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◇方向性に疑問符 個性に乏しい製品
◎アイス/ホットの別
アイス
◎試飲環境
春の早朝4時半、自室にて
◎インプレッション
なんとも不思議なネーミングの製品である。
能書きは
毎日いろいろあるけれど、
ぽっかり空いた自由な時間には、
やさしい香りがうれしい。
ゆっくり焙煎したコーヒーに、
なめらかなミルクをふんわりと。
何だか和む味わいです。
何だかよくわからないポエムである。
こういった文章からは、ダルで軟派な味が想起されてしまうのだが、
飲んでみた印象は、意外にもしっかりしたコーヒー感があるというものである。
能書きから想像されるほどのミルク感は無いものの、コーヒーの穏やかなコクを感じる。
後味は比較的潔いが、ボスらしく甘みが強い。
酸味は弱く、これはミルクコーヒーに適しているといえる。
しかし、全体印象として製品の目指す方向性が不明瞭で個性に乏しい。
コーヒーとしての香りが安っぽいのも気になるところだ。
◎総評
奇抜なネーミングの製品は一発狙いが多く、ロングセラーになり得ないのが世の常である。
当製品も、決して長期的なヒットを狙って発売したものではないのであろう。
能書きにあるような和み効果を得るのならば、もっと牛乳を使うべきであり、
「自由時間」というネーミングに対して、味の組み立てが曖昧な印象は否めない。
強い個性も持っていないし、突出して優れた部分も無く、
毎回積極的に選択肢に入れる類の製品とは言えない。
これはサントリーボス全体に言えることであり、
筆者が普段ボスをほとんど飲まない理由の一つである。
ネーミングで短期的に惹きつけるよりも、ロングセラーを目指して品質で勝負してほしい。
◎評価
☆☆☆☆☆★★★★★ (5点)
(文責:紫布)
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