独断法人・日本缶コーヒー評価機構

ペットボトル全盛時代に待ったをかける、素晴らしき缶珈琲の世界…なんつって。ブヒャヒャ

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◇額面通りの苦さ しかし位置づけが半端
 
 
◎アイス/ホットの別
アイス
 
 
◎試飲環境
1月下旬夜、快適な自室内にて
 
 
 
◎インプレッション
……なんだか、ボス新製品「グッドスタートブレンド」とカブる部分が多い。
あちらは「目覚める深煎り」、こちらは「苦味」でコーヒーによる気分引き締め効果を狙っていること、
どちらも微糖製品でないこと、そして赤い缶。
キリンファイアは前作「スイートショット」から、ショットという言葉をネーミングに用いてきている。
しかし、缶コーヒーで「ショット」といえばアサヒワンダだろう。
(サントリーボスもスイッチショットなる製品を出していたことがあるが)
 
“焦がし砂糖入り”
“ほろにがビターショット”
 
厳選した豆を「直火焙煎」で「深煎り」に仕上げ、
隠し味に「焦がし砂糖」を加えたほろにがコーヒーです。
 
原材料名 : 牛乳、コーヒー、砂糖(グラニュー糖、ローストシュガー)、脱脂粉乳、全粉乳、
        香料、乳化剤、カゼインNa、苦味料、安定剤(カラギナン)
100g当たり28kcal
 
第一印象として確かに苦味がグッとくるが、これは深煎りの賜物というよりは苦味料によるものだろう。
牛乳が筆頭になっているものの、液色も飲んだ感じもミルク感が弱く、結果として甘みが目立ってしまう。
ある意味では「ボス グッドスタートブレンド」よりも甘く感じてしまう。
ファイア特有の間延びしたような香りと口当たりもマイナスだ。
苦味が強い割には後味が甘ったるくダルであり、総合的な飲後感に魅力を感じない。
焦がし砂糖とやらの効果はほとんど確認できなかったが、
まぁ、「苦い」だけならまだしも「焦げ臭い」などと思わせてしまったら終わりなので、これでよいのであろう。
 
 
 
◎総評
「この味が欲しい」という場面が想像しにくい、中途半端な一本。
強いて言うなら、フランスパンのように「甘くなくて香ばしいパン」との組み合わせが良さそうだ。
逆に言えば、起きぬけの一本としても、通勤時の一本としても、15分休憩の一本としても、
あまり恋しくならないタイプの味であるといえる。
同じファイアならば「火の恵み」のほうが良い。
「火の恵み」は、苦味こそ弱いが酸味が非常に優れている。
苦味料の人工的な苦味よりは、コーヒー本来の酸味で口の中を引き締めるほうが良い気がする。
 
というワケで、筆者的にはセレクト外としておく。
 
 
 
◎評価
☆☆☆☆☆☆☆★★★ (6.5点)
 
 
(文責:紫布)
 
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