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◇甘味料が気にならない稀有なネスレ
◎アイス/ホットの別 ホット ◎試飲環境 10月下旬午後、小雨降る京王線芦花公園駅にて ◎インプレッション
近々、当機構は杉並区荻窪から他地区への移転を予定している。 新事務所たる物件(単なるアパート)の下見のために不動産屋に向かう途中、 芦花公園駅でふと缶コーヒーを飲みたくなった。 アイスが飲みたかったが、片方の自販機はアイスが280ペットのエメマだけで、あとは全てホット。 同じエメラルドマウンテンでも、ペットボトルで飲んでは缶コーヒー批評家の名折れ。 もう片方の自販機を見てみると、ネスレの新しいカフェラテが出ている。 が、これもホットだ…… 単にこの時アイスが飲みたかったというだけでなく、 「初めて飲む製品は原則としてアイスで」 という基本方針を打ち出している筆者としては手が出しにくいところだ。 しかし、レビューのネタ拾いをしたいという欲求もあり、ここはホットで試飲することにした。 ネスレは人工甘味料使用率が非常に高く、微糖製品でなくとも使用していることが多い。
自販機なので、購入して手に取ってみるまでは原材料が確認できないが、 長年の経験と勘、そしてネスレに対する既存イメージから、人工甘味料使用を確信していた。 買ってみると…… やはり(-_-) コーヒー豆使用量2.5〜5.0g/100gの「コーヒー飲料」に分類される当製品。
非常に多彩な乳成分が使われており、ミルク感の演出と同時にマスキングにも留意しているようだ。 しかし、2011年9月23日レビューの「エクセラ 北海道の牧場カフェラテ」がひどい出来だったので、
ネスカフェのオレ/ラテ系にはほとんど期待できないところだが、さて実際のところは?
原材料名 : 牛乳、砂糖、コーヒー、全粉乳、調整乳製品、脱脂粉乳、クリーム、デキストリン、
乳等を主要原料とする食品、乳化剤、香料、カゼインNa、甘味料(アセスルファムK)
100g当たり34kcal
ミルク感たっぷりの仕上がりだ。
コーヒー自体はさほど個性を感じないが、そこそこにラテらしく香ばしい。
アセスルファムカリウムのエグ味は見事に覆い隠されており、全く嫌味を感じない。
もっとも当製品は微糖ではなく、34kcal/100gと比較的高カロリーであり、
人工甘味料の添加量そのものが大して多くないのかもしれない。
クリームのコクは感じるが、しつこくないのも利点。
ミルクたっぷりの缶コーヒーを屋外でホットで飲るのに相応しい季節になりつつあるが、
当製品はそうしたシチュエーションに充分に対応しうる出来である。
まったりと温まれるカフェラテだ(・∀・)マターリ
甘味料臭は、後味に至るまでほぼ無視できるレベルであった。
◎総評
かつてネスカフェエクセラには「キリマンジャロブレンド」という大傑作が存在しており、
あれと比較してしまうとどうしても見劣りするのは仕方ないところだが
少なくとも、ここ3年ほどの間のネスカフェ缶コーヒーの中では最も飲みやすくまとまった一本である。
完成度の高さとか、そういったレベルの話ではないのだが、稀薄さを感じさせないのは良いことだ。
べつにこれで今後のネスレへの期待感など高まらないが、試飲前の予想よりはずっと良い出来であった。
今後アイスで試飲する機会が訪れるかどうかはわからないが、
少なくとも、アイスを発見した時に手に取るのを躊躇することは無さそうである。
◎評価
☆☆☆☆☆☆☆★★★ (7点)
(文責:紫布)
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. 7. スカした仕草で空き缶を捨て、クネクネと立ち去る(任意) |
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◇煉乳よりもスタイルそのものを楽しむ
◎アイス/ホットの別 アイス ◎試飲環境 10月中旬夕方、新青森駅にて ◎インプレッション コーヒーに加糖煉乳を加えて飲むというベトナムの習慣は知っていたが、 ついに缶コーヒーの形で登場したことには些か驚いた。 しかし、いつかどこかのメーカーが着手するだろうという予測をしていたのも事実だ。 煉乳を加えた甘い缶コーヒー自体は「ジョージアMAXコーヒー」が既にあり、 過去には傑作「明治マイルドコーヒーS」も存在した。 しかし今回の製品はハッキリと「ベトナムスタイル」と銘打っており、 これまでの煉乳缶コーヒーとは違うアプローチに期待できそうだ。 もともとミルクコーヒーの分野において一日の長があるUCCであるだけに尚更であろう。 コンデンス ミルク入り カフェ・スア 深炒りのコーヒーを細かく挽いて金属フィルターで抽出し、 コンデンスミルクを溶かして飲むベトナム式のミルクコーヒー。 そのコクと苦味を再現した、カフェ・スア風コーヒーです。 原材料名 : 牛乳、砂糖、コーヒー、加糖れん乳、全粉乳、デキストリン、乳化剤、カゼインNa 100g当たり40kcal コンデンスミルク特有の甘い香りやコクには、あまり期待しないほうがよい。 甘みの大半は加糖煉乳ではなく砂糖によるものだからだ。 この製品のキモは煉乳ではなく、細挽きでビターな東南アジアコーヒーテイストである。 荒々しく抽出したコーヒーの苦味を強い甘みと共に楽しむのだ。 濾さずに上澄みを飲むジャワコーヒーほどではないにせよ、 ベトナム式の粗濾しコーヒーのワイルド感がよく伝わってくる。 しかし、必要以上に苦いワケではなく、ある程度飲みやすくアレンジしてある。後味の渋みも心地よい。 ◎総評 誤解しないで頂きたいのは、全体のミルク分が決して濃厚とは言えないという事実だ。 飲む前にあまり味のイメージを固めてしまったりせずに、 ちょっと甘くてワイルドな缶コーヒー、程度の認識で試してみるとよいだろう。 甘みが強いので場面を多少選ぶところだが、ケーキやクッキーなどの洋菓子向きか。 なお、シングルスピリットシリーズは期間限定であるらしい。 今後の商品展開に期待したい。 ◎評価 ☆☆☆☆☆☆☆★★★ (7点) (文責:紫布) . |
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◇岩泉の再現とはいかなかったか……
◎アイス/ホットの別
アイス
◎試飲環境
10月中旬午後、青森県藤崎町のコンビニ駐車場にて
◎インプレッション
北東北で、しかも名水を使用したローカル缶コーヒー。
見た瞬間、岩泉産業開発の「龍泉洞珈琲」が頭をよぎった。あれは名品であった……
奥入瀬(おいらせ)川は、十和田湖に源を発し、上流の随所で緑豊かな渓流を形成する有名な川である。
名水を使うのはいいが、果たして缶コーヒーとしての完成度はどうであろうか。
四季折々の奥入瀬渓流…大自然のおいしさを
たっぷり含んだナチュラルミネラルウォーター。
その源流水を30%使用したコーヒーです。
原材料名 : コーヒー、砂糖、脱脂粉乳、全粉乳、乳化剤、香料
1本190g当たり43kcal(100g換算で23kcal)
……一言で言うと「ダル」。
浅〜中煎り主体のブレンドと思われるが、苦みがほとんどない。
乳成分の効きは申し訳程度であり、コーヒーとしてのコクもあまり感じない。
安っぽい味わいに感じてしまう残念な組み立てだ。
源流水の使用率はわずか30%とのことだが、これはコーヒー抽出を考えての数字かもしれない。
しかしいずれにしても、名水を使用したことによる旨さを感じたりする以前に、
缶コーヒーとして全くパンチが効いていない。
ミルクが弱いせいか、100g当たり23kcalという数字の割には甘さを強く感じ、後味も甘ったるい。
◎総評
やはり岩泉と同じようにはいかなかった。
「バランスに優れた美味しい缶コーヒーを作ろう」という取っ掛かりの部分で既に負けているのであろう。
発売元は、十和田の観光資源活用を目指す財団法人であり、アイディアもそこから出たものであろうが、
結果的には「奥入瀬の水を使っただけのコーヒー」で終わっている。
これを入手したのは一昨日、購入した場所はまさに「道の駅奥入瀬」であったが、
こうして結局筆者の目を惹いて、購入させることに成功している。
だが、リピートしたくなるクオリティではなかった。
ただ、カロリー表示を100gあたりでなく「製品1本当たり」で表示しているのには好感が持てる。
だいたい、リシールでもない缶コーヒーを2回3回に分けて飲む人などいるハズがないのだから、
1本あたりのカロリー量を表記するほうが理に適っているのだ。
◎評価
☆☆☆☆☆☆★★★★ (5.5点)
(文責:紫布)
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◇特濃エスプレより遥かに価値ある一本
◎アイス/ホットの別
アイス ◎試飲環境
10月中旬朝、秋田県内の列車の中で ◎インプレッション
前回の「特濃エスプレッソ」は無脂乳固形分2.4%+乳脂肪分0.8%であったが、 当製品は3.7%+1.3%、合計5%である。 本格カフェラテの境地に到達しているだろうか。 缶デザインにもミルク感が横溢している。 製造は「特濃エスプレッソ」と同じく、ホテイフーズ富士川工場。 秋田から弘前へ、寝台特急の立席扱い区間(いわゆるヒルネ)を利用中、
能書き通りプレミアムで贅沢なひと時のお供に…… と思ったのだが、
八郎潟・東能代・大館などからヒルネ客がどんどん乗り込んできて、
大盛況となって本当に「立ち」客まで発生し、ぜんぜんプレミアムなひと時ではなくなってしまった。
一番隅っこ(17番)の窓際で小さくなりながらチビチビ試飲するしかなかった。
中身が濃いので
よくふってください 厳選した深煎りコーヒーと
たっぷりのミルクが溶け合った ボスこだわりの濃厚なコク。 プレミアムなひと時を更に 贅沢にするリッチな味わいの 「特濃カフェラテ」です。 原材料名 : 牛乳、砂糖、コーヒー、脱脂粉乳、クリーム、乳化剤、カゼインNa、香料、安定剤(セルロース)
カロリー表示なし ミルク感が強く甘みも強いが、その中にもエスプレッソの苦味・渋味をしっかりと感じる。
そのため、飲んだ印象としては「特濃エスプレッソ」より遥かに特濃感が強い。 深煎り豆の香ばしさがミルクに負けずに主張している。 後味がややギスギスするものの、160gでも満足度が高い一本といえる。 ◎総評 特濃エスプレッソよりもずっと「特濃」としての価値を有している。 ただし場面によってはややしつこさを感じるかもしれない。 5分休憩の一服には特濃エスプレッソのほうが向いている。 しかし、「場面によって飲み分ける」といったフォームが定着する間もなく、 この特濃シリーズは市場から消えてゆきそうだ。 特に期間限定などの記載は無いが、品質の是非に関係なく、この手の乳飲料は市場に定着した例ない。
これはあくまで経験的認識なのだが……
シリーズ化して長寿命ブランドとなってほしいものだ。
(ただし微糖やゼロはラインナップに加えないで欲しいが)
◎評価
☆☆☆☆☆☆☆☆☆★ (9点)
(文責:紫布)
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