独断法人・日本缶コーヒー評価機構

ペットボトル全盛時代に待ったをかける、素晴らしき缶珈琲の世界…なんつって。ブヒャヒャ

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普段こうしてエラそうに缶コーヒー批評なんぞを垂れ流している筆者であるが、
実は新製品の発売情報を収集する習慣が全く無い。

新製品の発売を知るのは基本的に、以下の3つのケースである。

○ 店で偶然発見

○ 自販機で偶然発見

○ 通勤電車の車内広告で知る
 

別に、情報を得る手段が無いワケではない。
テレビこそほとんど見ないが、デスクトップ2台・ノート1台のパソコンを所有し、
うち1台は(サーバーでもないのに)24時間常時起動・オンラインである。
しかし、ブラウザには缶コーヒーのメーカーサイトなど一つもブックマークしていない。
これは、普段とにかくやるコトが多く忙しくて、サイトを巡回している余裕が無いからである。
ブログ以外では、定期的に巡回しているサイトはわずか6〜7つしかない。
こんな状態だからこそ逆に、街でバッタリと新製品に邂逅した時の感覚は新鮮だ。


しかし、事前情報無しなので、商品を手に取って確かめられない自販機には不安がつきまとう。
 

こんな商品を自販機で発見した。


イメージ 1


香り豊かな秀作を続々輩出してきた、ポッカアロマックスブランド。
しかも、乳飲料カテゴリである上に「砂糖不使用」の表記。

「え? ひょっとして、アロマックス初の無糖ラテ!?(゚∀゚ )」などと一瞬心が躍る。

しかし…… 「ふんわりあまい」という併記が気にかかる。
砂糖不使用でほのかに甘いということは、少量の人工甘味料が入ってるのか?
それとも、牛乳由来の乳糖の甘さで勝負してるのか?
買ってみるか? いま缶コーヒー飲みたいし。

でも、もし人工甘味料入ってたらどうしよう。
砂糖不使用なので「微糖」の表示が使えず、こんな半端な表記に堕しているのかも。


…………( -"-)

さて、どうするか。
原材料名を事前確認できない自販機では、これは一種の賭けだ。
う〜〜〜〜ん………

こんな時、筆者の脳内ではこんなジングルがリピート再生される。



 
そう、昔のアタック25の考慮時間のアレだ。
買うべきか、買わざるべきか。
考えろ、考えろ。


………( -"-)

…………よし、決めた! 買うぞ!!
ファイナルアンサー!!(  ゚∀゚)☆
(↑番組違うし)


(*・∀・)つ○  チャリンチャリン……
 
ガコン!!
 
( *・∀・)つ□ ドキドキ
 
 
イメージ 2
 
 
………(#゚Д゚)
 
 
ヽ(;;;`Д´)ノ アセスル入っちょるやねーかぁ!!!!
    ( ↑ 汗する)
 
 
いや、微糖だろうがゼロだろうが、いずれ必ず試飲することになるのではあるが、
この日は試飲レポート用に買ったのでなく、あくまで「缶コーヒー飲みたいから」買ったのだ。
しかしこの人工甘味料表示ですっかり飲む気が失せた筆者は、それをポケットに忍ばせてそのまま帰宅した。
まだ飲んでいないが、近日中に試飲することになろう。
 
 
 
こういった失敗(をするたびに、人工甘味料使用の明記の法制化を要求したくなると同時に、
「もう少し積極的に新製品情報をキャッチしにいくべきか?」とも思う。
メーカーサイトのブックマーク登録に、重い腰を上げつつある状況だ。
 
コーヒーなだけに、もっとマメに情報収集すべきなのであろう。
 
 
 
 
……(;-"-)
 
 
 
 
 
(文責:紫布)
 
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イメージ 1
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◇ベーシックな旨さと抜群の香り
 
 
◎アイス/ホットの別
アイス
 
 
◎試飲環境
3月中旬午後、快適な自室内にて
 
 
 
◎インプレッション
トーインはJR東海パッセンジャーズの関連会社であるが、当製品はトーインブランドではない。
(流通販売にはトーインが関わっているが)
「アロマエクスプレスカフェ」ブランドは、実は2011年12月にスタートしたJR東海の車内販売用コーヒーで、
本来はレギュラー抽出したものを車内で紙カップ販売する形式である。
当製品はそれの缶コーヒーバージョンであると考えてよい。
すなわち、2009年9月に試飲した「J's ブルーマウンテンブレンド」あたりとは一線を画すものである。
(缶コーヒーでヘタな商品を出してしまうと、本来のアロマカフェエクスプレスの評判にも関わるので)
写真の製品は、東京駅の東海道新幹線ホームで購入したものだが、
新幹線改札内ならばどこでも売っているというモノでもないらしく、扱っていない店も多かった。
 
甘さひかえめ
香料・人工甘味料不使用
 
ドラム焙煎機で丹念に焙煎した豆
を使用し、味わいのあるコーヒー
感と香り高さを追求しました。コク
のあるミルク感、砂糖のみですっ
きりと仕上げた甘さとの絶妙なバ
ランスをお楽しみください。素材
そのものの味をお楽しみいただく
ため、香料や人工甘味料は一切
使用しておりません。
 
原材料名 : 牛乳、コーヒー、砂糖、脱脂粉乳、カゼインNa(乳由来)、乳化剤、安定剤(カラギナン)
100g当たり30kcal
 
開缶時の香ばしさが実に心地良い。 安っぽさの無い、ストレートな香ばしさ。
原材料は牛乳筆頭ながら、口当たりはコーヒー感を前面に押し出した男性的な味わいで、
香料不使用ながら充分な強さの香りと、適度な酸味のバランスに優れている。
ミルク感は思ったほど強くないが、全体バランスが良いので不足を感じない。
車内販売のレギュラー抽出版はシティローストであるそうだが、当製品も中煎りっぽい特徴を持ち、
ダブル焙煎等よりも素直で親しみやすい味わいに仕上がっている。
「甘さひかえめ」とは言うものの、炭水化物5.9g/100g、30kcalであり、そこそこ甘い。
しかし、単純に砂糖を減らせば良いというものでもなく、この製品はこれで完成されていると思う。
 
 
 
◎総評
加糖系缶コーヒーとしてのベーシックな旨さをバランス良く備えた、久々のヒットだ。
トーインブランドの「缶コーヒーも一応ラインナップしておくか」的なテキトーな製品と比較しても、
明らかに開発のスタート地点から違っているのであろう。
ミルク感よりも香ばしさ重視の組み立ては、サントリーボスに近い方向性であり、
ボスのファンなら容易に受け入れることができるだろう。
駅構内販売用という性格上、あくまで駅や列車内で飲むことが前提であり、
オフィスで飲むような製品ではないのだが、これは仕事の休憩時間に飲むのにじつに合っていると思う。
(トーインのwebショッピングでケース買いが可能であるが)
 
また、「人工甘味料不使用」という明確な表記が嬉しい。
これは他社製品にも大いに取り入れてほしい表記だ。(むしろ表示義務化してほしい)
 
 
 
◎評価
☆☆☆☆☆☆☆☆☆★ (9点)
 
 
(文責:紫布)
 
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イメージ 1
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◇ミルク感良好なスッキリ味のロング缶
 
 
◎アイス/ホットの別
アイス
 
 
◎試飲環境
3月上旬早朝、快適な自室内にて
 
 
 
◎インプレッション
2月、酷寒の北海道・道央地区に友人が撮影旅行に出かけてきた。
その時の戦利品としてお土産に買ってきてくれたうちの一本が、この製品。
「ミルクテイスト」という商品名は実に懐かしい。
筆者を缶コーヒーの世界に引きずり込んだ名ブランド「キリン ジャイブ」シリーズの中に、
既に「ミルクテイスト」というロング缶商品がラインナップされていたのを思い出す。
100g当たりのコーヒー豆使用量2.5g以上5g未満の「コーヒー飲料」に分類される当製品であるが、
ジャイブ時代のミルクテイストは、適度に薄いコーヒー感(笑)と、まろやかなミルク感が魅力であった。
筆者の記憶が正しければ、ジャイブミルクテイストの発売は1988年頃であり、24年も前である。
干支もたっぷり二回りしているが、果たして今回の試飲は当時を思い起こさせるのか、
それとも遥かに進化した姿を見せてくれるのか。
 
北海道産牛乳使用
 
北海道産牛乳を使用した
贅沢な味わいのミルクテイスト
 
原材料名 : 牛乳、砂糖、コーヒー、乳化剤、香料
100g当たり47kcal
 
飲んだ瞬間、約四半世紀も前のジャイブの風味が一気に蘇ってきた(゚∀゚)
非常にシンプルな構成によるナチュラルな味わい。
濃厚とは言い難いが、自然で良質なミルク感。
コーヒー部分は、これもどちらかといえば稀薄であるが、適度に香ばしくてミルクとよくマッチしている。
炭水化物8.6g/100gと、加糖量はかなりのものだが、ミルクのおかげか少しもしつこくない。
変に濃くないため、かえってスムーズに飲めて後味も良好である。
個人的感想で申し訳ないが、じつに「懐かしい美味しさ」であり、自身の缶コーヒー体験の原点を想起させた。
 
 
 
◎総評
上記の通り、味の組み立てはまさに24年前の「ジャイブ ミルクテイスト」をほぼ踏襲している。
もちろん、焙煎技術や脱酸素技術などは飛躍的に向上しているであろうし、
実際のところはかなり違う物に仕上がっているのかもしれない。
しかし、もともとジャイブミルクテイストがシンプルな構成と淡く優しい口当たりを特徴とした製品であり、
その部分については持ち味が完全に継承されていると見て良いだろう。
ゴテゴテと添加物をブチ込んだ最近の缶コーヒーと比較しても、素直に「旨い」と思える。
もちろん、コーヒー飲料カテゴリであるので、サントリーボスのような本格的な香ばしさなどとは無縁だが、
これはもし近所に売っていたら時々飲みたくなるであろう。
北海道限定なのが残念である。
 
 
 
◎評価
☆☆☆☆☆☆☆☆★★ (8点)
 
 
(文責:紫布)
 
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イメージ 1
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◇徹底した浅煎りの組み立て


◎アイス/ホットの別
アイス


◎試飲環境
3月上旬午前、快適な自室内にて



◎インプレッション
キリンファイアの新顔は、製品カラーもデザインも極めて個性的な一品。
深煎り全盛の缶コーヒー業界において、敢えて浅煎り仕立てで攻めてきた。
エチオピア産モカを51%使用したモカブレンドで、原材料構成も比較的シンプル。
(○○ブレンドと称するには、○○豆を51%以上使用する必要がある)
 
本品を入手したあとに東京では大雪が降り、まだまだ寒くて春を感じるには程遠いが、
季節先取りのつもりで試飲に入った。

華やかな香り・浅煎りモカ
 
世界中で
収穫されたコーヒー豆の中から、
日本の四季それぞれに合う
ブレンドを選りすぐった
ファイアの新シリーズです。
第1弾は、浅煎りしたモカをブレンド。
華やかな香りと軽やかな味わいで、
心浮き立つ春の気分に合う
限定ファイアです。

原材料名 : 牛乳、コーヒー(モカ51%)、砂糖、全粉乳、脱脂粉乳、乳化剤、香料、カゼインNa
100g当たり32kcal

開缶時の香りはクセが無く柔らか。
そしてその味わいは、コーヒーの鋭角な部分を全て削ぎ落としたような、
非常にまろやかな浅煎りコーヒーの個性を十二分に発揮している。
男性的な香りとか渋味といったものとは全く無縁の、徹底した作りが新鮮だ。
十数年前の「ファイア ストーンウォッシュ」のように、雑味がなく円みを帯びている。
甘さは普通かやや強めだが、製品カラー的には適度であろう。
後味はどうしても切れ味に欠けてしまうが、決して不快な類のものではない。



◎総評
浅煎りと深煎りは、同じコーヒーでも全く別物と言ってよいほど持ち味に違いがあり、
深煎り系のシャープネスを求める場面では全く機能しない味わいだが、
当製品は良心的な浅煎りコーヒーであり、これの似合う場面を模索したくなる。
また、ホットでの試飲も楽しみな一本である。

なお、もしこれが人工甘味料入りだったら、吐くほとマズかったであろう。



◎評価
☆☆☆☆☆☆☆★★★ (7.5点)


(文責:紫布)

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ジョージア でら!珈琲

イメージ 1
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◇深煎りコーヒー感による力技(でも失敗)


◎アイス/ホットの別
アイス


◎試飲環境
3月上旬昼前、滋賀県内の電車内にて



◎インプレッション
普通列車乗り継ぎで東海道線を西に向かっていた。
愛知県に入って豊橋駅での乗り換え時、ホームの自販機からこれが目に飛び込んできた。
ジョージアには地域限定品もあることはあるが、ここまで地域色を克明にした製品は珍しい。
ホット購入したが、風邪の完治までもう一息だったので、味覚嗅覚の戻りを待つ。
で、翌日すっかり冷たくなった本品を試飲に供した。

「でら」とは、言わずと知れた代表的名古屋弁であり、要するに「very」という意味である。
金の鯱がデザインされた派手な缶には「糖類ゼロ」の表記があり、筆者を萎えさせる。
しかし原材料に「豆乳」が含まれており、人工甘味料マスキングの新手法かもと期待してみる。
(もちろん本気で期待なんかしていないが)

でらコクうま
糖類ゼロ

がんばっとる、
あなたへ

ジョージアは
東海地方の元気を
応援します!!


原材料名 : コーヒー、牛乳、豆乳、香料、カゼインNa、乳化剤、
        甘味料(アセスルファムK、スクラロース)、安定剤(カラギナン)
100g当たり8kcal


ミルク感を抑え目にして深煎りの香ばしさを前面に押し出している。
乳成分が少ないぶん、マスキング効果は薄いワケだが、
香ばしさで無理矢理ごまかしている感じだ。

しかし当製品で最悪なのは、コーヒーキャンディを水に溶いたような非常に安っぽい味わい。
これは、ジョージアオリジナルに酷似した部分と言える。
また、事前に想像したほどではないにせよ、人工甘味料の不快な味がやはりしつこい。
オリジナルほど甘くはないが、糖類ゼロであることを考えればかなり甘め、
要するに人工甘味料の使用量もそれなりに多い。
豆乳はマスキングでなく、コクを付加するために使用しているものと思われるが、
それほどの効果は得られていない。
何をやったところで、糖類ゼロと人工甘味料で台無しではあるが。



◎総評
この味は、名古屋の風土や嗜好を意識した組み立てなのだろうか。
それとも、適当に作ったコーヒーに「でら」と銘打っただけなのだろうか。
名古屋の方々がこの製品を「でら、うみゃ〜」などと喜んで飲んでいないと信じたい。



◎評価
☆☆★★★★★★★★ (2点)


(文責:紫布)

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