独断法人・日本缶コーヒー評価機構

ペットボトル全盛時代に待ったをかける、素晴らしき缶珈琲の世界…なんつって。ブヒャヒャ

アサヒ

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モーニングショットの成功やCM戦略が、
なかなか次世代の品質に結実しないワンダ。
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◇当機構発足の直接的キッカケになった製品


◎アイス/ホットの別
アイス


◎試飲環境
8月下旬未明、空調の効いた快適な室内



◎インプレッション
2007年春。
先行していた「ワンダ ショット&ショット」の頃からスタートしたワンダの人工甘味料路線には、
当時の筆者は気にも留めておらず、他社の気に入った製品ばかり飲んでいた。
しかしある日、ふとした思いつきでこのアフターショットを購入してみた。
「モーニングショットに対する“アフター”だから、アフタヌーンの意味か?」
と思って記載を読んでみたが、どうやらそうではないらしい。

食後に合う缶コーヒー
食後のリラックス時の一服に合うコーヒー感と、後味スッキリのおいしさ。
絶妙なブレンドと繊細なローストに、香料を使用せず微糖で仕上げた、
食後に合う「アフター」という名のコーヒーをお楽しみください。

(注: 当時の製品の能書き。現在の製品は文章がやや異なる)

なるほど、アフタヌーンではなく、食事のアフターという意味か。
しかし、飲んでみて違和感を覚えたのだ。
微糖と書いてあるのに妙に甘く、そしてしつこくて後味が変だ……
再度記載を確認し、そこで初めて、人工甘味料系微糖という忌まわしい分野への扉を開けた。

数年間離れていた缶コーヒー趣味に引き戻された筆者は、人工甘味料使用の蔓延を危惧し、
缶コーヒー文化の考察と正しい認識の再確認が急務であるという手前勝手な使命感に萌え、いや燃え、
全日本缶コーヒー連絡評議会(当時の仮称)を発足させるに至った。
つまりこの製品は、現在の日本缶コーヒー評価機構設立の直接の契機となった記念すべき一本である。


さて今回の試飲であるが、その時以来じつに2年4ヶ月ぶりの試飲となる。
現在、当製品は既にカタログ落ちしており、「ジェットカフェ」にバトンタッチした。
⇒ ジェットカフェ http://blogs.yahoo.co.jp/jpcancoffee/10964205.html

ジェットカフェに比較すると、ひと口目のミルク感がかなり強く、稀薄感はほとんど感じさせない。
香りも適度に香ばしく、ちょっと飲んだだけだと旨いと感じる。
しかし、この製品はそこからがダメだ。
当初「適度だ」と感じていた甘みは、飲み進むにつれてだんだんと舌にまとわりついてくる。
そして、甘味料由来の妙な清涼感(もちろん悪い意味)、そして嚥下後の不自然な薬品臭。
酸味がほとんど効いていないので、余計に甘味料のクセが表面化しやすい。
一本飲み終わった後もジンワリしつこく10分間以上は持続する、微弱ながら不快な後味は、
最初にそれなりに「旨い……?」と感じていた部分をすっかり忘れさせられてしまい、
旨い缶コーヒーを飲んだ後の満足感・多幸感といったものとは無縁の時間となってしまう。



◎総評
この製品の不快感は、後年各社から出てきたもっともっと不快な製品群に比較すればマシなほうだが、
当時の筆者はどういうワケかこの微弱な不快感に敏感に反応してしまったのだ。
「こんな甘味料が、砂糖の代用になどなってはならない。 いずれ淘汰されるだろう」
と期待していたのだが、世相はすっかり無闇に低カロリーを求める方向へシフトしてしまい、
体に良いのなら多少マズくても良いという、「嗜好品」缶コーヒーにあるまじき認識が広まり、
そうするうちに消費者たちは人工甘味料の味に慣らされてしまいつつあるようだ。
つまり、2年4ヶ月前の危惧がほぼ的中した形となったのである。

筆者の舌の順応性がよほど低いのか、いまだに人工甘味料の味には慣れることができない。
既にスポーツドリンクは人工甘味料(L-フェニルアラニン化合物等)の大量添加が常識となりつつあり、
筆者の夏場屋外の水分補給はこれを避けるのに精一杯で、むしろ烏龍茶などに逃げるようになった。
体のため必要な水分補給でさえこうなのだから、嗜好品たる缶コーヒーに筆者が求める条件は厳しい。
缶コーヒーは嗜好品である。マズいのを我慢して飲む物ではない。

この「アフターショット」を飲んで以降、多くの缶コーヒー製品を意識的に手広く試飲し、
缶コーヒーの「革新してゆくべき部分」「守ってゆくべき部分」を見失わぬよう、
缶コーヒーをとりまく情勢を注意深く監視している。
製品としては明らかに合格点は与えられないアフターショットだが、
その存在は当機構にとって非常に大きな意味を持つのである。



◎評価
☆☆☆☆★★★★★★ (4点)


(文責:紫布)

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◇甘味料は穏やかだが、高級感はそれほどでも


◎アイス/ホットの別
アイス


◎試飲環境
7月上旬夜、浴槽に湯を張って入浴中に



◎インプレッション
「輝くおいしさ」「PREMIUM」「高級豆コロンビアスプレモブレンド」の文字が躍る。
しかし、いくら高級な仕掛けを施したところで、人工甘味料を使用して全てを台無しにする製品も多い。

この製品は、想像していたほどには人工甘味料のエグ味や苦味が目立たない。
糖類74%減ではあるが、他の微糖製品よりは飲みやすさがある。
コーヒー感が非常に強い組み立てで、このコーヒー感の力押しで甘味料臭を駆逐せんとしている。
独特の酸味を備えた、やや浅煎りと思われる豆のコクがいかにも個性的だが、香料添加が残念。
いくら目立たないとはいえ、やはりアセスルファムカリウム独特の後味がわずかに認められるため、
高級豆コーヒーを飲んだ後の独特の余韻の邪魔をしている。



◎総評
アサヒの微糖製品の中では一番マシな味といえる。
ただ、この香りとコクであったら、やはり微糖でないノーマルで試してみたくなる。
豆が良ければ良いほど、人工甘味料は余計だ。



◎評価
☆☆☆☆☆☆★★★★ (6点)


(文責:紫布)

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液色は非常に濃い。


◇切れ味抜群の酸味 加糖ブラックの最右翼候補


◎アイス/ホットの別
アイス(アイス用)


◎試飲環境
6月下旬朝6時、やや蒸す自室内



◎インプレッション
2日前、6月23日に発売されたばかりの加糖ブラック、無香料のキリマンジャロブレンドである。
「冷たく、甘く、コク深く」がキャッチフレーズとなっている。
オン・ザ・ロックという名であるが、べつに氷の上から注いで飲むことが推奨されているワケではない。

素晴らしくキレの良い酸味と、コーヒー分の濃厚さには納得である。
当社比136%という豆増量が効果を発揮しているといえよう。
加糖ブラックは砂糖の甘さが必要以上に前面に出てしまうため、
糖質6.6g、100g当たり27kcalはちょっと砂糖が多すぎるきらいもあるが、
強い酸味と穏やかな苦味、深煎り系の確かな豆のコクは満足度がかなり高い。
砂糖をもう少し減らしたものか、無糖で飲んでみたくなる点が惜しいが、
逆に言えばそれだけコーヒー自体に魅力があるということだ。



◎総評
この製品を人工甘味料なしでリリースしてくれたことは、企業良心として高く評価したい。
こんなに後味の良い加糖ブラックは初めて飲んだかもしれない。
夏限定・アイス専用の280g加糖ブラックは過去に数多く出ていたが、
水で増量した物へ多量に加糖して薄さをごまかしているだけの製品がほとんどだった。
しかし当製品は190g、しかもコンビニで税込み126円(自販機だとおそらく130円)はダテではない。
とにかくズシンとくる濃さ、しかし雑味が少なく、コーヒーの旨味を堪能できよう。
加糖ブラックの好きな方に、自信をもってオススメできる逸品である。



◎評価
☆☆☆☆☆☆☆☆☆★ (9点)




◎余談
これを買いに事務局から外へ出た瞬間、環八通りから車のブレーキ音が聞こえてきた。
そして「グシャッ」という鈍い音が。
そちらに目を向けると、交差点で信号待ちをしていたオートバイにミニバンが追突していた。
ライダーはケガこそ無い様子だが、衝撃のせいか座り込んでしまっていた。
バイクは倒れずに立ったまま少し潰れて、ミニバンはそこへ少し乗り上げて前輪が浮いていた。
ここはJR中央線を立体交差でくぐってすぐの地点であり、
おそらく坂の下りで勢いをつけてそのまま上ってきて、信号待ちのバイクに気づかなかったのだろう。
しかしバイクは全部で4台ほど停まっており、これに気づかないとは……
誰がどう見ても明らかにミニバンの前方不注意であり、過失は10:0であろう。
つい先ほど、6:03の出来事である。

実はこの交差点では、4月7日にもミニバンの横転事故をモロに目撃している。
⇒ メインブログの記事 http://blogs.yahoo.co.jp/ambermind0422/14658998.html

交通事故には本当に気をつけたいものだ。
ケガをして缶コーヒーが飲めなくなったら困る。


(文責:紫布)

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◇甘味料逆用? 不自然な苦味


◎アイス/ホットの別
アイス


◎試飲環境
6月下旬昼前、30℃を超える蒸し暑い駅のホーム



◎インプレッション
2007年1月発売で2年半近く経過、既にカタログ落ちしている当製品だが、
今頃になって三鷹市内の自販機で発見したので購入。
以前に飲んだ経験があり、内心で酷評していたが、このたび公式に酷評する運びとなった。

「圧力仕立て」とは、何のことはない。
イタリア製焙煎機で深煎りした豆を高圧抽出機で抽出する、つまりエスプレッソそのものである。
しかし、飲んでみると水っぽく、そして不快な苦味がある。
コーヒーの苦味ではなく、頭痛薬を水に溶いて飲んだようなイヤな苦味だ。
この製品の人工甘味料は珍しくスクラロースを併用せず、アセスルファムカリウムのみが添加してある。
アセスルファムカリウムの苦味は、スクラロースの併用で若干緩和されるため(マスキング効果)
現在では両者を併用するのが主流となっている。
しかしこの製品はスクラロースを使用していないため、アセスルファムカリウムの薬品っぽい苦味が舌に残る。
(この苦味を「旨い」と評する人がいるとは思えない)
あとはどこにでもある甘みの強い微糖缶コーヒーの味で、全く取るに足らない。



◎総評
マスキング効果すら用いずにアセスルファムカリウムを添加しているが、
これはかなり消費者の舌をバカにしている。
すなわち、
「どうせコーヒーは苦い飲み物だし、ましてやエスプレッソなんだから甘味料の苦味もごまかしが利く」
という不誠実な魂胆が見え隠れしているのだ。
百歩譲って甘味料の部分を別に考えても、コーヒーとしても評価に値しない。
深煎り・高圧抽出の割には水っぽくて薄く、強く不自然な甘さと苦味だけが際立っている。
焙煎法や抽出法をデカデカと書けば書くほど、この浅ましい商魂が鼻につく。

一番不思議なのは、人工甘味料を添加していながら「糖類○○%カット」といった表記が全く無いことだ。
微糖を売りにしないのなら、何故わざわざアセスルファムカリウムを添加するのか。
……ひょっとして、頭痛薬のような苦味を「コーヒーの苦味」と偽って応用するのが目的か?
どんな苦味でも良いのなら、ニガウリの搾り汁でも添加すればよい。

ワンダというブランドが、目新しい名称やフレーズばかり乱発して品質が伴わなくなってきたのは、
この「圧力仕立て」登場の頃からだったと思う。
ウンザリするほどの微糖路線(さすがにスクラロース併用が基本になっているが)へ邁進し、
缶コーヒーの味の探求心をどこかへ置き去りにしてしまっている。

「圧力仕立て」はその後「ジェットカフェ」へ移行したが、やっていることは全く同じ。
世の流れとして微糖製品のラインナップは避けられないのかもしれないが、
せめてカロリーよりも「味」を本気で追求した製品を、微糖製品と同数ぐらいは残してほしい。
近年は自販機主流のこともあり、飲み手側の選択肢・選択権が非常に制限されている。
(人工甘味料添加の有無は、買って缶を手に取ってみるまでわからない)

……この表記について、そろそろ厚生労働省にでも直接陳情する時期に来ているのだろうか。



◎評価
☆☆★★★★★★★★ (2.5点)


(文責:紫布)

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※ラテ微糖(左)はザ・カフェオレ(右)に比較して糖類49%減を達成したという

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◇初めての、微糖でも旨い濃厚カフェラテ


◎アイス/ホットの別
アイス


◎試飲環境
6月上旬夕方、快適な自室内



◎インプレッション
種類別は「乳飲料」で、乳飲料缶コーヒーによくある製造委託品である。
当製品の製造元は静岡県焼津市の株式会社ニッセー。
人工甘味料使用の微糖タイプとして初めて、甘味料のクセをうまく包み隠し緩和した製品といえる。
しっかりとしたエスプレッソのコクのある苦味と、贅沢に使用された乳製品によるまろやかさは絶品。
微糖といいながらかなり甘いが、それでも人工甘味料のアクや苦味はほとんど目立たない。
後味にも、快いコクが残り好印象である。
このように上手に使っているのであれば、人工甘味料も捨てたものではないのだ。
(筆者が人工甘味料入り製品を褒めることは滅多に無いので注目されたい)



◎総評
当製品は「ワンダ ザ・カフェオレ」に比較して糖類を49%カットしてあるというが、
ザ・カフェオレのミルクっ気タップリの旨味そのまま、といった印象である。
ワンダ ザ・カフェオレの評価 ⇒ http://blogs.yahoo.co.jp/jpcancoffee/17590029.html

ただし、この話にはオチがある。

確かに当製品は、ザ・カフェオレに対して糖類を約半分まで減らすことに成功しているが、
牛乳・全粉乳・クリームの贅沢な添加によりカロリーはとても高い。


ザ・カフェオレ 100gあたり45kcal
ラテ微糖 100gあたり40kcal

糖類約半分ながら、カロリーはわずか約11%減にとどまっている(苦笑)
砂糖は減らせたが、カロリーは減らせていないのである。
「糖類49%減」に惹かれて購入される方は、この点に留意されるとよいだろう。


◎評価
☆☆☆☆☆☆☆☆★★ (8.5点)
※甘いカフェラテと割り切っての評価


(文責:紫布)

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