独断法人・日本缶コーヒー評価機構

ペットボトル全盛時代に待ったをかける、素晴らしき缶珈琲の世界…なんつって。ブヒャヒャ

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◇濃さは天下一品だが……


◎アイス/ホットの別
アイス


◎試飲環境
7月上旬夜、少し呑んで帰宅して1時間ほど経過した頃(酔いはほぼ醒めた状態)



◎インプレッション
140g178円の高級シリーズの中で、ミルクに特化した濃厚乳飲料。
エスプレッソにたっぷりのミルクなので、一種のカフェラテということになる。
乳飲料だが完全外部委託ではなく、京都府城陽市のサントリー食品工業宇治川工場で製造されている。

乳固形分合計5.5%の濃度をもった優秀な製品であり、
多量のミルクに負けないだけのエスプレッソの香りと苦味が備わる。
甘み・苦味・香り・ミルク感どの要素も非常に濃くレベルが高い。
が、それら全体のバランスはどうかというと、それほど好ましいものとは感じられなかった。
ミルクが大量に使われている割には「まろやかさ」を感じない。
苦味はけっこう舌に残るタイプだが、これもあまり爽快とは言えない。
とても濃厚で贅沢な味なのだが…… 言ってしまえば「濃いだけ」の印象がある。
文章で表現するのがとても難しいが、飲後感があまり良くない、とでも言おうか。
牛乳を加えたのに全然薄まっていないエスプレッソという感じの味だ。



◎総評
各要素が渾然一体となったバランスの妙、というものが実感できなかったのは惜しいところだ。
ミルク大量使用品に対する一種の先入観(至極まろやか)が少々あったのかもしれないが、
それを除いて考えても、他社の120〜130円の乳飲料でもバランスに優れている製品が多く、
再び当製品を手に取ることはちょっと難しいと考えている。
ミルク無しでこの濃さなら旨いかもしれないが、
「ミルクの量に見合うだけのまろやかさが無い」という部分に、味覚的違和感がある。
薄すぎるコーヒーが旨くないのは当然だが、濃すぎるのも考えものだと改めて感じる。
豆にも牛乳にも、最適な量と配分というものがある。 過ぎたるは及ばざるが如し。

牛乳たっぷりでコーヒーも本格的、という点では、ダイドーのラテ・バールのほうが一枚上。
あちらは何しろバランスに優れている上に、130円で190gだ。



◎評価
☆☆☆☆☆☆☆★★★ (6.5点)


(文責:紫布)

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