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◇未来の「朝の一本」にワンダなりの回答
◎アイス/ホットの別
アイス
◎試飲環境
9月下旬深夜、快適な自室内にて
◎インプレッション
ワンダモーニングショットが10周年だという。
アサヒは「三ツ矢コーヒー」 ⇒ 「NOVA」 ⇒ 「J.O.」 ⇒ 「WONDA」の順にブランド展開してきたが、
ワンダ初期まではどうしてもヒット商品を出せずにいた。
しかし、真っ赤な缶デザインと「朝専用」という大胆なキャッチフレーズでデビューしたモーニングショットは、
TVCMとの相乗効果もあってワンダ最大のヒット商品となり、ついに10年。
(その後「朝専用」や「夜専用」というフレーズは他社の食品にまで使われるようになっていった)
今回の新製品は期間限定品で、その開発意図がなかなか興味深い。
10年先の
モーニングショット
モーニングショット発売
10周年記念。
これからの10年も皆様の朝を応援したいという
想いで10年先のモーニングショットの
味わいを想像してつくりました。明るい未来に
想いを巡らせお楽しみください。
10周年でありながら、この製品はさらに10年後、つまり初代赤缶とは味に20年の開きがあるということだ。
しかし、「もしかしたら、Xも大して変わらないんじゃないのか?」との疑念は当然ある。
そこで、赤缶と「X」の同時試飲を敢行した。
※ モーニングショット(赤缶)
原材料名 : 牛乳、コーヒー、砂糖、脱脂粉乳、全粉乳、デキストリン、乳化剤、
カゼインNa、香料、酸化防止剤(ビタミンC) ※ モーニングX
原材料名 : 牛乳、コーヒー、砂糖、全粉乳、脱脂粉乳、デキストリン、カゼインNa、
乳化剤、香料、酸化防止剤(ビタミンC)
原材料名を見ると、わずかながら構成順序が変わっているのがわかる。
そしてカロリーは 34kcal から 30kcal へと減少。
炭水化物量が1g減っているのが影響しているようだ。
それではまず、赤缶から試飲してみよう。
うん、いつもと変わらぬモーニングショットだ。
仕事前の一本を意図した、強めの甘みと香り、キリリとした酸味。
次に今回のモーニングXだ。
………これがかなり違う!! (*゚д゚)
最大の違いは焙煎といってよい。
赤缶が深煎り系のエッジの立った味わいであるのに対し、Xは完全な浅煎りの組み立てだ。
香りはやや弱いながらも、赤缶と全く違うタイプの芳香がある。
甘さも、数字がそのままハッキリと味に表れており、グッと控えめ。
後味は赤缶同様決して悪くないので、後味を引きずったまま仕事に突入しても大丈夫であろう。
全体印象を一言で言ってしまうと「赤缶よりもおとなしめ」となるが、ここは個人で好みが分かれそうだ。
筆者は個人的にはXのほうが好きな味である。
◎総評
赤缶よりもずいぶんと落ち着いた味わいの「10年後のモーニングショット」Xだが、
「朝の一本」として機能面で評価した場合、どうなるか。
香りも甘みも酸味も弱くなっているので「朝の一発目としては締まらない」とする意見もあるかもしれない。
しかし筆者の好みの範囲で好意的に解釈すれば、これは決してパワーダウンではない。
毎日飲むものとして考えれば、わずかながらのカロリーダウンも長期的に見て好影響であるし、
なにも「ビシッと引き締める」だけが朝缶コの役割でもあるまい。
浅煎りの上品な香りとやさしい味わいでリラックスして仕事に臨むのも当然アリではないか。
アサヒの考える「10年後の企業戦士」は、現在よりもマッタリ志向なのかもしれない。
10年後に不況も雇用不安も解消されていれば良いのだが…… どうであろうか。
◎評価
☆☆☆☆☆☆☆☆☆★ (8.5点)
(文責:紫布)
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2012年09月29日
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