独断法人・日本缶コーヒー評価機構

ペットボトル全盛時代に待ったをかける、素晴らしき缶珈琲の世界…なんつって。ブヒャヒャ

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◎黒澄に現れた気泡。

◇エメマブラックの別バージョン 差はわずか


◎アイス/ホットの別
アイス(コールド専用品)


◎試飲環境
11月上旬夕方、快適な自室内



◎インプレッション
この製品は、エメラルドマウンテンブレンドブラックのバリエーションの一つである。
香り、澄みきる と銘打たれたこの製品は、ノーマルのエメマブラックとどう違うのか。
それを知るために、ノーマル品との直接比較を行うことにした。
黒澄は一週間ほど前に入手していたものの、ノーマルを入手する機会になかなか恵まれず、
今日やっと比較試飲にこぎつけることができた。

まず原材料だが、
ノーマル ⇒ コーヒー、香料
黒澄 ⇒ コーヒー、香料、乳化剤

そして、100ml当たりの成分表示によれば、
ノーマル ⇒ ナトリウム27mg
黒澄 ⇒ ナトリウム26mg

というように、一応の相違がある。
しかし一番の相違点は、ノーマルはホット兼用だが黒澄はコールド専用という点だ。
アイスのみの条件で味を組み立てればよい黒澄のほうが、当然有利と思えるが……

黒澄の缶裏の能書きによれば、
「澄みきった香りが楽しめる、飲み飽きない味わいのブラックボトル缶コーヒー」
ということである。

さて、グラスに注いだ感じでは液色の相違は肉眼で確認できなかった。
どちらも透明度が若干高く、あまり濃さを感じない色である。

口に含むと、ほんのわずかではあるが個性に違いがみられる。
ノーマルは、酸味が爽やかで、香りは穏やか。
黒澄は、酸味はノーマルより抑えめで、ややエッジの立った鋭い香り。
添加している香料の違いもあろうが、焙煎にも違いがあると見て支障あるまい。
香りは強めだが全体にクセが少なく、飲みやすいブラックである。



◎総評
そもそもエメマブラック自体が、万人向けに飲みやすく完成された製品であり、
黒澄もその傾向を受け継いでいる印象だ。
ただ、ブラック缶コーヒーというのは190gが最も適量であると感じているため、
275gもある黒澄をガブ飲みしようという気にはならない。
広口のアルミボトル缶よりも、普通のスチール缶で飲むほうが美味しく感じるのだ。
今回は試飲専用特注高級グラス(嘘)での試飲だったため、缶の材質や形状は無関係だったが、
どうも個人的にボトル缶ブラックというのは魅力を感じない。
元来エメマブラックは味がやや薄いので、大容量ボトル缶だと気分的になおさら薄さを感じてしまう。


なお、今回のグラス試飲で面白いことに気がついた。

ノーマルはグラスに注いでも何も起きないが、黒澄は注いでから少し経つと、
グラス内壁に細かい泡が付着する(4枚目の写真参照)
特に窒素充填などの表記は無いものの、
「振らないでください」
「落下などでキャップに液がつくと噴きだしたり、こぼれることがあります。
 少し待ってから開栓してください」

といった注意書きがある。
おそらくこの泡は、コーヒーに溶け込んだ不活性ガスが気泡化したものであろう。
勿論、炭酸飲料のように口内を刺激するような事は全く無いが、
グラスに注いでみて初めて体験できる現象であった。



◎評価
☆☆☆☆☆☆☆☆★★ (8点)


(文責:紫布)

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