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謹 賀 新 年
本年も宜しくどうぞ。
一年前に続いて、この年末年始も風邪気味で、味覚嗅覚が今ひとつの状態が続いていた。
特に、味覚はまだしも嗅覚に自信が無い状況で、缶コーヒー試飲になかなか着手できなかった。
その嗅覚がようやく完全に復調したのであるが、自分自身で復調に気づいたキッカケというのがひどい。
台所の鍋をうっかり弱火で空焚きしてしまったのを、居間にいてその臭いに気づいたのだ(笑)
空焚き独特の臭気を追い出すべく換気しながらも、嗅覚が完全に戻っていることを実感できた。
現在、チェリオの缶コーヒー5種を含め、試飲待ちの製品が部屋に10種以上溜まっているが、
これから夜勤に出かけ、明朝からそのまま再び関西方面へ出かける用事があり、
今年一発目の試飲は早くても1月15日の午前中ぐらいになると思われる。
それ以降はあまり間を空けぬよう、適度な頻度で更新してゆく所存である。
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今年のレビュー一発目は1月17日だったが、風邪のため味も香りも全くわからず大失敗に終わった。
(このためレビュー数カウントには入れておらず、後日再試飲してレビューした)
あれを教訓に、風邪気味の時は試飲を絶対に行なわないようにしている。
といっても、滅多に風邪を引かない筆者にとっては、普段あまり意識する必要がない状況ではある。
先日、京都・滋賀方面へドライブした時に、東京ではほとんど入手できないチェリオの缶コーヒーをゲットした。
未明の京阪電鉄京津線四宮駅付近の住宅密集地で、坂道の途中にあるチェリオ100円自販機。
(と言ってもチェリオはもともと全商品100円だが)
なんと5種類も一挙に獲得だ。
帰京してから時間のあるときに試飲レビューしようと思い全部持ち帰ったが、
ここにきて珍しく風邪気味になってしまい、試飲できない日々が続いている。
本当は一刻も早く試飲したいのだが、風邪は快方に向かっているとはいえ、まだ味覚嗅覚ともに鈍い。
年頭のような失敗をしないためにも、味覚嗅覚が完全に回復するまで試飲は行なわない。
……東京ではチェリオの缶コーヒーはほぼ入手できないなので、
「試飲したけど風邪で味がわからなかったのでやり直します♪ヽ(≧∀≦ )アヒャ」
などと手軽に仕切り直しすることが不可能なのだ。
9月頭に購入して未試飲の「ボス ゼロの頂点」など、試飲せずに放置してある缶コーヒーは結構多い。
(ゼロはマズいの確定なので、別の意味で飲む意欲が湧かないというのもあるがw)
今夜から夜勤4連続で、最後の夜勤明けでそのまま帰省してしまうので、時間的余裕もあまり無い。
筆者のレビュー記事アップは、写真に関してなかなか難儀だ。
写真撮影 ⇒ デスクトップPC取り込み ⇒ トリミング・サイズ変更・色補正 ⇒ 記事添付
という流れをほぼ厳守しているのだが、この色補正というのがクセ者だ。
現在使用しているノートPCはディスプレイ調整が非常に難しくてうまくいっていないため、
ノートPCで写真修整をして記事アップというのは正直やりたくないのである。
(……そこまでこだわるほど大したブログか? (´・ω・))
そこで、チェリオの5本は、ブログ用JPEGの作成を先にデスクトップPCで済ませておき、
今度の帰省の時にゆっくり試飲して、帰省先からノートPCでレビューをアップしようと考えている。
今は雌伏の時だ。
しかし、風邪が完治して味覚回復した暁には、雌伏の時が至福の時へと変貌する! (←超バカ)
年末のチェリオ5連発レビューにご期待いただきたい。
……もし年末になっても味覚回復していなかったら、本当にただの阿呆である(嘲)
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◇期待ハズレの安っぽい味
◎アイス/ホットの別
ホット
◎試飲環境
12月上旬深夜、それほど寒さを感じない滋賀県JR米原駅にて
◎インプレッション
この日の前日、京都府と大阪府の境目にあたる大山崎町・島本町付近を車でウロウロしている時に、
車の中から見えた自販機で発見していた。
「新製品なら今すぐ買わなくてもそのうち買えるだろう」と思い、そこでは車を停めずに見送った。
しかしその後、コンビニに入っても見つからないし、琵琶湖西岸地区に入ると全く発見できなくなった。
「もしかして京都府以西の限定商品か!? (;;゚д゚)」と焦ってしまったが、そんなことは無かったようで、
米原駅の在来線ホームの自動販売機で無事発見できた。
米原駅の最終列車にあたる新潟行き急行「きたぐに」が1:04に発車していったあとに購入。
ホットしか置いてなかったので、すぐに試飲することとなった。
ブラジルの輝き
際立つ高級豆の香り
世界最大のコーヒー産地
「ブラジル」の高級豆を中心にブレンド。
際立つ香りと深い余韻のある味わいです。
原材料名 : 牛乳、コーヒー(ブラジル産100%)、砂糖、脱脂粉乳、乳清ミネラル、クリーム、
デキストリン、カゼインNa、乳化剤、香料、安定剤(カラギナン)
カロリー表示なし
クセの無い甘い香りで決して悪くないとは思うのだが、どこかコクに乏しい味わいだ。
多少稀薄感があり、ミルク感も意外と中途半端な印象。
酸味は穏やかながら芯が通っており、ここだけはブラジル産らしさを感じさせてくれる。
しかし、高級豆使用を標榜している割には、期待したほどの高級感や深みがあまり感じられない。
サントリーボスにしては安っぽい味なのが残念だ。
甘みはかなり強く、ややしつこい。 おそらく100g当たり36kcal以上はあるだろう。
ボスには、レインボーセブンなどのように甘みがかなり強くても味や香りの素晴らしい製品が多いが、
当製品は本当にバランスが悪く、とてもリピートする気にならない。
豆の香ばしさだけが全体を支えているような感じの、魅力の弱さ。
◎総評
久々に引いたボスの「ハズレ」。
缶珈琲職人シリーズとは全く別のチームが作っているのであろうか。
ボスは基本的に、微糖・ゼロ系以外はほぼ全て期待通りの味であっただけに、残念な一本となってしまった。
決してマズいのではないが、とにかく魅力に欠ける味。
アイス試飲用も確保してあるので近日中にレビューするが、おそらくアイスでもあまり評価は変わらないだろう。
ただ、あまり味わわずにスーッと飲んでしまうようなシチュであれば、そんなに悪くない味かもしれない。
この深夜のホット試飲のあと、筆者は1:20頃に米原駅を出発して琵琶湖南西岸まで疾駆したのであるが、
深夜のドライブを無事乗り切れたのは、ひょっとしたらこの缶コーヒーのカフェインのおかげかもしれない。
……かなり無理のあるフォローであるとは思うが。
◎評価
☆☆☆☆☆★★★★★ (5.5点)
(文責:紫布)
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◇完成度増した 伊藤園の得意分野カプチーノ
◎アイス/ホットの別
アイス
◎試飲環境
12月上旬午後、福井県敦賀港の駐車場にて車の中で
◎インプレッション
前夜19時に東京を出て、徹夜のドライブで京都府の大山崎に早朝到着、
その後も車で琵琶湖西岸を走ったり温泉に浸かったり三方五湖を視察したりして、
福井県の敦賀市に着いたのが15時半。
この程度で疲れを催す筆者ではないのだが、この後も深夜にわたるドライブが予定されていたため、
車を停めて数時間仮眠することにした。
途中のコンビニで買っておいたのが、このタリーズの新しいカプチーノである。
売価130円、「濃厚」の文字が躍る乳飲料。
もともと伊藤園は、非常に早い段階で缶カプチーノを製品化したメーカーであり、同社の得意分野といってよい。
この日は一日中弱雨が降っていたものの大して寒くもなく、アイスでの試飲となった。
製造担当は静岡県富士市のホテイフーズコーポレーション富士工場である。
エスプレッソ香る
濃厚シナモンカプチーノ
コーヒー豆2倍
原材料名 : 牛乳、コーヒー、砂糖、乳製品、シナモン粉末、安定剤(セルロース)、乳化剤、カゼインNa、香料
無脂乳固形分2.2% + 乳脂肪分0.9% = 合計3.1% (乳飲料カテゴリ)
100g当たり40kcal
看板に偽り無しの、全方位的濃度感が極上だ。
ミルク感もコーヒー感も、砂糖の素直な甘さも濃厚且つ上質な上に、シナモン使用量も惜しみない。
さすが伊藤園カプチーノ、と思わせてくれる上々の出来だ。
香り・口当たりともに申しぶんなく、スイスイと飲んでしまってむしろ勿体無いと感じたほどである。
フレーバードカフェの分類とはいえ、エスプレッソ仕立てなのでコーヒーとしての本格感も兼備し、
全体として飲み応えと満足感が高く、欠点のほとんど無い優秀な一本。
◎総評
もともとカプチーノは他社の製品がほとんど存在しないため、実質的に伊藤園の独擅場となっているが、
それにしても当製品は缶カプチーノの決定版とも言うべき、他の追随を許さぬ旨さだ。
コストをかけて、妥協無く仕上げた結果がこの高品質なのであろう。
甘いのが苦手な人、シナモンが苦手な人以外なら、ほぼ全員に受け入れられると思われる。
これはぜひ、寒い日にホットで試してみたい製品だ。
屋外で飲むのではなく、寒い場所から暖かい部屋に帰ってきて落ち着いた瞬間に飲んでみたい。
◎評価
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆ (10点)
※ カプチーノとしての評価
(文責:紫布)
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当ブログも開設から3年を超え、総レビュー数も300を超えた。
その時その時で真剣に試飲してレビュー文を起こしてはいるものの、
この3年で全く同じ尺度で一貫したテイスティングができているとはとても言えない。
そこには、嗜好の変化という難敵が存在するからだ。
例えば子供の頃、コーヒーといえばコーヒー牛乳だった。
既製品であれ自家製であれ、牛乳たっぷりで甘め、しかも酸味ほとんど無しというお子様テイストを、
何よりも美味しく感じていた。
インスタントコーヒーにもクリープをしこたま入れて飲んでいたものだ。
我が家には当初レギュラーを淹れる習慣が存在せず、サイフォンを購入した高校生ぐらいの頃からである。
そうして初めて「コーヒーの酸味」というものを認識し、レギュラーをブラックで飲む醍醐味に触れた。
だからといってミルクたっぷりの安っぽいインスタントが嫌いになったワケではない。
頭の中で“別の飲み物”として区別していたのだと思う。
ただ、レギュラーに親しむことによって、コーヒーの本来の姿・持ち味を再認識することとなり、
缶コーヒーに関しても“別の飲み物”とはいえ、商品ごとの品質の差に明確な理由を見出すこととなる。
すなわち、レギュラーを意識した本格派製品と、そうでない製品の差である。
おりしも1987年、キリン「ジャイブ」ブランドの登場と拡充によって、
缶コーヒー市場はそれまでの「なんちゃってコーヒー」から「本格志向」へと方向転換した。
筆者の舌もこれにつられて徐々に嗜好変化してゆく。
大人になり、コーヒーに関する嗜好が固定されるかといえば、決してそんなことはない。
「年をとって脂っこいものを胃が受け付けなくなった」とか、
「若い頃に比べて洋菓子よりも煎餅や饅頭といった和菓子が好きになってきた」とか、
そういった味覚嗜好の経年変化というのはよく耳にする話である。
女性では、妊娠・出産を機に味覚が激変する例もある。
もちろん、子供大人というレベルだけでなく、たとえば20.歳と40歳では味覚も大きく変化する。
肉体的な変化ももちろんであるが、社会に出てからより多くの新たな料理・食材に触れることによる、
経験的な味覚の多様化とそれに伴う変化も大きい。
筆者などは、アスパラガスを旨いと思えたのは20代中盤、干し柿の旨さに気づいたのは30過ぎ、
そしてニガウリ(ゴーヤ)にハマったのはなんと30代中盤のことである。
こういった食体験は人生を豊かにさせてくれるが、同時に徐々に味覚の基本部分に変化をもたらす。
今でも「甘くてミルクたっぷりのビン入りコーヒー牛乳」(しかも湯上がり、腰に手)は好きだが、
缶コーヒーに関して言えば、このわずか2〜3年だけで見ても、好みの変化がある。
その最たるものが「クリーム添加によるコク」に対する感じ方である。
少なくとも2年前までは、クリームを添加して乳脂肪的コクを与えた缶コーヒーは結構好みであった。
JTの旧ブランド「HALFTIME」などからよく使われていたクリームは、
パワフルかつわかりやすい乳成分由来のコクを演出し、こってり系が大好きな筆者の好みにマッチしていた。
近年では「ルーツ ロイヤルミックス」でもクリームが使われ、独特のコクを出していた。
だが、このロイヤルミックスを高評価して以降、クリーム添加製品をどうも「しつこい味」と思うようになってきた。
生クリームを用いた洋菓子などは相変わらず大好きだが、缶コーヒーに入った生クリームはどうもしつこい。
(昔はレギュラーに生クリームを浮かべたウィンナーコーヒーが好きだったが、今はどうだろうか……)
したがって、ここ数ヶ月でレビューした製品のうち、「クリームがしつこい」と評した製品などは、
もしも3年前ならば「コクがあって旨い」と高評価していたかもしれないのだ。
(例:ボス セレクトカフェなど)
これは、同一ブロガーによる一貫性なき批評であるとの謗りを受けても文句を言えない。
クリームはこうした嗜好変化の一つの例ではあるが、今後さらに増える可能性がないとは言えない。
今はミルク多めの製品好きだが、もしかしたら「もっとミルクを抑えたほうが」なんて言い出すかもしれない。
しかし、今現在の味覚で批評するしかないというのも事実であるし、そもそもウチは「独断」法人だ。
自分の味覚にウソをつかない限りは、感じたままに正直に評価するのが正しいスタンスであると考える。
だが、忘れてならないのは、「自分の嗜好が変化した事実を自分で認識すること」だと思う。
そして、その事実をレビューごとに必要に応じて正直に記述することだと考えている。
たとえば「クリーム分がちょっとしつこいかな」と感じた時に、昔の自分の味覚を思い出してみる。
そして、過去の自分だったら美味しく感じていたであろうと推測できる時は、それを文中に記すこと。
要するに、味覚嗜好の変化は致し方ないが、過去のレビューにもそれなりの責任を持つことが重要だ。
いくら独断法人でも、恣意的に好き勝手なレビューをしてよいものではない。
味覚の変化を自覚し、責任ある評価を下してゆくこと。 これが大切であると考えている。
ただし、いくら今後さらに味覚の変化が起きる可能性があるといっても、
人工甘味料の味が好きになったりすることは200%ありえないとここに明言しておく。
(文責:紫布)
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