独断法人・日本缶コーヒー評価機構

ペットボトル全盛時代に待ったをかける、素晴らしき缶珈琲の世界…なんつって。ブヒャヒャ

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◇アロレボよりずっと万人向きの旨さ


◎アイス/ホットの別
アイス(アイス専用製品)


◎試飲環境
4月中旬夕方、職場での休憩中に



◎インプレッション
275gボトル缶で150円と、少々値の張る製品。
しかし「キリマンジェロ(キリマンジャロ)豆を贅沢に使用」「独自乳素材」といった表記が嬉しい。
人工甘味料不使用で、100g当たり34kcalとやや高カロリーだが、
これは乳製品(主に濃縮乳)の豊富な使用が影響していると思われ、
ミルク感と確かなコーヒー感に期待が高まる中での試飲となった。

しっかりしたミルク感とコーヒー感という意味では、「ルーツ アロマレボリュート」に近い思想だが、
アロレボが非常にクセの強い香りを特徴としているのに対し、当製品はずっと穏やかで飲みやすい。
カロリー値の割には甘さを強く感じないが、これはコーヒー感の強さと適度な酸味が好影響している。
キリマン由来の酸味は、特別に強くはないものの格調が高く、
ミルクコーヒーにはむしろこの程度の強さのほうがマッチしているといえよう。
後味も嫌味がなく良好だ。

しかし、当製品もやはりJTルーツ独特の、ややわざとらしい強めの香りを感じる。
筆者は決して嫌いな香りではないが、「香料添加によって作り出された香り」であることは論を待たない。
それでも、アロレボよりはずっと抑えられているが。
アロレボ ⇒ http://blogs.yahoo.co.jp/jpcancoffee/19682776.html



◎総評
近年、豆の品種を明記した缶コーヒーが減ってきたように思う。
「微糖」だの「ゼロ」だのばかりを前面に押し出し、コーヒーとしての旨さなど二の次で、
カロリーや糖質の低さを競う「数字合戦」となってしまっているからだ。
当製品は「キリマンジェロ豆ブレンド」と明記してある以上、
少なくとも51%以上はキリマンジャロが使われていることになる。
コーヒー部分そのものの品質をしっかり追求する姿勢は大切だ。

JTルーツは現行ラインナップにおいて、実は微糖もゼロも1種類ずつしか発売していない。
このまま本格路線を邁進してくれるとよいのだが……



◎評価
☆☆☆☆☆☆☆☆★★ (8点)


(文責:紫布)

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