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◇甘み強いがミルキー じつに香り豊か
◎アイス/ホットの別
アイス
◎試飲環境
2月中旬朝、快適な自室内にて(外は雪景色)
◎インプレッション
じつに、じつに久々のレビューとなる。 何せ、2月15日にして今年初めてだ。
今後ボチボチとレビューをアップしてゆく予定。
さて、その久方ぶりのレビュー商品として白羽の矢を立てたのは、
ここ3〜4ヶ月で最も多数の新製品を出していると思われるサントリーボスから。
同ブランドとしては珍しく、豆品種にこだわった製品である。
青い空と緑豊かな山々、高原の風景が印象的なパッケージデザイン。
第35回ユネスコ
世界遺産委員会認定
コロンビア
世界遺産登録地豆 51%使用
コロンビアの伝統的
コーヒー栽培地域で育まれた
良質な豆を中心にブレンド
しました。豊かなコクと
気品ある香りを持つ、
すっきりとした後味の
缶コーヒーです。
原材料名 : 牛乳、砂糖、コーヒー(コロンビア世界遺産登録地豆51%)、クリーム、
全粉乳、デキストリン、カゼインNa、乳化剤
カロリー表示なし
久々に「試飲」というスタンスで缶コーヒーを構えて味わった第一印象は「かなり甘い」である。
そもそもサントリーボスは甘みの強さをブランドカラーとして公言しているからこれでよいのだが、
それにしてもかなりの甘みだ。
また、ミルク感はそこそこだがコーヒーそのものは少々薄く感じる。
しかしそこはさすがボス、無香料なのに実に豊かでクセの無い香りが口いっぱいに広がる。
焙煎は中炒り〜やや浅炒り寄りの雰囲気がある。
後味は甘さが勝っていて少ししつこい印象だが、コーヒー感・酸味の持続性もある。クドさは感じられない。
ホットで飲んだらまたかなり違う印象となりそうだ。
◎総評
この香りの良さ・強さは本格感があるが、コーヒーとしての濃厚感は低く、
とにかく「いかにも〜」といった感じの甘い缶コーヒーなので、菓子パンとの組み合わせをオススメしたい。
やや疲れた時の一本としても向いているだろう。
「もう少し甘さを抑えたら……」とも思うのだが、甘さを抑えたら香りやミルクのバランスまで崩れてしまうだろう。
これはこの甘さのままで良いのかもしれない。
◎評価
☆☆☆☆☆☆☆★★★ (7点)
(文責:紫布)
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サントリー
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ガテン系従事者の癒しの一本を意識したという、
甘くて香りの強いボスのラインナップ。
しかし、例外もあるにはある。
甘くて香りの強いボスのラインナップ。
しかし、例外もあるにはある。
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◇特濃エスプレより遥かに価値ある一本
◎アイス/ホットの別
アイス ◎試飲環境
10月中旬朝、秋田県内の列車の中で ◎インプレッション
前回の「特濃エスプレッソ」は無脂乳固形分2.4%+乳脂肪分0.8%であったが、 当製品は3.7%+1.3%、合計5%である。 本格カフェラテの境地に到達しているだろうか。 缶デザインにもミルク感が横溢している。 製造は「特濃エスプレッソ」と同じく、ホテイフーズ富士川工場。 秋田から弘前へ、寝台特急の立席扱い区間(いわゆるヒルネ)を利用中、
能書き通りプレミアムで贅沢なひと時のお供に…… と思ったのだが、
八郎潟・東能代・大館などからヒルネ客がどんどん乗り込んできて、
大盛況となって本当に「立ち」客まで発生し、ぜんぜんプレミアムなひと時ではなくなってしまった。
一番隅っこ(17番)の窓際で小さくなりながらチビチビ試飲するしかなかった。
中身が濃いので
よくふってください 厳選した深煎りコーヒーと
たっぷりのミルクが溶け合った ボスこだわりの濃厚なコク。 プレミアムなひと時を更に 贅沢にするリッチな味わいの 「特濃カフェラテ」です。 原材料名 : 牛乳、砂糖、コーヒー、脱脂粉乳、クリーム、乳化剤、カゼインNa、香料、安定剤(セルロース)
カロリー表示なし ミルク感が強く甘みも強いが、その中にもエスプレッソの苦味・渋味をしっかりと感じる。
そのため、飲んだ印象としては「特濃エスプレッソ」より遥かに特濃感が強い。 深煎り豆の香ばしさがミルクに負けずに主張している。 後味がややギスギスするものの、160gでも満足度が高い一本といえる。 ◎総評 特濃エスプレッソよりもずっと「特濃」としての価値を有している。 ただし場面によってはややしつこさを感じるかもしれない。 5分休憩の一服には特濃エスプレッソのほうが向いている。 しかし、「場面によって飲み分ける」といったフォームが定着する間もなく、 この特濃シリーズは市場から消えてゆきそうだ。 特に期間限定などの記載は無いが、品質の是非に関係なく、この手の乳飲料は市場に定着した例ない。
これはあくまで経験的認識なのだが……
シリーズ化して長寿命ブランドとなってほしいものだ。
(ただし微糖やゼロはラインナップに加えないで欲しいが)
◎評価
☆☆☆☆☆☆☆☆☆★ (9点)
(文責:紫布)
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◇特濃というほどではないが
◎アイス/ホットの別 アイス ◎試飲環境
10月上旬朝、青森県弘前市内のコンビニ駐車場にて ◎インプレッション 早朝の風景撮影を終えて、次のポイントに向かう途中のコンビニで発見した。 160gデミタス缶で、「特濃カフェラテ」との同時発売のようだ。 仲良く並んで陳列してあり、派手なPOPが掲出されている。 こうやって2種類並べれば、筆者のような人間がつられて両方買うとでも思ってるのだろうか? まったく、小賢しい商法だとは思わんのか (#゚Д゚) …………(*゚д゚) …まったく……
すんません、これとこれ2本ください ( ・∀・)っ□□
(~o~ ) ありがとうございまーす!! ……(;;-"-)
さて、気を取り直して試飲に移る。
無脂乳固形分2.4%+乳脂肪分0.8%、合計で3%を超えるため「乳飲料」に分類される。 製造は静岡県富士市のホテイフーズ富士川工場。乳飲料によくある製造委託である。 中身が濃いので
よくふってください 選び抜いたコーヒー豆と
良質なミルクを贅沢に使用した ボスこだわりの濃厚な味わい。 エスプレッソの上品な香りが プレミアムなひと時を演出する 「特濃エスプレッソ」です。 原材料名 : 牛乳、砂糖、コーヒー、脱脂粉乳、クリーム、乳化剤、カゼインNa、香料、安定剤(セルロース)
カロリー表示なし これはもう、ひと口目から「あっ、旨い」と瞬時に思えるレベルだ。
クセの無い豊かな香りと確かな苦味。エッジが効いている。 いかにも乳飲料というようなミルクっぽさは無いが、とにかく調和が取れている。 甘さは普通だが、ボスの中では控えめなほうと言える。 ただし、「特濃エスプレッソ」という名前に惹かれて買ってしまうと失敗しそうだ。
エスプレッソでしかも濃いとなると、ものすごく苦くて酸味も強いのを想像しがちだが、 この製品はごく普通のミルクエスプレッソに過ぎない。 ◎総評 上記の通り、当製品は「特濃」とはとても言い難い部分があるが、 それでも確かに稀薄感は皆無であり、少量でそこそこ満足できるレベルにある。 もう一本の「特濃カフェラテ」はおそらく、更にミルク寄りの組み立てが想像できるが、 次回のレビューにて詳説することにしよう。 ◎評価
☆☆☆☆☆☆☆☆★★ (8.5点) (文責:紫布)
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◇ボスの王道的作品
◎アイス/ホットの別
アイス
◎試飲環境
9月下旬夕方、快適な自室内にて
◎インプレッション
サントリーボス伝統の「ファジーネーミング」製品がまた登場した。
過去「ボスの休日」「スマートボス」「食後の余韻」「自由時間」といった、
味や製法を想像しにくい曖昧なイメージのネーミングをたびたび採用してきたワケだが、
そんな中で本当に旨いと思えたのは「ボスの休日」ぐらいであったし、
そもそもこれらのネーミングの製品はいずれも長続きせず、定番化しないまま消え去っている。
たとえ味が良かったとしても、変な名前の製品はカタログ落ちしやすい傾向にあるが、
試飲・レビューに関してはそういった先入観を持たずに臨む所存である。
Deep Roasted After Taste
漂う深煎り
高温短時間焙煎で仕上げた
深煎り豆を中心にブレンドしました。
ロースト香が心地良く漂う、
1日の始まりにふさわしい缶コーヒーです。
原材料名 : 牛乳、砂糖、コーヒー、クリーム、脱脂粉乳、カゼインNa、乳化剤、香料
カロリー表示なし
ボスの深煎りといえば、最近リニューアルした「ボス 超」が連想されるが、
この製品の深煎りはずっと抑制が効いている感じで、変な焦げ臭さを感じない。
多少ミルク感が弱く甘みも強いが、シャープな香ばしさと相まってボスらしい持ち味を発揮している。
そんなに濃さは感じないものの、豆のコクがよく活きており、香りもクセがなく上品。
やさしい酸味と嫌味のないコクが後味に残り、なかなかに快適な飲後感が得られる。
◎総評
甘みは強いほうだが、これはボスブランドの公式アナウンスにもある個性だ。
つまり、甘いのはボスの大前提として捉える必要がある。
その点では、「強めの甘さと本格的コーヒー感」という、ボス本来のイメージを忠実に表現した一本といえる。
セレクトの際にはここを参考にしてほしい。
ただ、抜きん出た個性という点ではやや乏しいのも確かであり、
このまま「ファジーネーミング製品の法則」に従ってカタログから淘汰されることだろう。
◎評価
☆☆☆☆☆☆☆★★★ (7.5点)
(文責:紫布)
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◇中途半端すぎるバランス
◎アイス/ホットの別
アイス
◎試飲環境
5月上旬深夜、快適な自室内にて
◎インプレッション
近年増加している「朝の○○」とか「おとなの○○」といった商品名は、正直言ってあまり好きではない。
ネーミングの安易さもさることながら、実際にそれらの味が「朝向き」「大人向き」と感じられたことがないからだ。
先の冬にはアサヒから「大人ワンダ エスプレッソ」が登場しているが、
強い甘みで品が感じられず、とてもじゃないが「大人」のイメージとは程遠いものであった。
今回の「大人のボス」はコーヒー飲料、つまり「コーヒー」よりも豆使用量が少ない。
ただし、普通のコーヒーでも多量のミルクで割れば全体比として豆使用量が下がることはある。
「豊かなミルク」と書いてあるので、豆使用量が低いのはこのミルクのせい、
つまりはミルク感タップリの仕上がりになっているものと期待してもよいだろうか?
甘さ控えめ×豊かなミルク
COFFEE WITH FINE MILK, SMOOTH AND CLEAR TASTE
厳選したコク深いコーヒーに味わい豊かなミルクを加え、甘さ控えめで仕上げました。
上質なひとときを楽しめる、洗練された大人のボスです。
原材料名 : 牛乳、コーヒー、砂糖、脱脂粉乳、食用油脂、デキストリン、食塩、香料、
カゼインNa、乳化剤、安定剤(カラギナン、セルロース)
カロリー表示なし
開缶時の香りはクセがなくノーマル。
ひと口目は結構甘く感じるが、よく味わってみると、飲み進むほどに甘さが抑えられていることがわかる。
通常製品より20〜30%は砂糖を減らしている感じだ。
ただし、能書きから推測されるほどにはミルク感が強くない。
ミルク感が強くない(ミルクで薄められているワケではない)のに「コーヒー飲料」規格に収まっており、
結果的にはコーヒー感・ミルク感・甘さの全てが半端に薄いという、ある意味最悪なバランス。
コーヒー自体は中煎り〜深煎りの香りだが、ボスにしては締まりを感じない。
酸味は弱めだが、ミルク重視の製品にしては酸味があるほうだと思う。
後味は嫌味が無い。 というより、後味がほとんど残らない。
◎総評
原材料表示でわかるように、ずいぶんと色々な材料を用いて作られている。
しかし、そうやって組み立てられた最終的な仕上がりは、「大人の」でも何でもなかった。
コーヒーが「大人」を主張するのであれば、甘さ控えめだけではダメであろう。
コーヒー感かミルク感、あるいは香り、どれか一つでいいから突出させてみても良かったと思う。
そして何より、この製品はメインストリーム系なのに「ボスらしさ」がほとんど感じられなかったのが残念だ。
キリッと締まりのある香ばしさや、強めながらも全体バランスのとれた甘さが魅力のブランドなのに。
何をもって「大人のボス」と命名したのか。
社内モニターでも「これこそ大人の味」と全員一致でゴーサインが出たのか。
この中途半端な味を「大人の」と銘打つだけの、合理的な理由を聴取したいものである。
◎評価
☆☆☆☆☆★★★★★ (5点)
(文責:紫布)
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