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◇シャープネスに欠ける
◎アイス/ホットの別
アイス
◎試飲環境
6月中旬午後、快適な自室内にて
◎インプレッション
6月上旬に青森と北海道を旅してきた。
本格的な渡道自体が久しぶりであったため、この北海道限定品にもなかなか出会えないでいたが、
今回ようやく正式レビューできる運びとなった。
現地でも一本飲んでいるが、レビュー用に一本持ち帰った物を自宅であらためてジックリ味わうことにする。
なお、売上の一部が北海道の環境保護に使われるそうだ。
北海道産
乳・砂糖使用
原材料名 : 砂糖、コーヒー、全粉乳、クリーム、香料、乳化剤、カゼインNa、安定剤(カラギナン)
100g当たり32kcal (1本当たり61kcal)
液色のミルク感は非常に弱いが、口にしてみると意外とまろやか。
やや締まりの無い弱めの焙煎で、苦味も酸味もかなり弱い。
ブラジル産豆の特長である、クセの無い香りと軽い口当たりを前面に出した組み立てだが、
ジョージア特有の、ブドウのような香りと後味もわずかに感じられる。
甘みは強いほうだが、決してしつこい感じではない。
しかし、ぬるくなってくるとダルさが目立つので、キレ味がよく出るよう充分に冷やして飲むべきであろう。
◎総評
長年北海道限定で販売されている当製品。
今回の旅程上でも、札幌から女満別に至るまでコンスタントに自販機に並んでいた。
どのあたりが道民の心を掴んでいるのだろうか。
浅煎り系の、ライトで甘めの製品が好きな人には常飲も可能だと思われるが、
個人的には中途半端な構成のやや残念な味という印象を持った。
北海道産の乳・砂糖・クリーム使用とあるが、やはり美幌あたりの甜菜糖を使用しているのだろうか。
北海道は6月8日に列車でゆっくり移動したが、上川や遠軽の陽射しと暑さは異常であった。
あの暑さの中でよく冷えた当製品をグイッと呷れば、また印象が違ったかもしれない。
◎評価
☆☆☆☆☆☆★★★★ (6点)
(文責:紫布)
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コカ・コーラ
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売上ダントツながら、品質はダントツとは言い難いジョージア。
自販機戦略の奏功。
自販機戦略の奏功。
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◇懐かしの50&50 ここに復活
◎アイス/ホットの別
アイス
◎試飲環境
11月上旬夕方、やや寒い自室内にて
◎インプレッション
ローソンでこの商品を見つけた瞬間、あまりにも懐かしくて熱いものが込み上げそうになった。
筆者が今のような批評家気取りではなく、純然たる「缶コーヒー蒐集家」であった1990年代中盤に、
イチ缶コーヒーユーザーの立場として結構お気に入りだったのがこのジョージアモカキリだったからである。
黒と赤の左右真っ二つという大胆なデザインは、当時としてもインパクトが強かった。
(初めて見たのは、旅先の北海道・函館山であったと記憶している)
一般に「○○ブレンド」という場合、その○○豆は51%使用していればOKということになっているが、
それ以外の49%の内訳については不明なものがほとんどだ。
しかし当製品のように「モカ50%、キリマンジャロ50%」とハッキリと書いてあると、
実際の味がどうかはともかくとして、素性が明確で潔い。
モカもキリマンジャロも、酸味と香りを身上とする品種である。
15年も前の筆者の味の記憶は完全に不明瞭となっているが、いろいろ調べた限りでは、
当時の製品とは原材料構成が大きく異なっているようだ。
当時の製品は生乳を一切使用せずに粉乳類のみで乳成分を加えていたらしいが、
今回の最新製品は牛乳が筆頭だ。
さて、2012年版モカキリ50&50の味や如何に?
フルーティーな
風味のモカ豆と、
コクと酸味の
きいたキリマン
ジャロ豆だけを
在宅にブレンド。
奥深い味わいと
すっきりとした
後味をお楽しみ
ください。
(改行原文ママ)
原材料名 : 牛乳、コーヒー、砂糖、脱脂粉乳、香料、カゼインNa、乳化剤、安定剤(カラギナン)
100g当たり31kcal
開缶時の香りは、モカ・キリマンジャロ豆特有の「酸味を帯びた香り」であり、とても品が良い。
口当たりは極めてソフトで、これまた両豆の特徴である「苦味がほとんど無い」を地で行く。
ミルク感が思ったよりも弱く、砂糖の生々しい甘みが浮き立ってしまっているのは多少残念だが、
強い酸味や華やかな香りとの調和は決して悪くないものといえる。
酸味の強いコーヒーはミルクがそれほど合わないので、ミルク感が弱いのも逆に狙いの一つかもしれない。
後味は、一部のジョージア製品にありがちな「ブドウの実のような味」だが、酸味が心地良い。
◎総評
今回これを試飲してみて、「懐かしい」と思えるほどには旧製品の記憶が残っていなかった。
しかし、他のジョージア製品に無い個性を備えているので、ラインナップにぜひ残して欲しい。
短時間且つシッカリと味わうのに向いた味であり、苦味が苦手な人にもオススメの、酸味とコクの一本。
豆品種の特長を忠実に活かしている点は評価されるべきであろう。
ただ、甘みをかなり感じやすい組み立てでもあるので、その点は選択時に注意が必要。
この味がホットではどう変わるのか、季節的観点からも大いに興味が湧くところだ。
◎評価
☆☆☆☆☆☆☆☆★★ (8点)
(文責:紫布)
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◇結論が出た…… と思う
◎アイス/ホットの別 アイス ◎試飲環境 5月下旬夜、比較的涼しい駅ホームにて ◎インプレッション
ジョージアの「STYLE」シリーズ第2弾。 UK、つまり紅茶文化の国イギリスを意識した紅茶入りコーヒーだ。 あくまで個人的嗜好ながら、第1弾の和-STYLE(抹茶カフェ)はなかなか好きだった。 しかし紅茶入りコーヒーといえば、JT ルーツexplorerの失敗作も記憶に新しい。
⇒ テ・マリアージュ http://blogs.yahoo.co.jp/jpcancoffee/30416875.html 匙加減の問題なのか、それとも単にコーヒーと紅茶が基本的に合わないのか。
今回の試飲で、そこを見極めて結論を出すことができるだろうか。 コーヒーのコク、
華やかなダージリンティー
コーヒーに、
ちょっと紅茶
豊かなコーヒーの味わいに、
やさしい甘さと上品な紅茶の後味。
ブラジル産コーヒーと
ダージリンティーエキスが生み出した、
華やかなおいしさです。
ダージリンティーエキス
100%使用
原材料名 : 牛乳、コーヒー、砂糖、紅茶、香料、カゼインNa、乳化剤
100g当たり29kcal
これはダメだ。
「おやっ、これは意外と……」と思ったのは最初の一口の一瞬だけで、 あとは文字通りコーヒーとしても紅茶としても中途半端の一言に尽きる。 全体に薄く感じるが、これについては明確な理由があると思うので、総評で詳述する。 二度も手に取ることはまず無いであろう、魅力の無い味である。
ミルク感も薄いため、コクというものが全く見当たらず、これも評価を下げる一因。 ◎総評
コーヒーと紅茶を合わせる試みは、誰もが一度は思いつくのではないかと思う。 (実行に移すかどうかは別としてだが) もしも試すならば、存在するのかどうかすら怪しい「コーヒーと紅茶の相性」を活かすために、 両方の香りがしっかり感じられるレベルでのバランス設定を考えるであろう。
しかし、コーヒーも紅茶も濃いめにしてしまうと、味も香りも完全にケンカしてしまう。 そうなると次に考えるのは、「どちらかをメインに、もう一方をサブに」という組み立てとなる。 当製品の場合は缶コーヒー・ジョージアの一員であるから、 当然ながら紅茶は隠し味程度に抑えることになる。 しかし、もしも紅茶の香りがほとんど感じられないようなレベルでは「看板に偽りあり」だ。 ○ 両者の香りをケンカさせない
○ どちらの香りもしっかりアピールする これらを同時に満たそうとすると、結果的にコーヒーも紅茶も薄くせざるを得ないのではないか。
こうまでしなければカタチにならない組み合わせ、しかもその仕上がりは、
再購買意欲の湧かない中途半端な「珈茶」に過ぎない。 1. コーヒーを強めにしてもダメ
2. 紅茶を強めにしてもダメ
3. 濃くしてもダメ
4. 薄くしてもダメ
これらから導かれる結論は、要するにコーヒーと紅茶は合わないという厳然たる事実。
当製品やルーツexplorer テ・マリアージュが美味しくないのは、製法や匙加減の問題ではない。 もともと相性の良くない組み合わせで必死に商品化したに過ぎないのだ。 ビバレッジ各社とも、今後はこの組み合わせを試すべきではない。
開発コストの無駄に終わるだろう。
◎評価
☆☆☆☆★★★★★★ (4点)
(文責:紫布)
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◇深煎りコーヒー感による力技(でも失敗) ◎アイス/ホットの別 アイス ◎試飲環境 3月上旬昼前、滋賀県内の電車内にて ◎インプレッション 普通列車乗り継ぎで東海道線を西に向かっていた。 愛知県に入って豊橋駅での乗り換え時、ホームの自販機からこれが目に飛び込んできた。 ジョージアには地域限定品もあることはあるが、ここまで地域色を克明にした製品は珍しい。 ホット購入したが、風邪の完治までもう一息だったので、味覚嗅覚の戻りを待つ。 で、翌日すっかり冷たくなった本品を試飲に供した。 「でら」とは、言わずと知れた代表的名古屋弁であり、要するに「very」という意味である。 金の鯱がデザインされた派手な缶には「糖類ゼロ」の表記があり、筆者を萎えさせる。 しかし原材料に「豆乳」が含まれており、人工甘味料マスキングの新手法かもと期待してみる。 (もちろん本気で期待なんかしていないが) でらコクうま 糖類ゼロ がんばっとる、 あなたへ ジョージアは 東海地方の元気を 応援します!! 原材料名 : コーヒー、牛乳、豆乳、香料、カゼインNa、乳化剤、 甘味料(アセスルファムK、スクラロース)、安定剤(カラギナン) 100g当たり8kcal ミルク感を抑え目にして深煎りの香ばしさを前面に押し出している。 乳成分が少ないぶん、マスキング効果は薄いワケだが、 香ばしさで無理矢理ごまかしている感じだ。 しかし当製品で最悪なのは、コーヒーキャンディを水に溶いたような非常に安っぽい味わい。 これは、ジョージアオリジナルに酷似した部分と言える。 また、事前に想像したほどではないにせよ、人工甘味料の不快な味がやはりしつこい。 オリジナルほど甘くはないが、糖類ゼロであることを考えればかなり甘め、 要するに人工甘味料の使用量もそれなりに多い。 豆乳はマスキングでなく、コクを付加するために使用しているものと思われるが、 それほどの効果は得られていない。 何をやったところで、糖類ゼロと人工甘味料で台無しではあるが。 ◎総評 この味は、名古屋の風土や嗜好を意識した組み立てなのだろうか。 それとも、適当に作ったコーヒーに「でら」と銘打っただけなのだろうか。 名古屋の方々がこの製品を「でら、うみゃ〜」などと喜んで飲んでいないと信じたい。 ◎評価 ☆☆★★★★★★★★ (2点) (文責:紫布) . |
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◇カフェラテなみのミルク感の“エスプレ”
◎アイス/ホットの別
アイス ◎試飲環境
1月中旬夜、京都・西京極のコンビニ駐車場にて ◎インプレッション
昨年12月から、訳あって滋賀県方面に何度も行った。 今回は3回目で、京都駅付近でレンタカーを借りての琵琶湖方面ドライブ。 北琵琶湖方面はさすがに寒かったが、ホットを飲みたいと思うまでには至らなかった。 そんな中、滋賀県内のコンビニて発見した当製品だったが、買ってすぐ飲まずに持ち歩いていた。 人工甘味料が一種類ながら含まれているために、なかなか飲む気が起きなかったのもある。 しかし、人工甘味料添加なのに28kcal/100gもあるので、添加量自体は僅かであると期待した。
一瞬、「贅沢エスプレッソ微糖」の続編かとも思ったのだが、内容的には違うようだ。
「贅沢〜」と違ってクリームを使用せず、乳成分は生乳のみである。
これは全くのの別物として臨む必要がある。
深くまろやかな味わい、
香りつづけるアロマ
こだわりの
エスプレッソコーヒー
厳選した深煎り豆のエスプレッソと
贅沢に使用した良質ミルクによる
深くまろやかな味わいと、アロマリッ
チ抽出による香りつづけるアロマを
お楽しみください。
原材料名 : 牛乳、コーヒー、砂糖、香料、カゼインNa、乳化剤、甘味料(アセスルファムK)
100g当たり28kcal
芳醇な香りと、妥協なき苦味がかなり強力な本格エスプレッソだ。
しかしそれ以上にすごいのが、これまた最強クラスと思えるミルク感である。 甘く、苦く、濃く、しかもまろやかだ。 ともすれば舌が負けてしまいそうな強い苦味と後味を、ミルクが包容力たっぷりに中和してくれる感じで、 かなりの甘さだがミルクのおかげてスンナリと飲める仕上がり。 人工甘味料はほとんど気にならないレベルであり、30kcalを切るための補助的役割なのであろう。 このミルクの生乳っぽさも自然で、脂肪のコクに頼りすぎない素直な旨味。 後味もしつこくない、上々の仕上がりと言える。 ◎総評
通常、エスプレッソにミルクをたっぷり効かせたものをカフェラテと呼ぶが、 当製品はこれほどまでにミルキーな組み立てながら「エスプレッソ」の名で売られている。 それは、最近のエスプレッソ製品やカフェラテ製品でやや忘れられつつある 「エスプレッソらしい苦味・コク・濃度感」 を重視し、エスプレッソとしての味わいを優先した結果なのかもしれない。 その後味はコーヒーブレイクに相応しく、短時間で舌も心も引き締めてくれることだろう。 ◎評価
☆☆☆☆☆☆☆☆☆★ (9点) (文責:紫布)
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