|
. 関東は梅雨入りし、昨日・今日はジトジトと雨が降っている。 近所の善福寺川はかなり増水しているが、突然の土砂降りのような降り方ではないから大丈夫。 (この川は過去に何度も氾濫し、杉並の街を水浸しにしていることで有名) まだ気温はさほど上がってはこないが、さすがに湿度は高く、 ちょっと早足で歩いた後に立ち止まるとムゥ〜ンと厚さを感じる。 当・日本缶コーヒー評価機構事務局も除湿を作動させて、快適な状態で試飲が出来るよう努めている。 しかしである。 蒸し暑さもいよいよ本格化しようかというこの時期に至って、 当事務局から徒歩わずか20秒の場所に、こんな自販機がある。 (※ 6月16日21:19撮影) 梅雨に濡れそぼったポッカの自販機 なんと、半分がホットである。 コーヒーに至っては全品がホットだ。 オフィス内に設置される自販機などの場合、従業員の意見などを取り入れて品種や加温などを決めるが、 この自販機はごく普通に屋外に設置された自販機である。 しかも天下の幹線道路、環状八号線だ。 コーヒーや緑茶は、夏でもホットを飲みたい人はいるだろうから、まァ理解できる。 しかし、誰がどう見ても真冬の飲み物としか思えない「ぽっかぽかレモン」までが鎮座ましましている。 いくらポッカがもともと合成レモン果汁製造業に端を発しているとはいえ、驚きである。 たとえば筆者の母親は完璧な緑茶党であり、真夏でも熱い緑茶を飲む。 しかし筆者は、熱い飲み物ではノドの渇きを絶対に癒すことが出来ない。 真冬、相当に寒い場所で過ごさざるを得ない場合はホット飲料で体を温めるが、 それとは全く別に「ノドの渇きを癒す飲み物」を飲まねばならない。 ホット缶コーヒーで体を温めたら、今度は冷たい烏龍茶を飲んでノドの渇きを癒す。 胃の中がタップンタップンになってしまうこともある。 そもそも筆者は、九州生まれのクセに寒さに滅法強いタチであり、 自宅部屋に暖房を使用するのはひと冬にせいぜい20〜25日間、コタツは当然使用しない。 真冬であっても部屋で飲むのは冷たいペット烏龍茶・緑茶で、 例外的に飲む梅こぶ茶や熱いプーアル茶(自家抽出)は、あくまで季節感を楽しむもの。 前置きが長くなってしまった。 筆者にとって、冬の熱いお茶は「どうしても寒さに耐えられない場合に飲む物」である。 お茶の熱はあくまで、体を温めることのみのために存在する。 しかし、缶コーヒーの場合はホットの意義が全く異なる。 ホットで飲みたい缶コーヒー、というものがいくつか存在するからだ。 まず、ブラック缶コーヒー。 コカ・コーラ「エンブレム」以来、缶入りブラックコーヒーの味・香りは飛躍的に向上した。 さすがにレギュラー同然とまではいかないものの、かなり本格的な味わいを楽しめるようになってきた。 本来、ブラックコーヒーはアイスで飲むものではないと認識している。 ブラックは香りが命であるが、香りは冷やすと大幅に減退してしまう。 「寒いからホット」なのではなく、ホットのほうがブラックを本質的に楽しめるからである。 また、甘い缶コーヒーはホットにすると必要以上に甘さが際立ってしまうことがあるが、 無糖のブラック缶コーヒーはその心配もない。 品質の良いブラックであればあるほど、ホットにした時に旨さを発揮するし、 逆にデキの悪いブラックは、加温することで馬脚を現す。 デキの良さ・悪さが歴然とするホットでの試飲は、評論家的視点でみても重要である。 よほど暑い時やノドが渇いた時でない限り、ブラックはホットで飲みたいものだ。 次に、強ミルク系缶コーヒー。 ミルクはもともと、コーヒーの味をまろやかにして飲みやすくする役割を持っているが、 このミルクのまろやかさは、温めることによって真価を発揮する。 上で「ホットにすると甘さが際立ってしまう」と述べたが、 もともと甘いミルクコーヒーにおいては一向に構わない。 さすがに真夏に熱いミルクコーヒーを飲みたいとは思わないが、 冬の冷え切った体には、熱く甘いミルクコーヒーを流し込むとホッとするものである。 ともあれ、せっかくこうして近所にホット販売を続ける自販機が存在するものの、 当ブログでの試飲・批評は次の晩秋まではアイスのみとなろう。 同一製品をホットとアイスの両方で批評する試みもやってみたいものだが、 それは晩秋以降までに試飲方法や評価方法を練っておくとしよう。 筆者は個人的に、冬に熱い飲み物で体を温めるのが苦手である。 なぜなら、かなりの猫舌であるからだ。 缶一本で体を温められるほどの熱い飲み物をグイグイと飲めないので、 ある程度冷ましてから飲むことになるが、それだと体が温まらない。 とんだジレンマである。 .
|
全体表示
[ リスト ]




なぜ今頃ホット? ホント?
2009/6/17(水) 午後 5:26
>ふじあつ さん
夏場でも冷房がキンキンに効いたオフィスなんかでは、
女性社員を中心にホット飲料が売れる傾向にあるようですが、
この自販機は完全に表通りに設置されたフツーの自販機です。
7月、8月が楽しみになってきましたョ(^〜^)
2009/6/17(水) 午後 8:49