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◇高貴な香りとミルクの好バランス しかし……
◎アイス/ホットの別
アイス
◎試飲環境
8月下旬夜、空調の効いた快適な室内
◎インプレッション
前に試飲したイリー イッシモの加糖ブラック「カフェ エスプレッソ」では、
ミルクと相性が良さそうだと強く感じた。
今回の「ラテ マキアート」は乳飲料だが、無視乳固形分2.9%・乳脂肪分1.2%の合計4.1%で、
これは乳飲料缶コーヒー製品の中では特別に濃いというワケではない。
口に含むと、典雅で高貴な香りが広がり、ミルクとの相乗効果で非常に香ばしい。
100gあたり46kcal、炭水化物7.1gはかなりの甘さだが、
全体バランスの良さでカバーされており、さほど気にならない。
ミルクを加えたことでエスプレッソの香りが引き立っており、
むしろ前回の加糖ブラックよりもエスプレッソらしさが引き立っている。
味に関しては申しぶんないレベルだが、それ以外の面については下記を参照のこと。
◎総評
イリー イッシモは、現状では伊勢丹や紀ノ国屋などの店と一部コンビニでしか扱っていない。
缶コーヒーが、Mt.レーニアなどのチルドコーヒーに勝っているのは、携帯性・保存性だけである。
買って長時間持ち歩くのでもない限り、チルドを買ったほうがずっとミルクも濃くて旨い。
◇240gでミルクたっぷりで147円で抜群に旨いチルドコーヒー
◇190gでチルドに劣る味で190円の当製品
コンビニに足を運んで、両者が並んでいる場合、どちらを買うのが得であろうか?
レギュラーほど旨いワケでもなく、チルドコーヒーほど生乳タップリなワケでもなく、
当製品のようにちょっとでも良い豆を使うと180円、190円と高くなり、チルドよりずっと割高である。
缶コーヒーの存在意義・魅力は、100〜120円のコンパクトな小宇宙である。
そこそこに飲める旨さで120円だから価値があるのであって、
190円でレギュラーにもチルドにも勝てない製品には存在価値が無い。
どこの自販機でもすぐに買えて飲めるのなら話は別だが、
現在のところ、チルドコーヒーと両方を扱う店にしか置いていない。
これでは190円缶コーヒーは選んでもらえなくなってしまう。
筆者は、当製品の味・品質そのものには何ら不満が無い。
ただ、今以上のミルク感を出さねば、Mt.レーニアなどには価格面でも品質面でも勝ち目が無いし、
継続的に飲んでもらうのであれば、せめて150円に抑え、自販機でも取り扱わねばなるまい。
高くても買ってもらえる、そんな製品づくりが出来ていないように思えるのだ。
味は最高。
しかし、品質と価格のバランスでは最悪の部類に入る。
◎評価
☆☆☆☆☆☆☆★★★ (6.5点)
※味だけの評価なら9点
(文責:紫布)
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