独断法人・日本缶コーヒー評価機構

ペットボトル全盛時代に待ったをかける、素晴らしき缶珈琲の世界…なんつって。ブヒャヒャ

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ジョージア MAXコーヒー

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◇加糖煉乳のインパクト 甘さそのものを楽しむ製品


◎アイス/ホットの別
アイス


◎試飲環境
6月上旬午後、快適な自室内


◎インプレッション
ようやく全国発売となった、話題の製品。
加糖煉乳(コンデンスミルク)の使用による強い甘さとスッキリした飲み口が身上である。
かなり甘いのにスムーズに飲める。仮にミルク感が弱いと、こうはいかないのだ。
筆者は基本的には甘さ控えめの缶コーヒーが好きであるが、
このように強いミルク感と渾然一体となった甘さはむしろ好みである。

ただし、過去に存在した明治マイルドコーヒーS「究極の煉乳コーヒー」として強く印象に残っており、
それと比較してしまうと、MAXコーヒーはコーヒー感こそやや強いが、
甘さは煉乳の甘さというより「砂糖の甘さ」を感じてしまう。
明治は缶コーヒー事業から撤退してしまったため、マイルドコーヒーSの代用として飲用しているが、
やはり物足りなさを感じてしまう。
しかし、MAXコーヒーの強い存在感は不滅であろう。



◎MAXコーヒーとの出逢い
ジョージアとほぼ同時期の1975年に、利根コカ・コーラボトリングがオリジナルでリリースしたMAX。
ジョージアに統合されずに独自の道を歩んだが、1991年にジョージアの一員となる。
実は筆者は1989年頃、ジョージアに統合される前のMAXコーヒーを飲んだ経験がある。
土浦駅(茨城県)〜佐原駅(千葉県)のJRバス霞ヶ浦線が全線健在であった頃に、
土浦からバスに乗車し、途中の江戸崎での乗り継ぎの際に自販機で見つけたものと記憶している。
当時はまだ缶コーヒー収集趣味は無く、MAXコーヒーの存在もその時初めて知った。
結構甘い、という以外に印象には残らなかった。
上記の「明治マイルドコーヒーS」を好んで飲んでいたせいか、
こんなに煉乳感も甘みも強いのに満足できなかったのであろう。



◎総評
千葉・茨城県の地元民の根強い支持に支えられて、同地区以外での試験的販売を経て、
ついに全国発売に至ったMAXコーヒー。
ミルクが強く甘い缶コーヒーが好まれるという大阪地区あたりでは特に人気が出そうだ。
ベトナムでは、カップの底に加糖煉乳を入れ、コーヒーを注いで飲む習慣があるという。
もともと煉乳の風味はコーヒーと相性が良いのだ。
缶コーヒー批評をやっている当ブログであるが、たまには「本格本格!」などとこだわらずに、
煉乳たっぷりの甘〜い缶コーヒーをグビグビ飲むのも楽しいものである。
エスプレッソやトルココーヒー、カフェオレなどが市民権を得ているように、
ドリップしてブラックで飲むだけがコーヒーではないのだ。
コンデンスミルクとの相性の良さは、コーヒーという飲み物の懐の深さを感じさせる。

煉乳の甘さそのものを楽しむべきこのMAXコーヒーに、
コーヒー感云々を論ったKYな批評は野暮であろう。



◎評価
☆☆☆☆☆☆☆☆★★ (7.5点)
※煉乳入りコーヒーと割り切っての評価


(文責:紫布)

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