独断法人・日本缶コーヒー評価機構

ペットボトル全盛時代に待ったをかける、素晴らしき缶珈琲の世界…なんつって。ブヒャヒャ

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◇半端な甘さとコーヒーの薄さ


◎アイス/ホットの別
アイス


◎試飲環境
5月中旬、職場の夕方休憩中に



◎インプレッション
ネスレ系の自販機でも滅多に見られない、ブラック低糖ロング缶コーヒー。
糖類50%減、クリアテイストということで少し期待したが、
買って缶裏側の原材料表示を見ると結局は人工甘味料入りであった。

原材料名 : コーヒー、砂糖、甘味料(アセスルファムK)
100g当たり16kcal


注目すべきは、加糖とはいえブラック製品なのに「コーヒー飲料」である点だ。
コーヒー飲料とは、液量100g当たりに使用される生豆換算コーヒー豆の使用料が
「2.5g以上5g未満」
という少なさであることは、過去の記事で何度も述べた通りだ。
通常は、カフェオレ系のようにコーヒー感よりミルク感を優先する製品によくあるが、
よりによってブラック製品でコーヒー豆を減らすとは情けないものがある。
まぁそれでも、微弱な加糖と相まってサッパリとしたアメリカンに仕上がっていれば、
それなりに飲めなくはないかもしれない、などと考えつつ試飲してみた。

……甘さが何とも中途半端である。
せっかく砂糖を半分にまで減らしながら、人工甘味料でそれを補填しているからだ。
ミルク入りと違って加糖ブラックは後味の甘さがしつこいのが常識だが、
無意味な甘味料添加がこの製品の後味を有象無象の加糖ブラックに止めている。
何のための「低糖」なのだろう。これなら「微糖」表記のほうがまだマシだ
もちろん、コーヒー分は薄く香りも弱く、飲み応えは皆無である。
甘味料臭さはあまり感じられないが、総合的に甘さが舌に残る。



◎総評
ロング缶に高品質を求めるほうが間違っていることは百も承知だ。
しかし、せっかくの「低糖ブラック」という新発想を、
余計な甘味料添加で台無しにしただけのショボいアメリカンで心底ガッカリした。
自販機購入者のためにも、そろそろ「人工甘味料使用」の明示義務を法制化してほしい。
いや、法制化しろ。



◎評価
☆☆☆★★★★★★★ (3.5点)


(文責:紫布)

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