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◇個性強い味わいと絶妙の甘さ
◎アイス/ホットの別
アイス
◎試飲環境
5月下旬、湿気多い曇天の駅ホーム
◎インプレッション
通常より長い期間、蔵で熟成させた豆を使用したというこの製品は、
ココアを思わせる強いコクが最大の特徴である。
(もちろんココアは入っていないが、近い味がする)
クリームを使用して鋭角な苦味を緩和しているため、
苦味が非常にまろやかで、変に尾を引かない。
特筆すべきは、強すぎず弱すぎない甘さ加減が、豆の個性を最大限に活かしている点。
この製品は変に甘さを抑えると、かえって豆の味わいが死んでしまう。
その点では素晴らしいサジ加減であるといえるだろう。
ミルク感も強く全体に「薄さ」を感じさせない、濃厚さを身上とした一本。
◎総評
上記のとおり、この缶コーヒーはかなり個性が強い。
コーヒーとしての純粋なシャープネスやアロマとは異なる個性そのものが持ち味。
したがって、ストレートアヘッドなコーヒーの味わいを求める人には向かない。
しかし、順調な売上が示す通り、この個性は広く受け入れられ、膾炙している。
筆者などは、缶コーヒーのセレクトの一つとしてでなく、
別ジャンルの飲み物として一定の評価をしている。
◎評価
☆☆☆☆☆☆☆☆★★ (8.5点)
(文責:紫布)
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