独断法人・日本缶コーヒー評価機構

ペットボトル全盛時代に待ったをかける、素晴らしき缶珈琲の世界…なんつって。ブヒャヒャ

全体表示

[ リスト | 詳細 ]

記事検索
検索
イメージ 1
.
 
◇ビターローストの再現ではないものの
 
 
◎アイス/ホットの別
アイス
 
 
◎試飲環境
11月中旬深夜、職場休憩中に
 
 
 
◎インプレッション
アロマックスブランドから久々の新製品である。
人工甘味料不使用で甘さ控えめとくれば、期待は高まるばかりだ。
不朽の名作「ビターロースト微糖」の再来にまで期待してしまうのだが、
あまり多くを望んで期待ハズレでも困るので程々にしておく。
紫色をベースとした格調高いデザインにも惹かれる。
 
リッチなコク、甘さ控えめ
 
原材料名 : コーヒー、砂糖、牛乳、脱脂粉乳、クリーム、デキストリン、カゼインNa、乳化剤、
        安定剤(増粘多糖類)、セルロース
100g当たり32kcal
 
香りは全くクセの無い穏やかなもので、酸味はほとんど感じないが品がある。
32kcalという高めの数値からは想像もつかないほど、グッと甘さが抑えられていて素晴らしい。
数値が高いのはクリーム分の乳脂肪によるものと思われる。
ただ、あくまで筆者の好みの問題だが、クリームのコクを前面に出した組み立てはあまり好きではない。
ややしつこく感じてしまうのだ。
甘さが抑えられているぶん、クリームのしつこさが緩和されず直接出ている感じだ。
しかしこれは、1〜2年前の筆者ならば「コクがあって旨い」と感じていたハズでもある。
後味はアロマックスらしい持続性があり、飲後感は上々であろう。
 
 
 
◎総評
現在アロマックスシリーズのスタンダードポジションは「プレミアムゴールド」であるが、
このプレミアムゴールドは旨いことは旨いが個性が弱過ぎる部分がある。
今回のRICH & RELAXは、クリームがややしつこいものの、プレミアムゴールドよりは飲み応えがある。
両者の選択は好みの問題でもあるが、いずれにしても無香料で質の高い製品だ。
残念ながらビターローストの再現とはいかなかったが、能書きどおりの「甘さ控えめ」は評価したい。
しかし、甘さ控えめだがカロリーは控えめでないので、カロリーを気にする層からは敬遠されるかもしれない。
 
この試飲の数日後に、ホットでも試飲してみたので、すぐにホット版レビューをアップする予定。
 
 
 
◎評価
☆☆☆☆☆☆☆☆☆★ (8.5点)
 
 
(文責:紫布)
 
.
 
イメージ 1
.
 
◇規格変更で蘇った「ネオ・濃いめの一服」
 
 
◎アイス/ホットの別
アイス
 
 
◎試飲環境
11月上旬朝、快適な自室内にて
 
 
 
◎インプレッション
ボスの木目調デザインといえば、「濃いめの一服」が思い出される。
濃いめの一服のレビューが2009年11月上旬であるから、ちょうど2年経つことになる。
デザインこそ異なるものの、「炭火でじっくり焙煎」「ミルクで仕上げ」というフレーズは共通であり、
まさに本品は後継品という位置づけと考えられ、原材料欄も全て一致している。
しかし、決定的な変化がある。
それは、「乳飲料」から「コーヒー」へと規格が変更されているのだ。
当ブログでは何度も記述しているが、あらためて両者の違いを説明しておこう。
 
 ◆コーヒー
   液量100g当たりに使われているコーヒー豆(生豆換算)が5g以上であるコーヒー製品。
   この数値を切ると、コーヒー飲料 ⇒ コーヒー入り清涼飲料 の順に規格が下がってゆく。
 
 ◆乳飲料
   乳脂肪分と無脂乳固形分の合計(平たく言えば乳成分)が3%以上含まれた飲料。
   「乳飲料」と銘打った場合、上記のようなコーヒー濃度の区分表示は不要となる。
 
乳飲料だった「濃いめの一服」は、コーヒー豆使用量こそ不明であったが、
飲んだ感じではコーヒー感がしっかりしていた。
つまり、乳成分もコーヒー豆も贅沢に使った製品だったワケだ。
対して今回の製品は、乳成分比率が前製品を下回ったために乳飲料指定がなくなったものの、
コーヒー豆は確実に5g/100g以上使用しているということになる。
さて、この規格変更がどのような効果をもたらしたか。 正か、負か。
試飲してみるとしよう。
(……飲む前にここまでアレコレ考えるヤツも珍しいだろうと思うが)
 
炭火焙煎・香り封じ込め
 
ジックリと炭火焙煎した
香ばしいコーヒーに
贅沢にミルクを合わせ
まろやかに仕上げました。
深いコクと香りが特長の
缶珈琲職人こだわりの逸品です。
 
原材料名 : 牛乳、砂糖、コーヒー、脱脂粉乳、全粉乳、食塩、カゼインNa、乳化剤、香料、安定剤(カラギナン)
カロリー表示なし
 
ミルク感、コーヒー感ともに申しぶんない素晴らしさだ。
そんじょそこらの「缶カフェオレ」などより遥かに力強い味で、まさにコーヒーと牛乳のコラボレーション。
かなりの甘さだが、全く気にならない。
全方位的にパワフルなミルクコーヒーであり、パンチが効いている。
2年も前の「濃いめの一服」の味を完全に思い出すのは不可能であるが、
まさにミルクもコーヒーも砂糖も「濃いめ」であり、むしろカラメル臭がほぼ無くなっているので印象が良い。
ボスならではの、嫌味の無い香り高さも健在で、後味もミルクとコーヒーが共存しつつ長く長く棚引く。
ただし、相当甘い製品であることに覚悟が必要ではある。
 
 
 
◎総評
mra​dul​t71​さんのブログで当製品のレビューを拝見したが、そこでのコメントにあるように、
確かにこの製品は、じつにホット向きの味なのではないかと思う。
真夏に欲しくなるタイプの味ではないが、秋から冬にかけてはこの傾向の味が欲しくなる。
特に、底冷えする寒空の下の熱々の一服には最適であろう。
ということで、もっと寒くなってきたら、敢えて屋外でホットを試飲してレビューしてみたいと思う。
 
最初にやや懸念した「乳飲料規格から外れたことでミルク感が減少していないか?」という点だが、
これは全く心配無用であった。
むしろ、「コーヒー」規格の製品の中では最もミルク感が強い一本に仕上がっていると言えよう。
 
 
 
◎評価
☆☆☆☆☆☆☆☆☆★ (9点)
 
 
(文責:紫布)
 
.

開く トラックバック(1)

「アイス」という言葉

.
 
飲料業界においては、冷やしたドリンクを示す英語は原則として「コールド」である。
「ホットでもコールドでもおいしくお飲みいただけます」という表記もよく見かける。
 
しかし、当ブログでは一貫して、冷たい状態で飲む缶コーヒーを「アイス」と表現している。
レビュー項目でも「アイス/ホットの別」と表現しており、コールドという表現は一切用いていない。
 
当ブログで「アイス」という言葉を使うのは、“アイスコーヒー”という使い慣れた言葉に起因する。
 
「アイスコーヒー」というのは和製英語と考えてよい。
熱湯で抽出したコーヒーを丸ごと冷蔵庫などで冷却し、冷たい状態で飲む、それがアイスコーヒーである。
しかし、英語の「アイス(ice)」は実際には、“冷たい”というよりむしろ“氷”の意味合いが強い。
 
英語圏で使われる、「アイスコーヒー」に似た言葉としては、「iced coffee」がある。
濃い目に抽出したコーヒーを、特に冷却しないまま氷の上から注いで冷やして飲むという、
即ち「ホットコーヒー・オン・ザ・ロック」とでも言うべき飲み物である。
「アイスコーヒー」と「iced coffee」の違いがおわかり頂けるであろう。
 
さて、氷とは関係なく冷蔵庫でしっかり冷やした、ある意味で日本独自とも言える(?)日本のアイスコーヒーは、
確かに単語で考えると、単純に液温に着目した「コールド」のほうが表現として自然である。
氷を入れているワケでもない缶入りコーヒーならば尚更であろう。
 
しかし、日本ではアイスコーヒーという飲み物が古くから定着している。
もともとビン入りコーヒー牛乳であれUCCオリジナルであれ、冷たいままのむことを前提として発売された。
つまりこれらは、日本版“アイスコーヒー”を容器に詰めて売ったことになる。
 
かつてキリン「ジャイブ」が初のホット専用・アイス専用缶コーヒーをリリースした頃、
コールドなんて表現は全く使われていなかったと思う。
しかし昨今、缶の表記は基本的に「ホット」「コールド」であり、
むしろ敢えてアイスという表現を忌避しているかのようだ。
 
 
しかし、例えばコーヒーをメニューの中心に据える喫茶店で「ホット」と注文すれば、
それは特に説明しなくてもホットコーヒーを意味する。
「ホットの何ですか? 紅茶? ココア?( `∀´)」などと無粋な確認をしてくる店員は、いずれ淘汰される。
同様に、暑い日に喫茶店に入って「アイスふたつね」と注文すれば、それはアイスコーヒーのことだ。
「へ? アイスって何? アイスクリームですか?( ゚д゚)」などと切り返す店員は、いずれ駆逐される。
 
つまり日本のコーヒー界においては、「ホット」の対義語は「アイス」なのだ。
 
 
 
要するに、だ。
日本では、冷たいコーヒーは断じて「アイスコーヒー」なのだ。
間違っても、「コールドコーヒー」などではない。
それを、缶コーヒー大国・日本の矜持とすべきだ。
「アイスコーヒー」と「コールドコーヒー」、どちらが旨そうに聞こえるか?
 
氷を使ってないから「アイス」じゃなくて「コールド」だって?
そんなことを言ったら、コールドの語感だって「凍るど」って感じじゃないか。
 
 
……といった旧弊な島国根性的アイスコーヒー観を引っ提げて、
今日も筆者は缶コーヒーを「アイス」で飲むのである。
 
 
 
 
グビッとな。
 
 
 
 
(文責:紫布)
 
.
.
 
なんと、数えてみると305レビュー。
いつの間にか300本を超えていた。
 
ここまで続けてこられたのも、多くの読者の方々の支えあってのおかげである。
ここに感謝の意を表したい。
 
ファン登録されている方以外にも、頻繁にロムってくださっている方が結構多いのがささやかな自慢でもある。
レビュアーとしては未だ未熟であり、缶コーヒー批評の諸先輩方に遠く及ばないが、
今後も地道に、真面目に、そして独断で味の評価を進めてゆきたいと思っている。
 
 
さて、今回の雑感はズバリ「私と缶コーヒー」。
 
 
 
 
◎缶コーヒーとの出逢い
 
昭和40年代半ば生まれの筆者。
昭和44年発売の日本初の本格缶コーヒー「UCC ミルク&コーヒー」の誕生は、当然ながら全く記憶していない。
 
筆者の子供の頃、親は基本的に子供に甘い飲み物を与えなかった。
冷蔵庫に常備されているのは牛乳と麦茶であり、筆者もそれで満足していた。
甘いジュースやコーヒー牛乳も好きであったが、普段からガンガン飲みたいとという欲求は生じなかった。
炭酸入りのコーラやサイダーなどは友達の家で出されるのみであって、この炭酸がかなり苦手であった。
(現在も炭酸ソフトドリンクはあまり好きではない)
 
大分県の住まいの近くでは当時、自販機も少なく、コンビニも当然無かったため、
夜スーパーが閉店してしまえば、あとはもう家の常備飲料か水を飲むしかない。
そこには「缶コーヒー」の入り込む余地など全くなかったのだ。
 
そもそも缶コーヒーは、それまでのビン入りコーヒーに代わって、
「携帯がラク」「栓抜き不要」「割れない」というメリットを狙って開発されたものである。
従って、家でコーヒーを飲むのにわざわざ缶入りを買うことには何のメリットも見出されなかった。
(同様の理由で、ビールも当時はビン入りが主流であった)
つまり缶コーヒーは主に外出時向けのフォーマットであった。
 
筆者が子供の頃、泊りがけで遠出するのは基本的に年に2〜3回、
熊本県にある父の実家までの帰省だけであった。
母はこういう時にも水筒などをマメに準備して、筆者たち姉弟のぶんの移動中の飲み物を確保してくれていた。
急行「火の山」の車窓から阿蘇のカルデラを眺めながら、しかし高い車内販売には目もくれず、
いつもと同じ冷たい麦茶などを喜んで飲んでいたのである。
車内販売にはUCCコーヒーも確かにあったハズだが、飲んでみたいと思ったことは無かった。
 
さて、では筆者にとっての「缶コーヒー原風景」とはどんな状況であったか────
現在頭に残っている最初の「缶コーヒーの記憶」は、実はこの熊本の帰省時である。
 
昭和50年代前半のある冬休み、いつものように家族で熊本に帰省した。
その帰りのことだったと思うが、熊本駅か八代駅、あるいは有佐駅か宇土駅か…… 憶えていないが、
真冬の夜の列車待ちでとても寒かったことがあった。
この時、自動販売機でホットの「ダイドー Mコーヒー」を買ってもらったのだ。
当時は外出先で購入可能な温かい飲料なんて、缶コーヒーと駅弁屋のお茶ぐらいのものだった。
缶緑茶も缶紅茶も、烏龍茶だって無かった時代。 ココアもはちみつレモンも当然無い。
自販機で加温して販売できるのはまさに缶コーヒーだけだった。
(ホット販売機はポッカが最初に開発したものである)
ダイドーMコーヒーは1978年発売なので、この原体験も少なくとも1978年以降ということになる。
 
さて、この時飲んだダイドーMコーヒーの印象は…… ズバリ「美味しい!」であった。
缶コーヒーなんて初体験だったし、そもそも当時は今よりも種類も少ないし、
ほとんどは甘いだけでマズい製品ばかりだったのだと思う。
そして何より、当時まだ小学校低学年のお子さまだった筆者は、コーヒーの良し悪しなどわかるハズもなく、
ミルクたっぷりで甘ければ何でも美味しく感じたであろうことは疑いようもない(苦笑)
しかしこのダイドーMは、今飲んでもじつに美味しいのだ。
 
イメージ 1
 
2009年3月レビューのダイドーM @ 石川県小松市。
筆者の原体験から延々続くロングセラー。
 
 
さて、ダイドーMコーヒーに感動した筆者がそれ以降積極的に缶コーヒーを飲むようになったかというと、
答えはNOである(笑)
相変わらず、普段飲みの麦茶や牛乳で大満足していた筆者には、あくまで甘い飲み物はヨソ行きのもの。
こづかいも少ないし、買い食い自体を両親が快く思っていなかったこともある。
 
 
 
◎本格的なつき合いの始まり
 
1979年に神奈川県川崎市に引っ越し。
1983年ぐらいから、真冬でも浜川崎駅に行って頻繁に貨物列車を見物したりするようになり、
暖をとるためにホット飲料を欲する機会も増えてきた。
そこでようやく缶コーヒーをちょくちょく飲むようになってゆくのだが、当時はまだ味にも無頓着で、
メーカーやブランドなどあまり憶えていない。
ビーボコーヒーZとかポッカミスターコーヒーとか、明治マイルドコーヒーSなんかだったのであろう。
そうこうするうち、1987年にキリンが「Jive」ブランドを発表。
極めて多彩な商品展開で度肝を抜かれ、従来品よりも洗練された味わいの虜となっていった。
当時ハマっていたのは「クリアテイスト」「ヨーロピアンカフェ低糖」「カフェオレ」あたりである。
 
1990年から写真ラボで働き始めたが、この頃から夏も冬も勤務中の飲み物はほとんど缶コーヒーに。
ネッスルのクラシックや伊藤園カプチーノ、ジョージアのモカキリマンジャロ、
JT HALFTIME甘熟豆クリームカフェ、ボスプラスワンなどが気に入っていたと思う。
しかしまだ、旨い缶コーヒーを徹底追求しようなどという大それた考えは生まれていない。
 
1991年頃から2004年まで、缶コーヒー蒐集という珍妙な趣味を続けていた。
中身の入ったままの缶コーヒーをとにかくコレクションし続けるという趣味で、
最盛期には250種類以上の缶コーヒーが狭い部屋の一角を占領していた。
(これらの一部は今も残っており、書庫「ヴィンテージ缶コーヒー」で紹介している)
しかしここに至っても、缶コーヒーの味評価を記録しようなどという発想は出てこない。
 
 
 
◎ブログ開設へ
 
「缶コーヒーの味をその場で調べられるような携帯サイトを作ってみようよ」
そんな友人の一言が、当ブログ開設のキッカケのひとつである。
2004年頃の発言であっただろうか。
彼は、高校以来のラーメン仲間であり、一緒にラーメンを食べた後に缶コーヒーを飲む仲。
「自販機で見慣れない缶コーヒーを買う前に、ケータイでチョチョイと調べられたら便利だと思う」
そんな感じでの要求であったが、いわゆるケータイの「勝手サイト」作成のノウハウを持たない筆者は、
サイト開設になかなか踏み切れずにいた。
 
 
2008年9月12日、メインの個人ブログを開設し、徐々にブログ記事作成に慣れていった頃、
「あれ? これって缶コーヒー紹介にも充分使えるのでは?」
ホームページ形式でなくブログであれば、缶コーヒー紹介コンテンツも簡単に構築できるではないか。
 
友人との共同執筆の形が好ましいと判断した筆者は、メインブログとは別にIDを取得し、
メインブログから遅れること9日、2008年9月21日に満を持して(ないけど)、
缶コーヒー専門ブログとして当機構を発足させた。
「ケータイサイト作ろうよ」の一言から、じつに4年も経っていた。
 
こうして現在に至るまで、300本以上の辛口レビューを掲載してきたワケである。
 
 
3年2ヶ月で305本……
多いか少ないかはともかくとして、こうしてレビューと積み上げてくることができた。
ロムの方から突然「いつも楽しみにしています」とか「いつも参考にしています」とコメントがあると、
文字通り、宙に舞うほど嬉しくなっていまう。
テイスターとしても物書きとしてもまだまだ稚拙ではあるが、これらのようなコメントを頂くと、
スローペースながらも地道に続けてきて本当に良かった、と思うのである。
 
 
(文責:紫布)
 
.
イメージ 1
.
 
◇内容量は少ないが、品質はそこそこ高い
 
 
◎アイス/ホットの別
アイス
 
 
◎試飲環境
11月上旬朝、快適な自室内にて
 
 
 
◎インプレッション
ダイドーデミタスのブラックを試飲したのは2009年2月のことで、2年半以上も前であり、しかもホットであった。
そしてそれ以降飲んでいないので、今回の新デミタスとの比較は事実上不可能である。
そこで当時のインプレッションを紐解いて要約すると、
「香りと酸味は抜群、苦味穏やかで飲みやすいが、デミタスの割には薄い」
というものであった。
今回は旧ブラックとの比較を意識せず、味覚と記憶をリセットしてから率直にレビューしたい。
タンザニア産キリマンジャロ中心のブレンドと「サファイアドロップ製法」が特長であるという。
 
〜輝きのブラック
 
原材料名 : コーヒー
0kcal
 
ダイドーは伝統的に無香料基本であり、この製品も全く素直で優しい香りだ。
酸味は強いが、攻撃的な印象の全く無い、穏やかでスムーズな喉ごし。
しかし、若干感じる薄さも旧デミタスブラックと同様なのが少し残念である。
 
実は現在、この試飲と並行して「ポッカ アロマックス クオリティブラック」を同時試飲しており、
その個性の違いが非常にわかりやすい状態にある。
液色はわずかに当製品のほうが濃いが、アロマックスのほうは僅かに濁っており、
口当たり・濃度感では明らかにアロマックスのほうが上だ。
酸味は当製品のほうが強いものの、後味の余韻の長さでは圧倒的にアロマックスが上。
これを優劣で語るか、それとも個性の違いで語るか、難しいところであるが、
「独断法人」たる立場で語るならば、余韻の長さと上品さでアロマックスに軍配か。
 
 
 
◎総評
旧デミタスブラックのレビューでも述べたが、やはりデミタス製品の身上は、
「濃いコーヒーを少量でビシッとキメる」、これに尽きると思う。
その意味で、わずか150gのこの製品は濃度が不足しており、質・量の兼ね合いでは満足ゆくものではない。
現在ダイドーデミタスは当製品を含めて3種類が売られているが、
残り2製品は豆使用量がコーヒー規格(5g以上/100g)の1.5.倍(つまり100g当たり7.5g)となっているものの、
当ブラックだけは豆使用量が何ら喧伝されていない。
もし豆使用量が通常の缶コーヒーと変わらないのであれば、いたずらに濃度を求めても仕方ない。
 
しかし上で述べた通り、酸味で口内と気分を引き締めるにはなかなかの味であり、
TPOに応じてセレクトするのも有りかと思われる。
まぁ個人的には、ブラックはアロマックスで決まり、なのだが(苦笑)
 
 
 
◎評価
☆☆☆☆☆☆☆☆★★ (8点)
 
 
(文責:紫布)
 
.

.

ブログバナー

独断法人日本缶コーヒー評価機構
独断法人日本缶コーヒー評価機構
男性 / 非公開
人気度
Yahoo!ブログヘルプ - ブログ人気度について
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31
検索 検索

過去の記事一覧

スマートフォンで見る

モバイル版Yahoo!ブログにアクセス!

スマートフォン版Yahoo!ブログにアクセス!

よしもとブログランキング

もっと見る

プライバシー -  利用規約 -  メディアステートメント -  ガイドライン -  順守事項 -  ご意見・ご要望 -  ヘルプ・お問い合わせ

Copyright (C) 2019 Yahoo Japan Corporation. All Rights Reserved.

みんなの更新記事