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◇丸み帯びた酸味と落ち着きの香り
◎アイス/ホットの別
アイス
◎試飲環境
10月下旬午後、職場休憩中に
◎インプレッション
加糖製品4種類中3種類に人工甘味料を使用しているネスレだが、
基幹商品であるこの「歓喜のブレンド」だけは不使用である。
苦味はとても弱く、女性的なおとなしい香りが特徴的だ。
まろやかな豆のコクを持つが、焙煎の香ばしさにやや欠ける。
これはJT「ルーツ」と対極の位置にあり、コーヒー感は強くないが、
不思議なコクと後味、満足感を与えてくれる。
特別に旨いワケでもないのに、飲み終わった後はなんとなく満足してしまう。
20年近く前の「ネスカフェ サンタマルタ」に酷似した香りながら、
甘さは当時よりもグッと抑えられている。
しかし、近年の缶コーヒー全体で見ればやはりかなり甘い。
サンタマルタが甘過ぎただけであろう。
◎総評
懐かしい昔のネスレ固有の味わいを伝える一本といえる。
荒削りで男性的な缶コーヒーが一般的になりつつある現在、
消費者の口に合うかどうかはちょっと難しいところかもしれない。
特に、ごく若い世代には馴染みの無い味の組み立てであろう。
しかし、長年の缶コーヒー愛飲者の立場としては、なんともノスタルジック。
現在市場で主流の製品群に比べるとダルな味わいなのは否めず、
甘みも強いため万人にはオススメしない味ではあるものの、
一度は飲んでみて自分の口に合うかどうか試してみては如何だろう。
◎評価
☆☆☆☆☆☆★★★★ (6.5点)
(文責:紫布)
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