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◇旨いが やや半端な印象も
◎アイス/ホットの別
アイス
◎試飲環境
4月中旬夕方、快適な自室内にて
◎インプレッション
震災から1ヶ月と1日。
夜勤を終えて帰宅するなり、ケータイの緊急地震速報がけたたましく鳴り、ユッサユッサと揺れた。
もはや「余震」とは言えないような規模の余震が続いている。
ウチのマンション、いや、当機構事務局の建物は、気象庁発表の震度、プラス1ぐらいは揺れる。
……現在17:50だが、こうして文を打って入る間にまた少し揺れた。
4月6〜10日には東京を離れて石川県小松市に帰省し、久々に地震を感じない平穏な日々を過ごしたが、
こうして帰京後また毎日のように有感地震が発生し、東京も気が気でない。
しかしそろそろ、缶コーヒー試飲を再開せねばなるまい。
今回の製品は、なんと3月21日に購入してから3週間も放置していたものである。
加糖ブラックではあるが、珍しい微糖(人工甘味料不使用)であり、質実な作りが期待できる。
ブラック微糖
糖類60%減
コーヒーポリフェノール約2倍
焙煎豆と生豆(きまめ)のブレンドから生まれた
「ネスカフェ 生豆ブレンド」。
原材料名 : コーヒー、砂糖
100g当たり19kcal
これは確かに、かなりの微糖である。
従来の加糖ブラック製品と比較しても、徹底的に甘さを抑えており、コーヒーのリアルな味と香りが伝わる。
生豆をブレンドしたとのことだが、生のコーヒー豆はほとんど香りが無いと言われており、
実際にこの製品にどのような効果を与えているのかはあまり実感できなかったが、
おそらくは極浅煎り豆のような特有のコクを加えるのが狙いなのであろう。
苦みも酸味もしっかりしており、後味にしつこさは感じられず、そこらの加糖ブラックよりずっと存在感がある。
なによりも、実際の濃度以上に「濃さ」が強く感じられ、安っぽさが無いのが特長である。
ただ、やはりこうした加糖ブラック製品は立ち位置がどうしても曖昧なものになり、
常飲・定番化はなかなか成し得ないものだと感じさせられてしまう。
つまり、加糖ミルク派からもブラック派からもリピーターを獲得できない半端さが付きまとうのだ。
◎総評
加糖ブラック製品は本当に難しい。
作る側も、そして試飲批評する側にとっても扱いが難しいフォーマットである。
レギュラーコーヒーでも、ミルクを入れずに砂糖だけ加えて飲む人は非常に少ない。
当ブログで何度も述べている通り、ミルクには砂糖特有のどぎつさを緩和しまろやかにする機能があり、
ミルクを廃した「加糖ブラック」では、この点を絶対に解決できない。
アサヒ「ワンダ オン・ザ・ロック」はこの部分を敢えて逆手に取り、超甘・超濃厚に仕上げて成功したが、
やはり加糖ブラック製品開発にはそのぐらいの思い切った手段が必要ということだ。
当製品は逆に砂糖を徹底的に抑えて新味を出しており、加糖ブラックの中では飲みやすい部類だが、
また飲みたいと思うところまではいかないのが実際の印象である。
「いっそミルクも入れて」とか「いっそブラックで」と思わされてしまうのが残念だが、
生豆使用も含めて意欲的な製品であることは間違いない。
◎評価
☆☆☆☆☆☆☆★★★ (7点)
(文責:紫布)
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2011年04月12日
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