独断法人・日本缶コーヒー評価機構

ペットボトル全盛時代に待ったをかける、素晴らしき缶珈琲の世界…なんつって。ブヒャヒャ

サッポロ

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品質も販売戦略もダメダメな生粋シリーズ。
ポッカとの提携でいよいよ風前の灯か。
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◇バランスは悪くともコーヒー感強し


◎アイス/ホットの別
アイス


◎試飲環境
11月下旬深夜、職場休憩中に



◎インプレッション
キリン・アサヒ・サントリーといった、大手ビール会社をルーツとするビバレッジの中で、
唯一メジャーブランドに成り切れていないのがサッポロ飲料の「生粋」シリーズである。
どの製品をとっても、どこか中途半端で訴求力に欠け、味も今一つだ。
しかし、今回試飲するのは「豆1.5倍」「単一豆」を標榜する濃厚デミタス。
筆者の好みである、紫色をうまく使った格調高いデザインが、本格感を醸している。
生粋シリーズの印象を覆してくれるだろうか。
なお、サイズは170g。

コーヒー豆1.5倍

単一豆使用
[香り高い贅沢な味わい]
コーヒー豆1.5倍使用。より贅沢な味わいのデミタスコーヒーです。


原材料名 : コーヒー、砂糖、脱脂粉乳、デキストリン、脱脂濃縮乳、クリーム、
        香料、乳化剤、カゼインNa、セルロース
100g当たり42kcal


デミタスとしか書いていないが、浅煎り豆を強引にエスプレッソ抽出したような、
特徴的な香りと強い苦味がパンチを感じさせる。
生乳を用いずに粉乳とクリームで仕上げてあるが、ミルク感は弱め、クリームのコクは程々。
甘みは強いが、これまた強いコーヒー感に押され、それほど嫌味ではない。
飲み進めるほどに苦味を堪能でき、170gという少なめの量もかえって手頃だ。
ただし、全体バランスは決して良好とは言えず、後味がかなり重め。
キレ味をやや犠牲にしてコーヒー感を強調している形だが、
これはこれで良いのかもしれない。



◎総評
濃いコーヒーを少量でビシッと決める、典型的なデミタスに仕上がっており、
10分休憩向きの一本といえるだろう。
生粋シリーズの中で最も個性が明確であり、常時入手可能ならば選択肢に充分なり得る。
かなり苦味が強いので、苦味に弱い方は要注意。
 
いつも思うのだが、「単一豆使用」という製品は、自信を持ってその豆の品種名を明記すべきではないか?(笑)
 
 
 
◎評価
☆☆☆☆☆☆☆☆★★ (8点)
 
 
(文責:紫布)
 
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サッポロ 生粋ブラック

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◇深みのある酸味、程よい濃度


◎アイス/ホットの別
アイス


◎試飲環境
8月中旬夕方、空調の効いた快適な室内



◎インプレッション
押しの弱さと味の悪さで酷評を続けてきた「生粋」シリーズ。
これまでレビューしてきた製品はみな、味の組み立てが悪く、
砂糖であれ人工甘味料であれ使い方が下手であった。
……では、ブラックならばどうか?

無添加・無香料の完全な「原材料名:コーヒー」である。
苦味は少なく、キリリと引き締まった酸味がなかなか良い。
予想していたような稀薄感が無く、思ったよりもずっと「飲める」製品だ。
香りは特に強いものではないが、ややスモーキーで総じて上品。
クセの無い後味が心地よく、キレを感じさせてくれる。



◎総評
常飲に耐え得る味のブラックといえる。
これまでの「生粋」があまりにも低クオリティだったため、今回の試飲前も大して期待していなかったが、
このブラックは充分な品質であると思う。
豆のコクや苦味よりは酸味で勝負するタイプのブラックなので、この点をセレクトの参考にされたい。

しかし、気になるニュースが今日飛び込んできている。
サッポロHDがポッカの株21.65%を取得して基本業務提携に合意した。
自販機事業の強化や製品共同開発といった、缶コーヒー事業に直接関わるものが含まれており、
ブランド力の強いポッカコーヒーに一本化することで、生粋シリーズが廃止されるかもしれない。
「BEANS」⇒「JACK」⇒「生粋」と、マイナーながらも連綿と続いてきたサッポロ缶コーヒーの歴史に、
終止符が打たれてしまうのではないか、と筆者は危惧している。
味的にはポッカのほうがずっと上なので、構わないといえば構わないのだが、
趣味的見地に立てばブランド減少はとても淋しいものである。
サッポロ系ブランドの存続と、より旨い製品の開発を望みたい。
(今の加糖系生粋のままでは、売上は絶対伸ばせない)



◎評価
☆☆☆☆☆☆☆☆★★ (7.5点)


(文責:紫布)

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サッポロ 生粋 極選

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◇「極選」と銘打つほどの価値感じられず


◎アイス/ホットの別
アイス


◎試飲環境
6月中旬、梅雨の晴れ間、気温高いが風があり快適な屋外日陰



◎インプレッション
かなり甘い。
昔の缶コーヒーならば当たり前だったかもしれないが、
ミルク感が弱い上にこの甘さでは、時代にそぐわない。
香りや口当たりはダイドーブレンドに近いものがあり、
どこか懐かしくなるようなまろやかさを持ち、酸味は程よく効いている。
サッポロ生粋シリーズで唯一、まぁ飲める製品である。
但し、際立った個性を持たず、言ってしまえば「どこにでもある」、飽きが来やすい味。



◎総評
サッポロお得意の「単一豆使用」であり、しかも当製品はさらに選び抜いた「極選」らしいのだが、
単一豆を自慢したいのなら、豆の銘柄・産地を明記すべきではないのか。
味も「何がどう“極選”なのだろう?」と首を傾げたくなるほど、プレミアム感に欠ける。

味にさしたる個性も高級感も無い製品が「厳選」だの「極選」だのと掲げていると、
かえって安っぽさ、B級臭を助長してしまうことがあるので注意が必要なのだ。

昔、新聞の折り込み広告に近所の電器屋のチラシが入っていて、
「一流メーカー ビデオデッキ 19800円!!」 と書いてあった。
本当に一流メーカーならメーカー名を明記してみろよと言いたいのだ。
実際に店頭に行ってみると、全く聞いた事も無い三流ブランドのビデオデッキであった。
これと全く同じことである。

また、生粋シリーズは他に微糖製品をいくつかラインナップしているが、
当製品はカロリー表示をしていない。
微糖製品が低カロリーを誇示している半面で、微糖でない当製品はカロリーをウヤムヤにしている。
こういった姿勢は不誠実感を禁じ得ず、評価を下げざるを得ない。



◎評価
☆☆☆☆☆★★★★★ (5点)


(文責:紫布)

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◇生粋シリーズの生き残りは難しい

◎アイス/ホットの別
アイス


◎試飲環境
冬の夕方、駅のホームにて
(辛口カシミールカレーを食べた直後に購入したのでアイスを選択したが、試飲時にはカレーの影響無し)


◎インプレッション
これまでサッポロ生粋シリーズは正直言って不合格の味だったので、リベンジの機会を与えるつもりで購入。
開缶時の香りは悪くない。
全体に甘みが強く稀薄な印象だが、コーヒー感は比較的強い。
酸味はほとんど無く、ミルク感も薄い。
「単一豆使用」「備長炭焙煎」とあるが、これといった個性を感じない缶コーヒーである。


◎総評
炭焼を高らかに主張する割には、全体的に穏やかな組み立てである。
昔から「炭焼」を名乗る缶コーヒーは、苦味とコーヒー感が比較的強いものが多い。
「炭焼」をイメージ付けるためには、まろやかさやミルク感はむしろ邪魔になる、といったところなのだろう。
しかし、「炭焼だから苦い」というのはおかしな話だ。
炭焼だと焙煎しすぎて苦味が増すのか!?
あるいは、炭そのものがコーヒーに混入して、炭の苦味が出ているのか!?
「炭焼 イコール 硬派で香り豊か」というおかしなイメージが定着しているのが、缶コーヒー業界なのである。
しかし今回の製品は、炭焼ながら突出した個性が無く、むしろ拍子抜けする味。
甘さも香りも中途半端と言ってよく、後味も何ら変哲が無い。
今後、生粋シリーズを積極的に選択することはほぼ無いであろう。

サッポロは缶コーヒー業界における他社との競争力を、とうの昔に失っている。
BEANSの時代から、商品訴求力の低さ・販売チャンネルの貧弱さを露呈している。


◎評価
☆☆☆☆★★★★★★ (4点)

(文責:紫布)

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◇安っぽさを隠し切れない組み立て

◎アイス/ホットの別
ホット


◎試飲環境
晩秋の夜、若干冷え込む駅のホーム
(九州とんこつラーメンを食べてから4分ほど経過後)


◎インプレッション
サッポロ自販機は自宅付近に少なく、なかなか試飲が進まない。
そんな状況の中で以前に飲んだ「微糖」がひどいマズさ(人工甘味料味)で、
今回は汚名返上してもらいたいと思い、あえてカフェオレ製品にしてみた。

しかし、種類別「コーヒー飲料」である当製品は、
「コーヒー」ほどは豆使用量が多くなく、また「乳飲料」のようにミルキーでもない。
案の定というか、やはりコーヒー感もミルク感も中途半端に薄く、
ホットだったこともあって甘さばかりが際立つ結果となってしまった。
それに加えて人工甘味料も添加してあるため、後味が非常に悪い。
甘い製品なのに人工甘味料を添加する、この意味がよくわからない。
カロリーオフを目指すのなら甘さ自体を全体的に減らすべきだが……

少なくとも今後「生粋カフェオレが飲みたい」というシチュエーションはあり得ない、そんな味である。


◎総評
サッポロはその缶コーヒーの系譜「BEANS」⇒「JACK」⇒「生粋」において、
どの世代でもシェアを全く伸ばせていない。
無論、他社に比較して販路チャンネルが少ないことも理由だが、
群雄割拠する缶コーヒー業界において「この程度の品質」では競争力などないという印象が、
生粋シリーズを2種類試飲した正直な感想である。
一応、残りの未飲製品もいずれは試飲する予定だが、
そもそも生粋シリーズはコーヒーとしての香りそのものに魅力が乏しく、
缶コーヒーフリークの筆者としても試飲に対して胸が全くときめかない。
これは非常に良くないことではないだろうか。
生粋シリーズは北海道先行発売で一定の評価を得てから全国発売した経緯があるが、
その「道内での評価」そのものに疑問を抱かざるを得ない。


◎評価
☆☆☆★★★★★★★ (3点)


(文責:紫布)

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