独断法人・日本缶コーヒー評価機構

ペットボトル全盛時代に待ったをかける、素晴らしき缶珈琲の世界…なんつって。ブヒャヒャ

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通勤沿線と缶コーヒー

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当機構事務局が東京都杉並区荻窪から神奈川県川崎市多摩区に移転して2ヶ月が過ぎた。
筆者の通勤路線も「JR中央線〜東京メトロ東西線」から「京王〜都営地下鉄大江戸線」に変わった。
 
筆者の通勤缶コーヒースタイルは基本的に、気に入った製品をケース買いするようなものではなく、
通勤経路上で自販機などを見て、その都度物色するという形をとっている。
以前も書いたが、お気に入り製品を買うために道を迂回するほどの時間的余裕をもって家を出たりしていない。
たいていは道端の自販機で買わず、駅に到着し、電車乗り遅れの心配が解消されてから、
ゆっくり製品を物色することになる。
つまり、毎日固定された通勤経路(原則として駅構内)に設置された自販機とその品揃えに、
筆者の缶コーヒー生活は大きく左右されることになるのだ。
 
 
さて、駅構内の自販機カラーは概ね電鉄各社によって異なる。
缶コーヒーのみで主な製品を挙げてみると、事務局移転前の筆者の通勤系路上には、
 
◎JR荻窪駅……首都圏JR駅らしく、数台の自販機に多数のメーカーが入り乱れている
ジョージアエメラルドマウンテンブレンド
アサヒワンダモーニングショット
ポッカアロマックスゴールド
JTルーツアロマブラック
JTルーツデミタス
アサヒワンダ朝のカフェ・オレ(JR東日本限定商品)
 
◎JR・東京メトロ 中野駅(相互直通運転ホーム)……特徴らしい特徴がなく、缶コーヒーの品揃えは淋しい
ジョージアエメラルドマウンテンブレンド
アサヒワンダモーニングショット
 
◎東京メトロ東西線 神楽坂駅……ペットコーヒーも含めてジョージア系ばかり
ジョージアエメラルドマウンテンブレンド
ジョージアヨーロピアンコクの微糖
 
 
そして、現在の経路上で見てみると、
 
◎京王相模原線 京王稲田堤駅……自販機は改札外のみ存在。伊藤園が強い
アサヒワンダモーニングショット
伊藤園タリーズバリスタズデミタス
伊藤園タリーズバリスタズブレンド
伊藤園タリーズバリスタズカフェラテ
 
◎東京都営地下鉄大江戸線 新宿西口駅・牛込神楽坂駅
缶入り飲料自体がほぼ皆無。アサヒやヤクルトの紙パック飲料、ペットボトルが主体
 
 
こうしてみるとわかるように、事務所移転以来、通勤時に買って飲める缶コーヒーの種類は大きく変わった。
いや、変わったというより減少したと表現すべきか。
例えば牛込神楽坂駅ホームでは、缶入りのコーヒーが全く入手できないため、
仕事帰りに缶コーヒーを飲んだことがまだ一度もない。
(ペットコーヒーは飲まない主義)
現在の通勤缶コーヒーは、行きの伊藤園かモーニングショットが定番になっている。
伊藤園タリーズの特有のクセは結構好きなので、移転前とまた違った楽しみとなってはいるのだが。
 
 
また、上記リストをザッと見てわかるように、缶コーヒー大手であるサントリーとキリン、ダイドーが無い。
無論、駅までの道には両社や他社の缶コーヒーを入手できる自販機、そしてコンビニもある。
今後は「駅構内のみで購入」という陋習(ろうしゅう)を捨て、日々多彩な缶コーヒーを楽しみたいものだ。
 
 
なお、家から京王稲田堤駅までの経路には、非常に珍しいヤマザキの缶コーヒーを買える自販機がある。
さっそく今夜あたり試してみるか?
 
 
(文責:紫布)
 
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イメージ 1
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◇甘み強いがミルキー じつに香り豊か
 
 
◎アイス/ホットの別
アイス
 
 
◎試飲環境
2月中旬朝、快適な自室内にて(外は雪景色)
 
 
 
◎インプレッション
じつに、じつに久々のレビューとなる。 何せ、2月15日にして今年初めてだ。
今後ボチボチとレビューをアップしてゆく予定。
さて、その久方ぶりのレビュー商品として白羽の矢を立てたのは、
ここ3〜4ヶ月で最も多数の新製品を出していると思われるサントリーボスから。
同ブランドとしては珍しく、豆品種にこだわった製品である。
青い空と緑豊かな山々、高原の風景が印象的なパッケージデザイン。
 
第35回ユネスコ
世界遺産委員会認定
 
コロンビア
世界遺産登録地豆 51%使用
 
コロンビアの伝統的
コーヒー栽培地域で育まれた
良質な豆を中心にブレンド
しました。豊かなコクと
気品ある香りを持つ、
すっきりとした後味の
缶コーヒーです。
 
原材料名 : 牛乳、砂糖、コーヒー(コロンビア世界遺産登録地豆51%)、クリーム、
        全粉乳、デキストリン、カゼインNa、乳化剤
カロリー表示なし
 
久々に「試飲」というスタンスで缶コーヒーを構えて味わった第一印象は「かなり甘い」である。
そもそもサントリーボスは甘みの強さをブランドカラーとして公言しているからこれでよいのだが、
それにしてもかなりの甘みだ。
また、ミルク感はそこそこだがコーヒーそのものは少々薄く感じる。
しかしそこはさすがボス、無香料なのに実に豊かでクセの無い香りが口いっぱいに広がる。
焙煎は中炒り〜やや浅炒り寄りの雰囲気がある。
後味は甘さが勝っていて少ししつこい印象だが、コーヒー感・酸味の持続性もある。クドさは感じられない。
ホットで飲んだらまたかなり違う印象となりそうだ。
 
 
 
◎総評
この香りの良さ・強さは本格感があるが、コーヒーとしての濃厚感は低く、
とにかく「いかにも〜」といった感じの甘い缶コーヒーなので、菓子パンとの組み合わせをオススメしたい。
やや疲れた時の一本としても向いているだろう。
「もう少し甘さを抑えたら……」とも思うのだが、甘さを抑えたら香りやミルクのバランスまで崩れてしまうだろう。
これはこの甘さのままで良いのかもしれない。
 
 
 
◎評価
☆☆☆☆☆☆☆★★★ (7点)
 
 
(文責:紫布)
 
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事務所移転

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魅力的な新商品が続々登場しているが、なかなか試飲が進まない。
独断法人日本缶コーヒー評価機構本部事務所の移転でテンテコ舞いの現況である。

組織の肥大化により荻窪の事務所が手狭になってきたという事情(嘘。単なる引っ越し)や、
より良い試飲環境を求めて多数の地域を候補として検討した(嘘。試飲は関係ない)結果、
神奈川県川崎市多摩区に移転することとなった。

多摩丘陵に位置する新事務所は、自然環境に恵まれており閑静だ。
新事務所は広さも充分であり、缶コーヒー試飲・批評に特化した構造を有する(嘘)。

登記上の正式な移転(嘘。住民票移すだけ)は12月11日を予定している。
撮影環境も早期に整備し、一刻も早くレビュー再開といきたいところだ。
しかし11日当日夜からは九州へ出張試飲(嘘。単なる旅行)を予定しており、
レビュー執筆はさらに先の話となりそうである。
 
 
(文責:紫布)
 
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イメージ 1
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◇甘味料が気にならない稀有なネスレ
 

◎アイス/ホットの別
ホット
 

◎試飲環境
10月下旬午後、小雨降る京王線芦花公園駅にて
 
 
 
◎インプレッション
近々、当機構は杉並区荻窪から他地区への移転を予定している。
新事務所たる物件(単なるアパート)の下見のために不動産屋に向かう途中、
芦花公園駅でふと缶コーヒーを飲みたくなった。
アイスが飲みたかったが、片方の自販機はアイスが280ペットのエメマだけで、あとは全てホット。
同じエメラルドマウンテンでも、ペットボトルで飲んでは缶コーヒー批評家の名折れ。
もう片方の自販機を見てみると、ネスレの新しいカフェラテが出ている。
が、これもホットだ……

単にこの時アイスが飲みたかったというだけでなく、
「初めて飲む製品は原則としてアイスで」
という基本方針を打ち出している筆者としては手が出しにくいところだ。
しかし、レビューのネタ拾いをしたいという欲求もあり、ここはホットで試飲することにした。
ネスレは人工甘味料使用率が非常に高く、微糖製品でなくとも使用していることが多い。
自販機なので、購入して手に取ってみるまでは原材料が確認できないが、
長年の経験と勘、そしてネスレに対する既存イメージから、人工甘味料使用を確信していた。
買ってみると…… やはり(-_-)
 
コーヒー豆使用量2.5〜5.0g/100gの「コーヒー飲料」に分類される当製品。
非常に多彩な乳成分が使われており、ミルク感の演出と同時にマスキングにも留意しているようだ。
しかし、2011年9月23日レビューの「エクセラ 北海道の牧場カフェラテ」がひどい出来だったので、
ネスカフェのオレ/ラテ系にはほとんど期待できないところだが、さて実際のところは?
 
原材料名 : 牛乳、砂糖、コーヒー、全粉乳、調整乳製品、脱脂粉乳、クリーム、デキストリン、
        乳等を主要原料とする食品、乳化剤、香料、カゼインNa、甘味料(アセスルファムK)
100g当たり34kcal
 
ミルク感たっぷりの仕上がりだ。
コーヒー自体はさほど個性を感じないが、そこそこにラテらしく香ばしい。
アセスルファムカリウムのエグ味は見事に覆い隠されており、全く嫌味を感じない。
もっとも当製品は微糖ではなく、34kcal/100gと比較的高カロリーであり、
人工甘味料の添加量そのものが大して多くないのかもしれない。
クリームのコクは感じるが、しつこくないのも利点。
ミルクたっぷりの缶コーヒーを屋外でホットで飲るのに相応しい季節になりつつあるが、
当製品はそうしたシチュエーションに充分に対応しうる出来である。
まったりと温まれるカフェラテだ(・∀・)マターリ
甘味料臭は、後味に至るまでほぼ無視できるレベルであった。
 
 
 
◎総評
かつてネスカフェエクセラには「キリマンジャロブレンド」という大傑作が存在しており、
あれと比較してしまうとどうしても見劣りするのは仕方ないところだが
少なくとも、ここ3年ほどの間のネスカフェ缶コーヒーの中では最も飲みやすくまとまった一本である。
完成度の高さとか、そういったレベルの話ではないのだが、稀薄さを感じさせないのは良いことだ。
べつにこれで今後のネスレへの期待感など高まらないが、試飲前の予想よりはずっと良い出来であった。
今後アイスで試飲する機会が訪れるかどうかはわからないが、
少なくとも、アイスを発見した時に手に取るのを躊躇することは無さそうである。
 
 
 
◎評価
☆☆☆☆☆☆☆★★★ (7点)
 
 
(文責:紫布)
 
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缶コーヒーを飲むという行為における一連の所作を分析すると、

1. 開栓する
2. (缶コーヒーマニアは)飲む前に香り(匂い)をチェックする
3. 軽くひと口含み、口の中で味わう
4. ゴクリと飲み込んで、鼻腔に香りを抜いて余韻を味わう
5. ひと口目よりも多目に、数回に分けてゴクリゴクリと飲む
6. 最後まで飲み干して、口や鼻に残った余韻を楽しむ

7. スカした仕草で空き缶を捨て、クネクネと立ち去る(任意)


さて、飲み込んだ後の余韻を口腔・鼻腔で味わうという意味で「後味」と呼べそうなものが、
46で発生していることがわかる。
しかも3〜4が缶コーヒーを飲み干すまで数回繰り返されるワケであるから、
ゴクリと飲み込むたびに「後味」は発生する。

筆者は、一本飲み干したのちの余韻たる「後味」(要するに6)を、評価上ことさら重視している。

46の「後味」は、似て非なるものだ。
筆者の重視する6は、個人的に「飲後感」という造語を用いており、 当ブログでも度々使っている。
飲後感とは、缶コーヒー飲用の完了の大事な要素であり、
1〜6の一連の所作を物語と捉えるならば、飲後感をとことん味わい尽くしてこそ物語が完成する。
飲後感の軽視は、映画のエンディングクレジットも見ずにサッサと席を立って出口に向かうのにも等しい、
余韻を楽しむ精神の欠如と言わざるを得ない所業であろう。
7までやらないと気が済まないという人は、それはそれで問題アリだが)

さてこの飲後感であるが、評価基準は大きく分けて二つ。
一つは「持続性」、もう一つは「引き」であり、両者は基本的に相反する。
甘さ控えめで香りや味の抜群な製品であれば、後味が長時間持続することは大変好ましいが、
甘みの強い製品であれば、むしろ後味はサッと短時間で引いてくれたほうが良い。
当ブログでは後者を「後味の引きが良い」「後味のキレが良い」などと表現している。

製品カラーを充分に考慮しつつ、後味を持続性引きかで評価し分ける。
これもまた、缶コーヒー批評の楽しみのひとつてあろう。


(文責:紫布)

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