独断法人・日本缶コーヒー評価機構

ペットボトル全盛時代に待ったをかける、素晴らしき缶珈琲の世界…なんつって。ブヒャヒャ

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◇後味かなりしつこい
 
 
◎アイス/ホットの別
アイス(アイス専用商品)
 
 
◎試飲環境
5月下旬午後、快適な自室内にて
 
 
 
◎インプレッション
ジョージアは幾度となくカフェオレ商品をリリースしてきているが、
どうもこれまで感心できる製品に当たった記憶がほとんど無い。
ことに1990年代初頭あたりに定着した「ジョージアのカフェオレはブドウのような後味」という印象が、
今もって尾を引いており、なかなか評価を上げられない。
というのも、筆者自身が「カフェオレはコーヒーと牛乳のシンプルなコラボが身上」と認識しており、
ジョージアやボスのカフェオレのように混ぜ物だらけのカフェオレを「カフェオレ」として評価できないのだ。
ミルクコーヒーとしてなら評価できるが、それらは断じて「カフェオレ」ではない。
 
今回紹介する新製品は、280g缶でアイス専用である。
購入したのはドライブ中の靜岡県内だったが、現在都内で売られているかどうかは未確認。
 
まろやかミルクのコク
後味すっきり
 
ミルクのコクとさわやかな甘さ
コクがあるのにすっきりした後味で、
のどをやさしく潤す夏のアイスカフェオレです。
 
原材料名 : 牛乳、コーヒー、砂糖、乳加工品、食塩、香料、乳化剤、カゼインNa、
        甘味料(アセスルファムK)、安定剤(カラギナン)
100g当たり31kcal
 
100g当たりのコーヒー豆使用量が5gを切っている「コーヒー飲料」だが、カフェオレではよくある事。
むしろ気になるのは、混ぜ物ゴテゴテの原材料である。
 
ひと口目から痛烈な甘さが口に広がる。
香りはいかにもジョージア系なわざとらしさがある。
ミルク感は強いものの、生乳の素直なコクではないため、カフェオレとして認識できない。
キャラメルのような風味が感じられるのは、強い甘さと乳成分と食塩が相互作用してのものであろう。
このキャラメルっぽい味のカフェオレが好きになれないのは、サントリーボスのカフェオレや、
缶コーヒーではないがグリコのチルド「カフェオーレ」に共通している。
人工甘味料はほぼ完璧にマスキングされており、自分から探しにいっても気づかないぐらいのレベル。
しかし、それにしたって砂糖の甘さが相当にしつこい。
そして「すっきり」と謳っている後味だが、それこそ前述の「90年代前半のカフェオレ」を彷彿とさせるもので、
乳成分と甘さが舌の上でいつまでもギスギスと滞留し、ブドウの実を飲み込んだあとのような風味。
皮肉にも「あぁ、ジョージアのカフェオレってこんなモンだよな」と納得させられてしまった。
真夏の屋外の水分補給用としても、このしつこい後味ではかえって喉が渇いてしまうであろう。
 
 
 
◎総評
スッキリ感もまろやかさも大きく欠いた、残念な製品と言わざるを得ない。
甘く仕上げるのも混ぜ物をするのもよいが、それにしたってもう少し全体の風味をうまくまとめられないものか?
ジョージアは昔から、こういう風味のカフェオレしか作ってくれない。
これがメーカーとして目指すカフェオレの味なのであろうから、致し方ないところではある。
しかし、本物のカフェオレ(牛乳:コーヒー=1:1)はこんなに後味がしつこくないはずだ。
これを「カフェオレ」と称しているうちは、絶対に評価を上げるつもりはない。
ましてや「さわやかな甘さ」「後味すっきり」と2つもウソを書いてあるのだから始末に負えない。
 
 
 
◎評価
☆☆☆☆☆★★★★★ (5点)
 
 
(文責:紫布)
 
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