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◇比較対象が偉大すぎて……
◎アイス/ホットの別
アイス(アイス専用商品)
◎試飲環境
5月上旬午前、長野県伊那地方にて車の中で
◎インプレッション
ダイドーはこの春、275gリシール缶コーヒーを3種リリースしている。
砂糖不使用・人工甘味料入りカフェラテについてはレビュー済みであるが、
今回の製品は微糖でありながら人工甘味料は使用していない、いわゆる「真の微糖」である。
「Smooth & Mild」と銘打たれたこの製品は、アイス専用の加糖ブラックであり、
ダイドーならではの無香料仕上げ。
さて、ミルクなしの加糖ブラック製品を飲むにあたって、筆者がどうしても絶対的存在として意識してしまう、
そんな製品として君臨するのが、アサヒワンダ「オン・ザ・ロック」である。
圧倒的な香りと濃度感、酸味、パワフルな後味…… まさに加糖ブラック無二の高嶺。
今回の製品は糖類45%減であるのに対し、オン・ザ・ロックはかなり甘いので、直接比較することはできない。
しかし、どちらかといえば敬遠しがちな「加糖ブラック」カテゴリに、強制的に目を向けさせられてしまった、
そんな強力な存在であるオン・ザ・ロックは、加糖ブラックを考える上でどうしても外すことができない。
正直に言って、これまで加糖ブラックを「旨い」「また飲みたい」と思わせたのはオン・ザ・ロックだけだからだ。
では試飲に入ろう。
糖類45%減
ミストドリップ製法で
Smooth & Mild
きれいに磨いた純水でやさしく
丁寧にミストシャワー抽出。
素材の旨みを引き出し、
苦味・雑味を抑えた、後味
スッキリ微糖アイスコーヒー。
原材料名 : コーヒー、砂糖、乳化剤
100g当たり18kcal
柔らかで全くクセの無い香ばしさ。
甘みも苦味も酸味も抑え気味であり、かなりおとなしい部類の加糖ブラックである。
しかしコーヒー感がしっかり立っているので、薄さは感じさせない。
どうしてもミルクレス製品は甘さがしつこく感じられてしまうものだが、当製品は砂糖をしっかり抑えているため、
飲み続けるのがそれほど苦痛にならない。
ただ、糖類68%減の優秀な加糖ブラックを3年前に試飲していて、そちらのほうが魅力的だったように思う。
⇒ UCC 天然水仕立てアイスコーヒー微糖 http://blogs.yahoo.co.jp/jpcancoffee/20828059.html
◎総評
やはり、アサヒ ワンダ オン・ザ・ロックの牙城は峻険だ。
甘さの点で全く違うモノであるとはいえ、「加糖ブラックもたまにはいいな」と思わせるほどのインパクトと存在感、
それがオン・ザ・ロックには確実にあるのだが。
残念ながら当製品は、「また手に取りたい」と思わせてくれるほどの魅力が無かった。
決して当製品の出来が悪いというワケではないだけに、こういった評価を下すのは心苦しいものがある。
それだけ、加糖ブラックというのは作り手にとっても消費者にとっても難しいカテゴリなのであろう。
今後も、加糖ブラックカテゴリはオン・ザ・ロックの独走態勢が続くものと推測される。
既に2012年シーズン版がリリースされており、筆者も既に数回飲んでいる。
◎評価
☆☆☆☆☆☆☆★★★ (7点)
(文責:紫布)
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2012年05月17日
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◇典型的微糖 薄く、味気ない
◎アイス/ホットの別
アイス
◎試飲環境
5月中旬、非常に涼しく快適な奥秩父の国道にて
◎インプレッション
日頃の運動不足緩和と、自然探索を兼ねて、5月12日に埼玉県の秩父へウォーキングに出かけた。
よく晴れていて、歩けばそれなりに汗もかくものの、それ以上にヒンヤリした風がずっと吹き続けていて、
これ以上ないぐらいに快適なウォーキング日和となった。
ウォーキングというには少々ダラダラ歩いてしまった感もあるが、
植物ウォッチングも兼ねていたので、それはそれで良しとする。
さて、三峰口駅から不動滝までの約14kmの道程の前半で見つけたダイドー自販機に、
この春の新作である当製品を発見した。
筆者の普段の行動範囲ではまだ見たことが無かったため、これが初めてである。
ペットほうじ茶を携えてはいたものの、ウォーキングの気分転換にコーヒーも良いかと思い購入。
糖類60%減の微糖で、こうしたパーセンテージ明記の製品には人工甘味料不使用のものが多いが、
残念ながら当製品にはアセスルファムカリウムが使用されているようだ。
水出しエスプレッソ抽出
新製法で冴えるキレ味
低温・高圧での
エスプレッソ抽出方式を採用。
「水出し」の
マイルドな口当たりと
「エスプレッソ」の
スッキリした苦みが味わえる
新しい味わいを
お楽しみください。
原材料名 : 牛乳、コーヒー、砂糖、脱脂粉乳、調整クリーム、乳化剤、カゼインNa、甘味料(アセスルファムK)
100g当たり20kcal
無香料デフォルトであるダイドーらしく、香りを大事に仕立ててある。
エグ味のほとんど無い柔らかな味わいながら、エスプレッソ抽出による鋭角的な苦味が加わっていて、
これまでにあまり経験の無い新鮮なバランス感覚を持つ。
これらの要素のせいか、牛乳筆頭ながらミルク感は弱く感じられ、コーヒー感優先の組み立てとなっている。
しかしながら、アセスルファムカリウムの味が微弱ながら全体を支配しており、
「コーヒー感はあるのに薄く感じる」という微糖の弊害がここでも感じられる。
全体の甘さは抑え気味になっているものの、後味はアセスルファムカリウムの妙な清涼感が占める。
新製法による香りも口当たりも、後味にほとんど残ってくれない。
◎総評
コーヒーの出来は決して悪くない。
低温高圧抽出という製法の「可能性」を感じさせてくれる香り、苦味、マイルドネス。
それだけに、こうした新技法はまず最初にメインストリーム系製品で出してほしいものだ。
最初から微糖カテゴリでリリースされてしまっては、新製法の真価が伝わらないのではないか。
筆者が試飲したのは、自然の中で適度に汗ばんで涼風を頬に受けるという特殊な状況であったが、
少なくとも当製品が日常のコーヒータイムに適しているとは想像できない。
ごくフツーの、あまり好ましくない微糖缶コーヒーに成り下がっている。
新製法を応用し、微糖でないメインストリーム系での再リリースを希望したい。
余談だが、この日は不動滝から更に6km戻って温泉に入るまで、合計20kmほど歩いた。
◎評価
☆☆☆☆☆★★★★★ (5点)
(文責:紫布)
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