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◇人気の裏付け 香り・コク・まろやかさのバランス
◎アイス/ホットの別
アイス
◎試飲環境
7月初頭朝、除湿の効いた快適な室内
◎インプレッション
記念すべき当ブログ100本目のレビューである。
エメラルドマウンテンをレビュー100本目にすることは、90本を超えたあたりから決めていた。
最人気製品をじっくり試飲し評価することで、101本目以降への仕切り直しとしたい。
この缶は30%増量の250g缶であるが、価格は10円高い130円である。
今回あらためてよく味わいながら試飲してわかったことは、
口当たりや香りがヴィンテージレーベルに非常に似ていることである。
ヴィンテージレーベル ⇒ http://blogs.yahoo.co.jp/jpcancoffee/18754154.html
これはあくまで想像だが、恐らくはココアフレバーを微量用いることにより、甘みとコクを融合させている。
今は地域限定に退いてしまった「テイスティ」を味の基本としながらも、
甘みが結構強いのにスイスイ飲めて、非常によく売れている製品であるが、
おそらくこの味わいはコーヒー以外の要素(香料)が支えとなっている。
ヴィンテージレーベルが人気を上げてきているのは、
恐らくエメラルドマウンテンと方向性が類似しているからではないだろうか。
いずれにしても、他の製品にはない独特のまったり感は魅力的で、
缶コーヒータイム、のどの渇いた時、疲れた時など、あらゆる場面に対応できる万能性があり、
多くのユーザーが定番としているのもうなずける気がする。
◎総評
よくよく考えれば、これよりも本格的なコーヒー感を備えた製品は多数あるし、
これよりも酸味や香りのバランスの優れた製品もたくさん存在する。
しかし当製品は、「よほど甘みの強い缶コーヒーを飲みたくない時」以外は、
概ねいつでも一定の満足感を与えてくれる不思議な一本だ。
本格性を論おうとすれば決して高い点数はつけられないところなのだが、
缶コーヒー全体におけるこの製品のポジションは独特にして不可侵であり、
大衆に膾炙する奇跡的なバランス感覚を獲得した一本として、軽視は出来ない。
コーヒーとして硬派な批評に徹すれば6点かそこいらだが、
どう考えてもそんな点数に留められないだけの地位を確保している。
◎評価
☆☆☆☆☆☆☆☆★★ (8点)
◎100本斬り達成に関して
こうして批評を続けていてあらためて驚かされるのは、
なんといっても缶コーヒーカテゴリの商品の豊富さ・多彩さである。
これがもし缶紅茶評価機構だったり缶緑茶評価機構だったり缶烏龍茶評価機構だったりしたら、
今ごろ全製品飲み尽くして途方に暮れているところではないだろうか。
趣味として缶コーヒーを試飲し、批評することの醍醐味はここにある。
不味い製品まで含めての批評の楽しさが、缶コーヒーには確かに存在する。
次の区切りの200本へ向けて、ただ邁進するばかりである。
当初はコメント欄を設定せず「読みたい人だけ読んでくれればいい」というスタンスでスタートしたが、
いつの間にやらそれなりにファンもついてくださり、コメント欄で交流する楽しさも知ることとなった。
日ごろ支えてくださる読者の方々に感謝の意を表したい。
今後も辛口で若干ワガママな批評が続くと思うが、広い心で寛恕頂ければ幸いである。
(文責:紫布)
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