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◇懐かしさ横溢 伝統の40年選手
◎アイス/ホットの別
アイス
◎試飲環境
霧雨そぼ降る6月初旬未明、自室内
◎インプレッション
もはや説明不要の、1969年発売のオリジナル。
エヴァンゲリヲンのデザイン缶しか売っていなくて残念であった。
伝統の製品を味わうのに、変な企画缶など邪魔なだけである。
乳固形分合計4.4%は、乳飲料缶コーヒーの中でも屈指の濃さを誇る。
飲んだ印象ではやはりどうしてもコーヒー分が薄いが、
この製品に限ってはそんな部分にツッコむ事に意味は無い。
いつ飲んでも「懐かしい」と思えるのは、それだけ長い年月、味を変えずに提供されてきた証拠である。
砂糖の他に乳糖まで使用しているものの、実は生乳は使用しておらず、
脱脂粉乳と全粉乳のみでミルク感を出しているあたりは、当時の風潮を偲ばせる。
潔く無香料仕立てとなっており、コーヒー感よりもミルク感を最優先した作り。
コーヒー牛乳を意識しただけあって、徹底的なミルク感と甘さを身上としており、
もはや不可侵の聖域とも言えるほどのポジションに位置する「生ける伝説」である。
現在この方向性を堅持しているのは「ダイドーMコーヒー」と当製品だけである。
◎総評
公正取引委員会による現行の「飲用乳の表示に関する公正競争規約」の施行は1968年であり、
乳飲料たるUCC缶コーヒーの発売はそのすぐ翌年だったことになる。
いきなり「公正マーク」を掲げてのスタートとなったこのUCCオリジナルは、
当時既製コーヒーの定番であった「コーヒー牛乳」を缶入り化したものであった。
ポッカコーヒーやダイドーブレンドコーヒーが本格志向でデビューしてゆく中で、
味をほとんど変えずに、ついに40年目を迎えた事は本当に素晴らしい。
高カロリーだし、本格コーヒーでもないが、ミルキーなロング缶としての存在感は唯一無二。
十数年前に一度、内圧アルミ缶化したことがあり、デザインの色も若干変化したが、
その後再びスチール缶に復帰し、色調も元に戻った。
あの時、元通りになった缶を見てホッとした気持ち、それは、
UCCオリジナルだけは昔のまま変わらないでほしいという手前勝手な憧憬であった。
今はこれより旨い缶コーヒーなどいくらでもあるが、それでも当製品の価値は色褪せない。
◎評価
☆☆☆☆☆☆☆☆★★ (8点)
(文責:紫布)
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さすがにオリジナルは・・・なつかしすぎる。
今も売っているんですね、それに驚きです!
2009/6/2(火) 午後 11:46
>ふじあつ さん
UCCオリジナルは、一時期ほとんど自販機に並ばなくなったんですけど、
モデル自体はずーっと継続していたんです。
最近この味が見直されてきています。
カフェオレの甘いヤツが飲みたい時、変なカフェオレを飲むよりも、
案外UCCオリジナル飲めばカフェオレ欲も満たされそうです。
とにかく甘くてミルキー!! (^_^)/
2009/6/3(水) 午前 0:15