独断法人・日本缶コーヒー評価機構

ペットボトル全盛時代に待ったをかける、素晴らしき缶珈琲の世界…なんつって。ブヒャヒャ

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◇チルドと遜色ない強力な濃厚ラテ


◎アイス/ホットの別
アイス


◎試飲環境
3月中旬夕方、職場での休憩中に



◎インプレッション
アサヒ・ワンダの濃厚カフェオレ系といえば、定番の「ザ・カフェオレ」の他に、
過去には「プレミアムラテ微糖」という製品が存在した。
http://blogs.yahoo.co.jp/jpcancoffee/18093538.html
この「プレミアムラテ微糖」は、人工甘味料使用ではあったものの、
ミルクやクリームの濃厚さでうまくマスキングされて、当機構では異例の高評価となった。
しかし今回とりあげる製品は、人工甘味料不使用、高カロリーの直球な超濃厚ラテである。
セブンイレブンで期間限定価格110円で確保したものだ。

能書きが躍る。

とろけるほどの濃厚ラテ

牛乳78%増量(ワンダ ザ・カフェオレ比)
エスプレッソにミルクとクリームを贅沢に使用。
とろけるほど濃厚なラテをお楽しみください。


原材料名 : 牛乳、砂糖、コーヒー、クリーム、脱脂粉乳、全粉乳、
        デキストリン、乳化剤、カゼインNa、香料、セルロース


コーヒー豆の使用量に関係なく、乳固形分合計が全体の3%を超える場合、
「品名:コーヒー」ではな「種類別:乳飲料」となることは、いつもここで書いている通り。
この製品は無脂乳固形分3.3%、乳脂肪分1.4%、合計4.7%である。
製造は「プレミアムラテ微糖」の時と同じく静岡県焼津市の株式会社ニッセーが担当。

微糖ではないので、100g当たり53kcalという容赦ない高カロリーが特徴であるが、
とにかく人工甘味料抜きの濃厚ラテということで期待は高まる。

液色はもう、明らかに乳飲料に相応しい濃い乳白褐色であり、
能書きに恥じない、とてつもないミルク感、クリーム感が強烈なコクを与えている。
エスプレッソらしい香ばしさは、香料の力を借りているのがやや残念だが、全体バランスは良好。
缶入り製品とは思えない濃密なラテの味わいは、チルドカップコーヒーに全く見劣りしない。
甘さはもちろん強烈ではあるが、「甘さを抑えてほしい」とは全く思わない。
そういうカラーの製品だ。



◎総評
クリームではなく牛乳の旨みを最大限に活かし切ったダイドーの「ラテバール」という製品がある。
http://blogs.yahoo.co.jp/jpcancoffee/18340114.html
個人的には、カフェオレやカフェラテのコク出しは、クリームでなく生乳を使ってほしいので、
どうしてもラテバールよりは評価が低くなってしまう。
クリームのコクは即効的ではあるが、ややしつこいからだ。

しかし、「濃厚」と書いてあって本当に濃厚な製品というのは案外少ないものであり、
以前の「プレミアムラテ微糖」をやめて人工甘味料不使用で出直したことは真に歓迎されるべきだ。
飲用後の満足感、それも、乳飲料としての満足感と缶コーヒーとしての満足感の両方を享受できる、
現行全社缶コーヒーラインナップの中でも稀有な存在であろう。

缶正面下部に書かれた英文はなかなかに印象的である。

ADVENTUROUSLY RICHER LATTE WITH ESPRESSO AND MILK

adventurously(冒険的なまでに)とは、濃厚さに対する自信の表れであろう。

願わくば、これが短命商品で終わることの無いように。



◎評価
☆☆☆☆☆☆☆☆☆★ (9.5点)


(文責;紫布)

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