独断法人・日本缶コーヒー評価機構

ペットボトル全盛時代に待ったをかける、素晴らしき缶珈琲の世界…なんつって。ブヒャヒャ

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筆者・紫布の最大の敵、それが人工甘味料である。

飲料、とりわけ缶コーヒー市場を大いに席巻し、大衆の味覚を麻痺させんとする悪辣な陰謀の中核。
平和だった缶コーヒー市場に「微糖」「ゼロ」の忌まわしい風潮を齎した、
缶コーヒー評論家にとってまさに怨敵といえる存在。
 
しかし、よく知りもせずに、いたずらに批判を展開していては説得力を欠くのも事実か。
敵を知り己を知らば百戦して危うからず。
 
では、敵をよく知ってみようではないか。
 
 
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幸書房「高甘味度甘味料アセスルファムK」 太田静行 編著
119ページ 税込1890円
2002年4月10日 初版第一刷発行
 
通称を「アセスル本」という。(いま思いついた)
5人の識者によって書かれた、一種の専門書である。
アセスルファムカリウムの化学特性、動物実験データ・安全性、使用基準、利用処方例、
そして巻末にはアセスルファムカリウムを利用した料理レシピまで載っており、
「甘味料の歴史」なる特別寄稿もある充実ぶりだ。
かなり内容の濃い書であり、これを読めばアセスルファムカリウムの全てがわかる。
セブンアンドワイで注文して2週間弱、ようやく入手できた。
これからじっくり読むことにしよう。
 
 
もっともこの書は、アセスルファムカリウムの安全性や利点を強調して啓発する、
いわば「体制側によって都合よく書かれた喧伝」、すなわちプロパガンダのような性格である。
やれ、体に悪影響は無いだの、カロリー制限にこんなに効果的だの、すっきりした甘さだのと、
よい事しか書いていない可能性が非常に高いのだ。
もちろん、過剰摂取による悪影響のデータも載ってはいると思うが、
少なくとも味に関しては褒め言葉ばかりであろうと想像できる。
「砂糖と違和感がない」とか、「むしろ砂糖より味が良い」などと書いてあるかもしれない。
そうした部分を差し引いて冷静に読み解き、今後の試飲や批評に活かしたいと思っている。
敵をよく知った上でケチョンケチョンに貶す、これこそ最高の気分であろう(爆)
 
 
このテの本としては他に、光琳から出版されている「高甘味度甘味料スクラロースのすべて」があり、
これも近日中に入手予定である。
 
 
「……そこまでするか?( ゚д゚)
という声が聞こえてくるような気もするが。
 
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