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◇全体に薄くコーヒー感弱い
◎アイス/ホットの別
ホット
◎試飲環境
2月下旬深夜、コンビニ駐車場に停めた車の中で
◎インプレッション
筆者は原則として「初めて飲む缶コーヒーはアイスで試す」というスタンスをとっているが、
今回は例外的にホットでの試飲となってしまった。
以下にその状況を示す。
2月26日0時過ぎに起床した筆者は、そのまま全く睡眠せずに、朝8時半に東京八重洲へ移動、
レンタカーを借りて、千葉県市川市の友人を拾って、富士山方面を一日ドライブした。
ドライブ途中にはのんびり温泉に浸かったりしたため、19時半頃には眠気の限界が到来し、
車を停めて30分ほど仮眠し、なんとかして深夜0時頃に友人を市川の家まで送った。
つまり、この時点で「24時間の間に車を13時間以上運転し、30分しか眠っていない」という過酷な状況。
そこで、自宅まで運転して帰る前に、コンビニ駐車場で仮眠することにした。
深夜0:20頃寝て、気づいたら3:10。 車内はかなり寒くなっており、体が冷え切ってしまった。
眠気は収まったのでそろそろ荻窪へ向かおうと思ったが、その前にこの冷え切ったを何とかせねば……
で、コンビニを出る前にホット飲料を買うことにしたが、体が温まりそうなミルク系製品を物色してみたら、
どうもこの製品以外にピンと来るものが無かった。
こうして、初試飲ながらホットで飲むこととなったのである。
今まで手に取ったことがなかったのは、人工甘味料添加のため食指が伸びなかったからである。
イタリアの風薫る、エスプレッソ+ミルク20%
深煎り豆をエスプレッソ抽出。
ミルクを贅沢に20%注ぎ、
イタリアの甘い香りの
漂うカフェラテです。
原材料名 : 牛乳、コーヒー、砂糖、香料、カゼインNa、乳化剤、甘味料(アセスルファムK)
100g当たり29kcal
飲んでみると、牛乳20%という割にはミルク感が強くないが、この理由は明白だ。
即ち、乳成分がこの「牛乳20%」のみだからである。
想像してみて頂きたい。
家でコーヒーに牛乳を20%ぶんだけ加えて、「ミルクたっぷり濃厚」と思えるかどうか?
そもそもカフェオレやカフェラテの定義は「コーヒーと同量の牛乳を加える」、つまり牛乳50%であり、
牛乳20%の当製品が「ミルクを贅沢に20%注ぎ……」などとミルク感を強調するのはおかしな話である。
それならばいっそ、粉乳類も加えてミルク感向上に努めるべきである。
さて、それ以上に気になるのは、コーヒーそのものの稀薄感である。
深煎り豆の香ばしさは感じられるものの、コクも旨味も大変薄い。
これで牛乳タップリならまだ飲める味だろうが、そのミルク感も弱い。
従って、全体印象としては「やや香ばしいだけの出来損ないカフェラテ」である。
突出した部分が何一つ存在しない。
また、人工甘味料使用の味覚上の影響も、わずかながら感じ取れた。
◎総評
自慢げに表記された「ミルク20%」が、実は大したことがないということがよくわかる製品。
乳製品とエスプレッソのコラボレーションであるはずのカフェラテだが、あまりにも飲みごたえが弱い。
一応、後日アイスでも試飲しレポートする予定だが、少なくとも今回のホットに関しては、
冷え切った体を芯から温めてくれるようなミルク感は得られなかった。
なお余談であるが、微糖でもない当製品になぜアセスルファムカリウムが添加されているのか?
その理由は、成分構成とカロリー値にあると推測できる。
生乳を通常製品より多めの20%加えるということは、乳脂肪・乳タンパクによってカロリーが増えるが、
それで一定の甘さを維持しようとすると、カロリー値が30を超えてしまうのだ。
以前にも述べたとおり、29kcalと30kcalの間には、消費者心理的に大きな隔たりがあるようで、
「30kcalの大台に乗せてしまうと一部層から敬遠される」という、
製品開発上の定説があってもおかしくない。
あくまで推測だが、この製品にアセスルファムカリウムを少量使用しているのはおそらく、
人工甘味料の使用によって製品カロリーを29kcal/100g以下に抑え込むためであろう。
◎評価
☆☆☆☆☆★★★★★ (5点)
(文責:紫布)
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コカ・コーラ
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こういう状況の時には飲み慣れた評価の高い、美味しいのを飲めばいいのに・・・と思ってしまうのですが、やはりブログ魂が出るんでしょうね(^_^;)
2011/2/27(日) 午後 5:16
はじめまして。
キリン・ファイアブラックの原材料に「シリコーン」とあり、
「なんじゃこりゃ!!」と検索してこちらに伺いました。
とっても興味深いブログですね。
今後は定期的に訪問させていただきます。
当方も原材料:コーヒー・牛乳 以上 みたいな缶コーヒーが
理想なんですが、なかなか出会えず。
UCCのCLEARもなかなか売っておらず、悶々としています。
なかなか市民権を得ない分野なんですかね。
2011/2/27(日) 午後 8:59 [ mar*opa*t*ni199**in ]
>ふじあつ さん
そうなんですよ〜 缶コ批評家の哀しい性(さが)なんです。
「どうせ飲むならブログネタになるものを」という一種の自己犠牲精神(笑)
2011/2/28(月) 午前 9:42
>mar*opa*t*ni199**in さん
ご来訪&コメントありがとうございますm(_ _)m
私も「無糖ミルク」というジャンルの成長を期待しているんですが、
どの製品も長続きしないのが非常に残念です。
ブラック派・甘い派の両方から敬遠されているようで……(;;-_-)
当ブログは主に、高踏的文体で人工甘味料をケチョンケチョンにこき下ろしています(笑)
シンプルな原材料構成で最良の結果を出している製品を高評価します。
また、最新製品レビューの性格はありません。
(最悪の場合、販売終了品を平気でレビューしたりしますw)
それでもよろしければ、是非またご来訪・コメントお願いします(^^)/
2011/2/28(月) 午前 9:50