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◇香ばしい、というか、焦げ臭い
◎アイス/ホットの別
アイス(アイス専用品)
◎試飲環境
2月中旬午後、職場での休憩中
◎インプレッション
400gの大容量ボトル缶ブラックだ。
「目覚めのブラック / 極め焼き焙煎」と銘打たれたこの製品には、以下のような能書きが。
コーヒー豆を極限まで深く焼きあげる焙煎“極め焼き”を中心とした
ブレンドで実現した力強いコク、キレのよい後味のブラックコーヒー。
原材料名 : コーヒー、香料、乳化剤
開缶時の香りはワイルドで香ばしいが、飲んでみると……
香ばしいというよりは、うっかり炒り過ぎて焦がしてしまったような香りだ。
焦げ臭い香りにコーヒーの苦味が加わると、それはコーヒーの苦味ではなく炭の苦味のように感じる。
豆のコクはあまり感じないが、強めの酸味がそれをカバーしている。
しかし、いくら150円とはいえ、400gではやはりコーヒーそのものが薄い。
強く焙煎して焦げ臭く、酸味が強いのに豆使用量が少ない感じなのだから、
かなりバランスの悪い仕上がりとなっている。
◎総評
ブラック好きがブラック缶コーヒーに求めるのは、こんなバランスではないと思う。
量は少なくてもいいから、もっとコーヒーとしてのベーシックな旨みを求めるのではないか。
焦げ臭さを感じるほど強く焙煎して、さらに香料をも添加しているというのに、
全体印象としては「酸味が強いのに水っぽい」が正直な感想だ。
ブラックの中で圧倒的な売上を誇るJT「ルーツ アロマブラック」に追随したいのだろうか。
(筆者はアロマブラックの強くワザとらしい香りに嫌悪感を覚えている)
今回の試飲であらためてハッキリしてきた。
280g以上のボトル缶ブラックは、各社ともそのほとんどが質実感に乏しい製品ばかりだ。
何度も繰り返すようで申し訳ないが、やはりブラックの理想は「170〜190g、無香料」である。
この手の大容量ブラックは恐らく、今後どのような製品が出てきても劇的な向上は期待できまい。
◎評価
☆☆☆☆☆☆★★★★ (6点)
(文責:紫布)
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