独断法人・日本缶コーヒー評価機構

ペットボトル全盛時代に待ったをかける、素晴らしき缶珈琲の世界…なんつって。ブヒャヒャ

スターバックス(サントリー)

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◇缶コーヒーには最適価格帯と役割があるはず

◎ホット/アイスの別
アイス(ややぬるい)


◎試飲環境
涼しく快適な自室内


◎インプレッション
噂の178円高級缶コーヒーの、ハードな味わいのエスプレッソである。
原材料名の筆頭に「牛乳」がきているが、実際にはミルク感をあまり感じない。
そのぐらいにコーヒーの香り・苦味を効かせた作りになっている。
少なくとも、過去に飲んだ缶コーヒーの中では最もタイトな味わいで本格的である。
しかしこのぐらいの出来だと、アイスで飲むとかえって輪郭がぼやけてしまう感じだ。
また、味わいは強いが濃厚感はさほどではない。
香りの個性は、街のスターバックスで飲むコーヒーそのもの。
甘さはよく抑えられているほうだが、この製品の性格ならもっと抑えてもよかった。


◎総評
178円という高額ながら内容量はわずか140gであり、割高感は拭えない。
普通のショート缶(190gで120円)が、100gあたり63円
本製品が100gあたり127円だから、単価としては普通の製品の2倍である。
で、飲んでみて2倍の価値を感じたかといえば、答えは「No」である。
缶コーヒーとは、缶コーヒーに適したシチュエーションで飲むから価値があるものであり、
いたずらにプレミアをつけてみてもかえって白けるのである。
「多少美味しいとはいえ、178円も払って少ないコーヒーを飲むなら、街のスタバに行ったほうがいい」
と思わせている時点で負けなのである。
加えて、140gという量は一回の飲料摂取量として少なすぎる。
高い買い物なのだから、一本でビシッと満足させてくれねば意味が無い。
140gといえば、ヤクルト2本チョイの量である(ヤクルト2本=130ml)。

数年前、いきなり210円のチルドコーヒーをコンビニ販売して大ヒットしたスターバックスが、
二匹目のドジョウを狙って投下した製品、としか感じられない。
「缶コーヒーの新機軸」のつもりが、逆に「缶コーヒーの楽しみからの逸脱」になってしまった印象である。


◎評価
☆☆☆☆☆☆★★★★(6.5点)
※純粋な味評価では9点つけたいが、あまりにもグラム単価が高すぎて商魂を感じるので減点。


(文責:紫布)

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