原発を廃止に!
核武装化を阻止しよう!
◆ 政府が恐れているのは「電力不足」ではありません。それはたちの悪いキャンペーンです。恐れているのは、「原発なしでも十分にやっていける」ことがバレたら、「では何のための原発だったのか」が改めて問われることになり、もはや「原発をやめろ」という声と闘いの拡大を抑え込むことができなくなることです。
◆ 大事故を経た今もなお、野田政府が原発に固執するのは、すべて核武装のためです。核兵器開発のために蓄積してきた材料と技術、そして「原子力の平和利用」という隠れ蓑を手放したくないからです。核武装のための原子力政策の延命の試みを、何としても打ち砕いていかねばなりません。
今こそ立ち上がるとき
◆ この4〜5月がまさに正念場です。原発の再稼働を何としても阻止しよう。原発の新・増設を阻止しよう。すべての原発を廃止させよう。
◆ 核燃料サイクル計画の完成を阻止し、核燃料サイクル基地を解体しよう。六ヶ所再処理工場の2012年完成を許さず、試験運転―本格操業を阻止しよう。高速増殖炉「もんじゅ」の廃止をかちとろう。
◆ 全学連とともに、闘いに立ち上がろう。