ジョイマンの高木の日記

詩集『ななな』が発売中。1000円。 自分の分身の様な、子供の様な、小さな詩集です。皆様どうぞよろしくお願いします。

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うしろ

君は無意識に終わりを求める。始まりと同時に、いつか終わりが来るものだと思っている。一日が終わる、一週間が終わる、一ヶ月が、一年が、一生が終わる。しかし誰も終わりへの正しい道筋を知らない、誰も案内できない。それぞれが別の細道を歩いているのか、皆が右往左往しながら一本の広い道を歩いているだけなのかすら分からない。しっかり後ろを振り返るべきなんだ。君の始まりの、その後ろを。



しめる

梅雨、蒸す、雨季。去年君に言ったはずだ、もう顔も見たくないと。もうまとわりつかれるのは御免だと。今年は七夕が犠牲になり、湿った。来年君は何を湿らせる?これは夏への助走なのだ、これが無くては輝く夏は来ないのだと言い張るのなら、もう夏なんて来なくたっていいさ。



ごめん

写真だけしか送れていなかったようで、ごめん。可愛い写真だけでしたね。文も同封したのですけど、文だけどこかに消えてしまったようで、不思議な事です。とにかく写真に写っている頂いたロディのキッズミュージックバンドという音の鳴るおもちゃが、メロディ、ベース、ドラム、パーカッションと全て分けて鳴らせたり、好きな組み合わせで鳴らせたり、優れもので。そのクオリティを高く評価し気に入ってくれたのか、南奈ちゃんも身体を揺らしながら平手でおもちゃをばんばん殴り、最終的にはおもちゃの上にダイブしました。梅雨明けは近いよ。



そんな

足りない言葉は現れ消えて、手を握ろうにも遠すぎて、くるりくるり、険しい静寂に迷い込む。朝陽は昇っているけれどやはり光は拒まれて本当の迎えはやって来ない。湿気た群青の生命達が当たり前の様な顔をして居座っている。また次の昨日が始まる。そう、あの頃はそんな毎日だった。




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