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◇どのへんがカフェラテなのかと小一時間(以下略)
◎アイス/ホットの別
アイス
◎試飲環境
9月下旬昼過ぎ、快適な自室内にて
◎インプレッション
暑さ寒さも彼岸まで、とは本当によく言ったものだ。
8月よりむしろ暑さが厳しく感じるほどの暴力的な陽射しに辟易していたが、
台風15号の通過で残暑にアッサリ終止符が打たれた。
周囲では「寒い寒い」などという人もちらほらいるが、筆者は基本的に暑がりなので、
まだまだ缶コーヒーはホットでは飲めない。
さて、今月に入ってからの4本の試飲はいずれも大変素晴らしい本格派・正統派商品揃いであったが、
いよいよ覚悟を決めねばならない時が来てしまったようだ。
微糖扱いではないものの人工甘味料が添加された、コーヒー飲料カテゴリのカフェラテである。
(コーヒー飲料…… 液量100gあたりの生豆換算コーヒー豆使用量2.5g以上5g未満)
しかもこの「北海道の牧場カフェラテ」は、スティックタイプの顆粒状インスタントでも売られており、
そちらも飲んだことはないものの、やはり人工甘味料を強く意識させられてしまう。
しかし立場上、試飲からは逃れられない宿命だ……
ところで、製品名の「牧場」は読み仮名が振られていないが、おそらくは「まきば」であろう。
通常「ぼくじょう」と読まれることの多いこの熟語は、なぜか乳製品になると「まきば」と読まれるケースが増える。
北海道産の生クリームと脱脂粉乳を使用しました
原材料名 : 牛乳、コーヒー、砂糖、全粉乳、脱脂粉乳、クリーム、デキストリン、香料、乳化剤、
カゼインNa、甘味料(アセスルファムK、スクラロース)、安定剤(カラギーナン)
100g当たり24kcal/糖類3.2g
液色は確かにミルク比率が多めに感じるものの、そもそも液自体がかなり薄い。
これでカフェラテと名乗るのは些か図々しいのではないか。
そして味だが、強烈に甘く、ミルク感やクリーミーさはほとんど感じられない。
マスキングはかなり有効に作用しており、糖類3.2g/100gでこの強い甘さにしては甘味料臭がほぼ皆無。
しかし、カフェラテと呼べるほどのエスプレッソ香もコクも無く、とにかく薄い薄い。
ちょっとミルク多めの缶コーヒーを、甘さを維持したまま水で1.3倍ぐらいに薄めたような印象である。
後味に至るまで人工甘味料の不快さが顕現しなかったことだけは評価したいが……
◎総評
「カフェオレ」「カフェラテ」と名乗るからには、一定以上のミルク感を堅持する必要があると思うが、
この製品は「北海道」「牧場」「生クリーム」を前面に押し出して、様々な乳成分を用いているにもかかわらず、
そのミルク感は他社の基幹商品、たとえばモーニングショットやエメラルドマウンテンブレンドよりも弱い。
ベシャベシャした薄さと甘さという意味では、ジョージアオリジナルなみにひどい。
やはり、ネスレの缶コーヒーは全体にこういうのばかりで、今後も同社製品の試飲は気が重くなりそうだ。
エクセラキリマンジャロブレンドのような秀作はもう現れないのだろうか。
◎評価
☆☆☆☆☆★★★★★ (4.5点)
(文責:紫布)
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2011年09月23日
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