独断法人・日本缶コーヒー評価機構

ペットボトル全盛時代に待ったをかける、素晴らしき缶珈琲の世界…なんつって。ブヒャヒャ

ポッカ

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実は、隠れた実力No.1缶コーヒーメーカー。
アロマックスシリーズは缶コーヒー界最高峰。
しかし微糖路線製品は他社と何も変わらない。
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◇ココア寄りのカフェモカ? 甘み強い


◎アイス/ホットの別
アイス(常温)


◎試飲環境
8月下旬午後、冷房の効きの非常に悪い電車内にて(のど渇いた状態)



◎インプレッション
ポッカと明治製菓の共同開発による異色の「コーヒー・ココア飲料」であり、
分類上はコーヒーでもココアでもなく清涼飲料水である。
ポッカのコーヒー技術と明治のココア技術の融合といった性格で、
製造をポッカ、販売を明治製菓が担当しているが、扱いの基本はポッカ自販機である。
なお、全国発売は9月7日の予定であり、筆者が自販機で入手したのは東京地区先行発売かもしれない。

さて、コーヒー豆品種の「モカ」とは別に、コーヒーとココアを混合したものを「カフェモカ」と呼ぶが、
筆者はこれを「いんちきモカ」と呼んでいる。
いんちきモカ製品は基本的に、コーヒーを主体とした上でココアパウダーを付加したものが多い。
例:伊藤園 W カフェモカ ⇒ http://blogs.yahoo.co.jp/jpcancoffee/18600512.html
しかし当製品は、コーヒー(エスプレッソ)とココアをほぼ互角に扱ってある点が特筆されよう。
しかし、100g当たり41kcalという非常に強い甘さが、味自体をココア寄りの印象にしている。
「大人の味わい」と銘打つのであれば、甘さはもう少し控えるべきであっただろう。
「コーヒー入りココア」の性格が強いため、当ブログで他の本格缶コーヒーと同じ土俵では評価できない。
単に製品の味自体は、ココアとコーヒーの良い部分が引き出され、香りもコクもミルク感も深みがある。
それだけに、せめて甘さを半分に抑えて勝負に出てほしかったところだ。



◎総評
ポッカと明治製菓の業務提携が、ひとつ実を結んだ形といえるこの製品。
ココア寄りの味であるため、缶コーヒーとして品質評価することは難しいので、
点数はあくまで参考評価ということでご了承頂きたい。
単に飲み物として見た場合、かなり甘めだが濃厚な味のデザートドリンクと捉えることができる。
真冬にホットで飲めば、また印象も大きく変わることだろう。

ポッカは先日、サッポロとの資本提携も発表しているが、サッポロの缶コーヒー技術は貧弱であり、
サッポロ「生粋」シリーズがそのまま淘汰される可能性も否定できない。
当製品のような合弁製品はまず登場しないであろう。



◎評価
☆☆☆☆☆☆★★★★ (6点)
※あくまで参考評価。


(文責:紫布)

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ポッカ Mコーヒー

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◇ダイドーと並ぶMの古豪 やや安っぽい味


◎アイス/ホットの別
アイス


◎試飲環境
8月中旬早朝、空調の効いた快適な室内



◎インプレッション
「Mコーヒー」の名は古い。
ダイドーは今から31年前、1978年にはもう「ダイドー Mコーヒー」を発売している。
ダイドー Mコーヒー ⇒ http://blogs.yahoo.co.jp/jpcancoffee/11699593.html
この「M」とは、ポッカの場合はMilk、ダイドーの場合はMildの「M」である。
しかし試飲の結果、ダイドーのほうがミルク感が強いことが判明した。
筆者の少年時代、ダイドーとポッカのMコーヒーがゴッチャになっていたが、
少年の舌にもダイドーのほうが美味しく感じたのは、間違いではなかったようだ。

液色・味ともに、ミルク感が演出されている。
ミルクコーヒー特有の「ミルクの味がコーヒーの香りを引き出す」という副次的効果もあり、
甘くて香ばしい特有の味わいになっている。
しかし、コーヒーが薄く感じられ、ミルクの量とのバランスが良くない。
さらに、「甘い」のではなく「砂糖の味」がする(こうとしか表現しようがない)。
砂糖の味が、コーヒーやミルクから浮いている。 こなれていない感じだ。
その結果、1本60円ぐらいで売っているマイナーメーカー缶コーヒーにも似た、
駄菓子を思わせる安っぽさがあるのが残念だ。



◎総評
当製品は、灯台下暗しといったところで、当機構事務局から徒歩7〜8分の自販機で廉価販売しており、
250gロング缶にして売価はなんと80円であった。
思えば、自販機でもコンビニでもほとんど見かけない製品である。
30年近い歴史を持つことは確かだが、ダイドーMに比較して全体バランスに欠けた味で、
これではどうやってもダイドーMには太刀打ちできまい。
しかし、既にポッカラインナップの中でも完全に異端のような扱いであり、
今後積極的に品質改善に乗り出すとは到底思えない。
このまま一部の固定客用にダラダラと売り続けるつもりなのかもしれない。

断言するが、甘いミルクコーヒーとしての完成度はダイドーがずっと上である。



◎評価
☆☆☆☆☆☆★★★★ (5.5点)


(文責:紫布)

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◇うまくごまかしているとは思うが……


◎アイス/ホットの別
アイス


◎試飲環境
8月中旬深夜、空調の効いた快適な室内



◎インプレッション
通常の2倍以上の時間をかけて豆を磨き上げた「吟醸仕立て」の糖類ゼロ版である。
⇒ 「ポッカ 吟醸仕立て」レビュー http://blogs.yahoo.co.jp/jpcancoffee/2134023.html
「吟醸仕立て」が2008年2月、今回の「吟醸仕立て 糖類ゼロ」が2008年7月発売であり、
どちらも既に出荷終了(カタログ落ち)の製品である。

メーカー発表によれば、
「新製品は甘味料独特の舌に残る甘さを抑えて、コーヒー本来のおいしさとカロリーオフを両立させた」
とのことだが、人工甘味料マスキング技術がまだまだ稚拙だった昨年夏の製品なだけに、
試飲前に一抹の不安がよぎることも否定できない。

さて味のほうだが、加糖版と同じく雑味がほとんど無いクリアなコーヒーである。
微弱だが快適な酸味を備え、香りは思ったよりシャープで男性的。
加糖版と同じくワイルド感には欠けるが、コーヒー自体は嫌味の無いコクがある。
また甘さを全体に抑えているので、甘味料臭さは想像よりも弱い。
通常缶コーヒーにあまり使われない植物油脂が添加されているが、
もしかしたらこれが甘味料臭を抑える工夫の一つなのかもしれない。

しかしやはり、飲用中に目立たなかった甘味料臭が、後味にジンワリと表出する。
他製品の、甘味料バリバリの不快な後味よりはマシであるとはいえ、
せっかくの雑味なき吟醸製法が台無し、の感は否めない。
コーヒーをクリアな味にすればするほど、甘味料のクセが目立ってしまう。

しかしながら、あまり口の中に留めずにサーッと飲んでしまえば、結構飲める製品でもある。



◎総評
豆を磨き上げたポッカ独自の「吟醸仕立て」は、結局は支持を得られずにカタログ落ちしてしまった。
おそらく、2008年2月に投入した加糖版が既に売り上げ不調で、
低カロリーブームに乗じた糖類ゼロを7月に出してテコ入れした形だろうが、
そもそもこの「吟醸仕立て 糖類ゼロ」自体を見かけた覚えがほとんどなく、
小売店等からも敬遠されてしまったことが窺える。
発想自体は悪くない「吟醸仕立て」だが、やはりコーヒーは雑味を除き過ぎてしまうと魅力が落ちる。
吟醸仕立てシリーズが短命に終わったのは、案外そんな理由によるものかもしれない。
それにしても、ブラックやカフェオレなど、一通りラインナップを揃えてほしかった気もする。

醸造していないのに「吟」というのもアレだが。



◎評価
☆☆☆☆☆☆★★★★ (6点)


(文責:紫布)

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◇クール感は微弱だが苦味は本格派


◎アイス/ホットの別
アイス(夏限定アイス専用品)


◎試飲環境
7月下旬夜、空調の効いた快適な室内



◎インプレッション
490gボトル缶という超大容量ブラック。このクラスは最近各社が参入しつつある。
当製品の特徴は「クーリングフレーバー入り」という点にある。
フレバーの種類は明らかにされておらず、原材料名も「コーヒー・香料・乳化剤」のみの記載だが、
この「香料」の一つがそのクーリングフレーバーとやらであろう。
微量であるため名称を明記しなくてよいのかもしれない。
おそらくはl-メントールのような成分であると思われる。

かなりしっかりと苦味の効いたブラックである。
香りと酸味はほどほどだが、この製品の狙いは「夏にアイスブラックで清涼感をもたらす」ことである。
あまりに濃厚すぎても狙いにそぐわないので、苦味で口の中を引き締める程度で良いのであろう。
口に含んでいても「クーリング」の清涼感はほとんどわからないが、
飲み込んでしばらく経ってからほんのりと口の中に清涼感が残る。
もっとも、飲みながらハッキリと清涼感が認識できてしまうようでは、
おそらくコーヒーを飲んでいる感じがせず不快であろう。
この程度の効かせ方が適量なのかもしれない。

清涼感とは別の部分として、コーヒーとしての後味は悪くない。
やや苦味に偏っている感もあるが、これは不快な苦味ではないので問題ない。

しかし、いくら夏場の冷却が目的とはいえ、ブラック490gはやはり多すぎであろう。
飲んでいてだんだんと飽きてきてしまうのだ。
大量のブラックを飲むよりも、ミルクたっぷりの甘めのコーヒーを飲んだほうが、
案外渇きを癒すことができるものである。
また、クーリングフレーバーとやらによる清涼効果はわずかなものに留まるので、
ここにも過大な期待は避けたほうがよい。



◎総評
例えば夏場、のどが少し渇いているとしよう。
ブラック缶でも飲もうと思って探していたら、たまたま目の前の店で
「190gブラック缶コーヒー 半額セール!!」というのをやっていたとする。
果たして、「やった! 1本分の金で2本買える!」と喜んで2本買って、
2本とも立て続けに飲む、などということを貴兄は考えるだろうか?

2本合計で380gということになるが、いくらのどが渇いていても190g缶2本を飲むようなことはするまい。
つまり、ブラック缶コーヒーは190gが適量であり、多めに欲しくても280gで充分なのだ。


これがコーラや烏龍茶ならば、350gでも500gでも飲むかもしれないが、
490gなどという、アイスブラックコーヒーを水代わりとして飲む感覚はどうなのであろうか?

大は小を兼ねるとはいうものの、この490gという量は、缶コーヒー批評家の立場からすると、
じっくり味わって批評するというスタンス・意欲を殺がれてしまうほどに過多である。
缶コーヒーは「1本」という単位で完結する飲み物であり、
900mlペットや1000mlテトラのように飲みたい量だけコップに注ぐものではない。
つまり、内容量は結構重要な要素になってくる。
一本の缶コーヒーを飲み干して、過不足感なく満足できたかどうか、これが非常に重要で、
単に量が多ければよいというものではない。


要するにこの製品はすでに、缶コーヒー本来の味わい方・楽しみ方から逸脱している。
新ジャンルとして捉えれば問題ないかもしれないが、そこまでする義理もない。
少なくとも筆者としては、のどの渇きを癒し清涼感を得るという目的で、
この苦味の強い缶コーヒーを490gも飲む気には到底なれない。
キャップを閉じて何度にも分けて飲んでも、この製品はぬるくなってしまったら意味がない。
それならば、はじめから500gペット烏龍茶でも買って飲むところだ。



◎評価
☆☆☆☆☆☆☆★★★ (7点)
※味そのものに特に大きな不満があったわけではないので、この点数となった


(文責:紫布)

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液色はそれほどミルクっぽくない。


◇オーレと呼べるほどミルク感なし


◎アイス/ホットの別
アイス


◎試飲環境
7月上旬昼、除湿の効いた快適な室内



◎インプレッション
よくある大容量ガブ飲み系である。
このカテゴリは近年やや分化が進行し、280g・285g・300g・350g、普通の缶とボトル缶がある。
傾向として言えることは、ミルクのまろやかさをやたら文章で強調しているものが多いことである。

じっくり焙煎したコーヒー豆とまろやかなミルクのハーモニー。
ほっとくつろぐおいしさ自慢のコーヒーオーレです。


「まろやか」とか「くつろぐ」といったフレーズは、薄さに対する一種の詭弁である。
39kcal/100gという強い甘さだけが印象的で、量が多いのに飲み応えに欠ける薄さである。
コーヒー分かミルク分、どちらかだけでもいいからもう少し濃ければ、充分な飲み応えを確保できたであろう。
香りや味そのものにはクセが無いので、渇きを癒すには充分だが、
前回レビューしたJT ルーツ クリーミーカフェに比較すると、同じ価格なのに薄くて飲み応えが足りない。
ガブ飲み系の中でも平凡な味。



◎総評
筆者は経験的に、古今「おいしい○○」とか「おいしさ自慢」という名がついた製品は、
缶コーヒーに限らずあらゆる食料品においてロクなものがないと感じている。
おいしさ自慢とはいうが、実際に社員が美味しさを自慢している光景を現認したことはないし、
美味しさに自信があるのなら他製品も全部「おいしさ自慢の」と表記すべきであろう。
特別に自慢したくなるほどのクオリティを達成したワケでもないのに、
形容詞的表現である「おいしさ自慢の」をまるで定冠詞のように使っているので、安っぽさ倍増である。

本格的缶コーヒー批評の立場からすれば「多かろう悪かろう」の典型であるガブ飲み系製品群は、
こうして大真面目に批評することにあまり意味を感じられない気もするのだが、
そのガブ飲み系の中にもやはり品質の良いものから並のものまで揃っているワケで、
この範疇内における批評・採点と考えれば決して無意味ではないだろう。
本格系・濃厚ミルク系・ブラック・ガブ飲み系といったチャンネルの多さこそが、
缶コーヒー趣味の楽しみであり、缶コーヒー製品の懐の深さでもある。



◎評価
☆☆☆☆☆☆★★★★ (6.5点)
※薄いことは薄いが、特別不快な味がするワケではないため、減点は控えめ。


(文責:紫布)

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