独断法人・日本缶コーヒー評価機構

ペットボトル全盛時代に待ったをかける、素晴らしき缶珈琲の世界…なんつって。ブヒャヒャ

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◇生粋シリーズの生き残りは難しい

◎アイス/ホットの別
アイス


◎試飲環境
冬の夕方、駅のホームにて
(辛口カシミールカレーを食べた直後に購入したのでアイスを選択したが、試飲時にはカレーの影響無し)


◎インプレッション
これまでサッポロ生粋シリーズは正直言って不合格の味だったので、リベンジの機会を与えるつもりで購入。
開缶時の香りは悪くない。
全体に甘みが強く稀薄な印象だが、コーヒー感は比較的強い。
酸味はほとんど無く、ミルク感も薄い。
「単一豆使用」「備長炭焙煎」とあるが、これといった個性を感じない缶コーヒーである。


◎総評
炭焼を高らかに主張する割には、全体的に穏やかな組み立てである。
昔から「炭焼」を名乗る缶コーヒーは、苦味とコーヒー感が比較的強いものが多い。
「炭焼」をイメージ付けるためには、まろやかさやミルク感はむしろ邪魔になる、といったところなのだろう。
しかし、「炭焼だから苦い」というのはおかしな話だ。
炭焼だと焙煎しすぎて苦味が増すのか!?
あるいは、炭そのものがコーヒーに混入して、炭の苦味が出ているのか!?
「炭焼 イコール 硬派で香り豊か」というおかしなイメージが定着しているのが、缶コーヒー業界なのである。
しかし今回の製品は、炭焼ながら突出した個性が無く、むしろ拍子抜けする味。
甘さも香りも中途半端と言ってよく、後味も何ら変哲が無い。
今後、生粋シリーズを積極的に選択することはほぼ無いであろう。

サッポロは缶コーヒー業界における他社との競争力を、とうの昔に失っている。
BEANSの時代から、商品訴求力の低さ・販売チャンネルの貧弱さを露呈している。


◎評価
☆☆☆☆★★★★★★ (4点)

(文責:紫布)

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