独断法人・日本缶コーヒー評価機構

ペットボトル全盛時代に待ったをかける、素晴らしき缶珈琲の世界…なんつって。ブヒャヒャ

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◇思ったより中途半端な味にガッカリ


◎アイス/ホットの別
アイス


◎試飲環境
9月下旬午後、快適な自室内にて



◎インプレッション
当機構事務所に最も近い自販機に。新作カフェオレが登場していた。
純白の地にシンプルな表記がまぶしい。

こだわりの製法でひきたてた
素材のおいしさをお楽しみください。

挽きたてドリップしたコーヒーを使用し
厳選された良質な牛乳を中心に
こだわりの乳素材で仕上げました。
素材のおいしさと鮮度を大切にした
“特製”のカフェオレです。


原材料名 : 牛乳、砂糖、コーヒー、全粉乳、脱脂粉乳、クリーム、
        バターミルク(濃縮)、デキストリン、乳化剤、カゼインNa、香料
100g当たり46kcal


ワンダは時折、かなり濃厚なカフェオレやラテをリリースしてくるが、駄作もある。

◇優秀
V.I.P.ラテ プレミアム ⇒ http://blogs.yahoo.co.jp/jpcancoffee/24385538.html
ザ・カフェオレ ⇒ http://blogs.yahoo.co.jp/jpcancoffee/17590029.html
プレミアムラテ微糖 ⇒ http://blogs.yahoo.co.jp/jpcancoffee/18093538.html

◇駄作
朝のカフェオレ(JR東日本駅限定) ⇒ http://blogs.yahoo.co.jp/jpcancoffee/17731417.html

当製品は素材や製法へのこだわりをアピールしているし、あらゆる乳製品を使っていて、
濃厚なミルク感を窺わせると同時に、46kcal/100gという「甘い系」でもあるだけに、
上記の「優秀」の部類に入ってくれるものと期待を高めた。

……しかし、ゴメンナサイな結果となってしまった。

能書きからは想像できないほどミルク感が弱い。
過去に試飲した優れたワンダカフェオレの印象が強かったこともあるが、これは残念だ。
ミルク感が一定レベルに達していないだけに、糖質8.9gという強い甘さが浮き立ってしまっている。
この甘さに対抗するには、もっとミルク感を向上せねばなるまい。
そして、豆使用量の少ない「コーヒー飲料」でもあるため、ミルク感だけでなくコーヒー感も弱い。
コーヒーの香ばしさ+ミルクのまろやかさ+必要十分な甘み、というカフェオレの醍醐味が味わえない。
飲用後の満足感がほとんど味わえない。
マズいとか、イヤな香りがするということは無いのだが、強い甘さに他の部分が負けてしまっている。
唯一、意外とコーヒーらしい苦味が味わえたのだけが収穫である。



◎総評
人工甘味料不使用・無香料という意欲作なだけに、期待が大き過ぎたのか。
「これが“特製”か?」と思わされてしまったのは事実である。
近年は調整乳、調整クリームなど、独自の乳素材を用いるメーカーが増えてきているが、
これらの素材を缶コーヒーで活かすのは、やはり根幹となるコーヒーそのものの完成度であろう。

46kcalという数字は、低カロリー全盛時代としては思い切った値ではあるが、
もしこの製品が売れなかった場合「やはり微糖でないと売れない」などと間違った解釈をされると困る。
この製品の売れ行きが悪かったとしても、それは微糖でないからではなく、単純に美味しくないからだ。



◎評価
☆☆☆☆☆☆★★★★ (6点)


(文責:紫布)

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◇香りは良いが……


◎アイス/ホットの別
アイス


◎試飲環境
9月下旬深夜、職場休憩中に



◎インプレッション
実は今週から、夜勤に入ることになってしまった。
不規則な生活には滅法強い筆者ではあるが、
これまでと完全に正反対の睡眠パターンに順応するのは日数がかかりそうだ。
さて、勤務時間帯の変更により、深夜の休憩時間という未知のコーヒータイムが勃発した。
この時間帯をうまく活かし、今後の缶コーヒー試飲に充てたいところである。

8月15日朝に由布院「狭霧台」でブラックと共に購入したのが、今回の微糖である。
ブラックのほうは素晴らしい味であったが、微糖はなかなか試飲する気が起きなかった。
なにぶん「微糖」なのだから仕方がない。
しかしこのままではいけないと思い、夜勤に出かける荷物の中にこれを忍ばせ、休憩時間に試飲した。
能書きはブラックと全く同一文章であり、微糖独自の説明などは無い。
無糖(ブラック)の記事 ⇒ http://blogs.yahoo.co.jp/jpcancoffee/26428063.html

原材料名 : コーヒー、牛乳、脱脂粉乳、乳化剤、甘味料(アセスルファムK、スクラロース)
100g当たり4.5kcal


糖類90%カットの微糖だが、原材料に砂糖は含まれておらず、
微糖というよりは砂糖不使用といったほうが正しいかもしれない。
100g当たりの糖類0.5gは、牛乳や脱脂粉乳に含まれる乳糖が由来なのであろう。

開缶時の香りはとても素直で好感が持てるものだが、味はもう典型的な微糖製品のそれである。
かつて、ふじあつさんがご自身のブログで
「人工甘味料使用の製品はどれもみな同じ味がする」
と述べておられたが、当製品などはまさにこれに該当する、どこにでもある平凡な微糖だ。
即ち、甘味料云々だけでなく、ミルク感やコーヒー感までが「微糖」らしい稀薄さ。
コーヒーが薄く感じるのは、豆使用量や抽出の問題ではなく、人工甘味料使用に起因している。
砂糖完全不使用で、人工甘味料のみによる比較的強い甘さがあり、香りの良さも台無し。
飲み進むほどに甘味料の後味が顕著になってゆき、
最後の一口を飲んだ後には「不快」というより「不愉快」な気分になった。



◎総評
せっかくブラックで水準以上の味を出していたのに、なぜ通常の加糖製品を出さず微糖としたのか。
これこそ、微糖時代への主体性無き阿諛迎合とはいえまいか。
落ち着いた良好な香りはむしろカフェオレなどに応用してほしかった(もちろん人工甘味料不使用で)。

前回のブラックの記事の段階では、シーアールの公式サイトはまだ工事中であったが、
現在は正式オープンしたようである。
http://www.crcoffee.jp/index.html
大分県の産物を中心とした商品を製造している会社で、飲料に限らず手広いようだ。
しかし、今後缶コーヒー製品が増えてゆくかどうかはわからないし、
新製品が出たとしても東京在住ではなかなか情報キャッチできない。
公式サイトでチェックしてゆくしか無さそうだ。



◎評価
☆☆☆☆☆★★★★★ (5点)


(文責:紫布)

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