独断法人・日本缶コーヒー評価機構

ペットボトル全盛時代に待ったをかける、素晴らしき缶珈琲の世界…なんつって。ブヒャヒャ

ポッカ

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実は、隠れた実力No.1缶コーヒーメーカー。
アロマックスシリーズは缶コーヒー界最高峰。
しかし微糖路線製品は他社と何も変わらない。
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アロマックスの缶の内側は白磁のコーヒーカップをイメージして白く加工されている


◇アイスでも香り馥郁 最高のバランス


◎アイス/ホットの別
アイス


◎試飲環境
6月下旬夜、快適な自室内



◎インプレッション
以前ホットで試飲し、最高評価をつけたアロマックスブラックを、今回はアイスで試飲した。
ホット版評価 ⇒ http://blogs.yahoo.co.jp/jpcancoffee/16331638.html

今回はアイスでの試飲だが、相変わらずこの製品は香りが強く、しかも極めて上品である。
苦味と酸味のバランス、豆のコク、後味の全てがほぼ完璧である。
この酸味は非常に深みがあり、ブラック缶コーヒートップクラスである。

缶の開口部は大きく、口を当てるとちょうど鼻の頭がこの開口部の中に入る。
そこでゆっくりと鼻から息を吸いながらコーヒーを飲むと、まさに至福のひととき。



◎総評
アロマックスシリーズは、どうして無香料なのにここまで香りが良いのか。
その秘密は独自の「フレッシュナチュラルアロマ製法」にある。
簡単に説明すると、普通ならばドリップ時に液面から逃げてしまう香りを、
蒸気ごと全部集めて急速冷却し、アロマ成分を凝縮した透明な液を作る。
これを元の抽出したコーヒーに加えるのだ。
つまり、合成された香料などではなく「そのコーヒーが本来持っていた香り」を集めて加えるのである。
アロマックスはこの製法を用いて作られているが、これが最も奏功しているのがこのブラックである。

また、上の2枚目の写真でわかるように、アロマックスは缶の内側を白く加工してある。
普通の缶と違って開口部が大きいぶん、缶の内側が飲む人の目につきやすいワケだが、
それで缶の内側がいかにも無機質なスチールのままだと、コーヒーの楽しみが殺がれるということで、
こんな部分にまで白色コーティングを施して、飲み手の気分を高めるよう工夫してあるのだ。
ここまで気を配った缶コーヒーは他に存在しない。

大きな開口部から鼻をくすぐってくる、非常に豊かで品の良い香りと、長時間たなびく典雅な後味。
缶の内側にまで気を遣った作りは、アイスで飲んでも極めて満足感が高く、
まさにブラック缶コーヒーの最高傑作といえるだろう。
170gというやや少な目の内容量も、この満足感の前には些細な問題である。



◎評価
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆ (10点)


(文責:紫布)

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◇加糖ブラックとの差を体感できる微量クリーム添加


◎アイス/ホットの別
アイス(アイス専用品)


◎試飲環境
6月下旬、除湿の効いた快適な自室内



◎インプレッション
夏のお約束、280gワイドショート缶のアイス専用コーヒー。
以下のような能書きがある。

昔ながらのアイスコーヒーに、クリームを少し入れました。
ゴクゴク、すっきり、夏にぴったり!


この、クリームを「少し」というのは、実は結構重要なポイントである。

加糖ブラックにありがちな独特の後味の甘みや酸味は、ミルク分を加えると和らげることが出来る。
この場合、ミルクは必ずしも多量に加える必要は無いが、
牛乳の少量添加ではかえって製品全体に「薄さ」を感じさせてしまうという弊害がある。
ヘタに半端な量の牛乳を入れるよりは、少量のクリームでコクをも同時に与えたほうがよい。

この製品の目指すところはあくまで「加糖ブラック+α」なのである。
ミルクコーヒーを意図したものではない。
このテの製品によくある甘みの強さが、少量のクリームのおかげでずいぶん緩和されている。
ポッカらしい酸味の効いた旨味と、280g製品としてはかなり濃い部類に入るコーヒー感。

ただし、必ずよく冷やして飲むこと。
少しでもぬるくなると、甘みが非常に強くしつこく感じられてしまうので注意。



◎総評
大容量アイス専用品として、かなり優秀だ。
甘みが強いのは致し方ないとして、とにかく香りと酸味に優れており、
薄さを感じさせないバランスの良さは特筆されよう。
牛乳を用いず、クリームも微量に抑えた成果を味わって頂きたい。
これは、冷房の効いた部屋などより、発汗状態の炎天下が断然似合う。
自販機でガコッと購入して、冷たいうちに一気に流し込むべきであろう。
点数評価は、こういったシチュエーションを考慮してのものである。


◎評価
☆☆☆☆☆☆☆☆★★ (8点)



◎余談
この製品正面の「コーヒー」のロゴデザインであるが、
実はポッカの超ロングセラー「ポッカコーヒー」(顔缶)初期のロゴを踏襲している。
下記サイト(Flashで音が出るので注意)を開いて、
「顔缶ヒストリー」を選択して1970年代のデザインを見て頂きたい。
http://www.pokka.co.jp/coffee/original/index.html
独特の厚ぼったい「コーヒー」の文字の、末広がりで遠近感のあるデザインが、
今回紹介のアイスコーヒーに受け継がれているのだ。
筆者などは思わず懐かしさを感じる。


(文責:紫布)

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◇ポッカオリジナルの延長 洗練度アップ


◎アイス/ホットの別
アイス


◎試飲環境
6月上旬夕方、快適な自室内



◎インプレッション
ポッカの香ばし珈房シリーズは現在3品種。
この「ブレンド」の他に青い缶の「まろやか微糖」、シルバー缶の「糖類ゼロ」がある。
以前「まろやか微糖」を飲んだが、想像通り人工甘味料タップリの各社横並びの味であった。
そこで、人工甘味料不使用の「ブレンド」を今回試飲するに至った。

自家焙煎豆100%、つまり生豆を仕入れてポッカ工場で焙煎したということである。
「自家」といっても、ポッカ社員が自分の家に豆を持ち帰ってセッセと焙煎したワケではない。
飲んでみると、香りや酸味はポッカオリジナルに似ているが、全体に洗練された印象。
苦味は程良く、後味もスッキリとして好感触。
やや個性に乏しいきらいはあるかもしれないが、無難にまとめられたベーシックな味わい。



◎総評
「香ばし」と冠するほどの強い香りは感じなかったものの、
香料無添加で焙煎勝負した潔さは評価してもよいのではないかと思う。
多くの缶コーヒーの中から当製品をセレクトするという状況はちょっと考えにくいが、
飲用後の満足感は比較的高いほうで、「購入して損はない」と印象づけられたのは確かである。

それにしても随分久しぶりに見た、いかにも缶コーヒーらしいデザインである。
20〜30年前の缶コーヒーは、基本的にデザインの一部に必ず茶色(コーヒー色)を配し、
高確率でコーヒー豆のイラストをあしらっていたのをご記憶だろうか。
このデザインはそんな懐かしさをフラッシュバックさせ、中のコーヒーの味や香りを連想させ、
「さぁ、これからプシュッと開缶してグビグビ飲むぞ〜」という期待感を煽ってくれる。
暖色系の落ち着いた配色こそが、缶コーヒーに最も似合うのだ。



◎評価
☆☆☆☆☆☆☆★★★ (7点)


(文責:紫布)

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◇古豪勝負はダイドーに軍配か


◎アイス/ホットの別
アイス


◎試飲環境
5月中旬深夜、快適な自室内


◎インプレッション
先日ダイドーのブレンドコーヒー(1975年発売)をレビューしたので、
同様にショート缶の古典であるポッカ「顔缶」をレビューすることにした。
こちらは1972年発売で3年先輩だが、缶デザインは頻繁に変遷した。
残念ながら今回自販機から出てきたのは「キン肉マン缶」と呼ばれる企画モノで、
顔缶らしい懐かしさは堪能できなかった。

先発のUCCオリジナルが、コーヒー牛乳を基本にした乳飲料の組み立てだったのに対し、
ポッカは缶コーヒーとして初めて「コーヒーらしさ」、つまりコーヒー感に重点を置いた。
すなわち、いたずらにミルクを加えて強い甘さに仕立てるのではなく、
コーヒー本来の酸味を重視し、むしろミルク感を抑制した作りになっている。
当時の缶コーヒーの中では突出した本格感を備えていた。
よく冷やしてグッと呷った時のコーヒー感は格別なものがある。

ただし、初期の缶コーヒーだけあって甘みはかなり強めであり、
コーヒー感は強いもののコーヒー濃度はむしろ薄く感じるという矛盾した印象を持つ。
これは、酸味はあるものの苦味が弱いことも原因のひとつであろう。
ミルク感や香りなどのバランスに優れたダイドーブレンドのほうが、より万人好みであり、
筆者としてもダイドーのほうが好みである。



◎総評
ショート缶(190g)が缶コーヒーの主流になったのは、
実はジョージアエメラルドマウンテンブレンドが発売された1994年以降のことである。
それまでは250gが主流であり、各社とも250gの基幹商品を設定した上で、
あくまでショート缶はカスタムクラスに位置する「特殊品」の扱いであった。
しかしポッカは、1972年から一貫してショート缶の本格派である当製品を基幹商品に置いてきた。
250g缶の「ポッカ ミスターコーヒー」などはあくまで亜流だったのである。
ダイドーとともに「量よりも内容で勝負」の姿勢を貫いて、
一定の地位を確保しつつロング全盛の時代を生き抜いたことは素晴らしい。

現在このポッカオリジナルの味は、他製品の個性や新味に埋もれてしまい、
他製品を差し置いて積極的に選択するほどの魅力はなくなってしまった感があるし、
最大の個性である「顔缶」も描線がどんどん整理されて、懐かしさも失いつつある。
(「顔缶」は発売翌年である1973年からの伝統を持つ)
顔缶の歴史⇒公式ページ http://www.pokka.co.jp/coffee/original/ (音が出るので注意)

発売年で3年の開きがあり、味の組み立ても異なるダイドーブレンドと比較するのもどうかと思うが、
日本の缶コーヒー史において「両雄」と表現するに異論の余地の無いこれら2本の缶コーヒーは、
水面下では常に互いをライバル視しつつ成長してきたハズである。
これらを比較するのは、両者の長い歴史に敬意を払っているからに他ならない。

甘い、薄いなどとは言っても、近年の人工甘味料系コーヒーよりはずっと旨い。



◎評価
☆☆☆☆☆☆★★★★ (6.5点)


(文責:紫布)

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◇ほとんど唯一の「真の缶ラテ」


◎アイス/ホットの別
アイス(コールド専用品)


◎試飲環境
5月中旬夜・若干気温の上がってきた自室内、適度に除湿しながら


◎インプレッション
乳固形分合計が3%を超える、いわゆる「乳飲料」に分類される製品。
乳飲料缶コーヒーには珍しく、ポッカ自社(あるいは子会社)工場で製造し、
地方乳業会社への製造委託を行なっていないものと推測される。

先日、同じく乳飲料として「伊藤園 W カフェオレ」を紹介した。
http://blogs.yahoo.co.jp/jpcancoffee/16120681.html

乳固形分が3%を超えると、コーヒー豆使用量に関係なく全て「乳飲料」となるため、
コーヒーとしての品質がごまかされていないか不安になる…… といった事を書いた。

しかし、このアロマックス アイスラテは凄い。
ミルク感の強さと同時に、コーヒー感もガツンと自己主張してくる。
ミルク分たっぷりの乳飲料だからといって、コーヒー部分を疎かにしない立派な作り。
苦味もよく効いており、コーヒーの苦味とミルクのまろやかさの調和がとれている。
そこには、カフェオレ系製品によくある稀薄さは全く感じさせない。
甘みはそれなりに強いが、製品カラーからいってこの程度の甘さは許容範囲であろう。

苦味強めのため、飲み口がやや重い感じは否めないものの、
全てに濃厚な、パンチの効いたラテである。


◎総評
さすがはアロマックスシリーズの一翼である。
コーヒーを犠牲にせずに、飲み応え充分のアイスラテに仕上げてきている。
およそ他に類を見ない「真の缶入りカフェラテ」であるといえる。
(カフェラテはカフェオレと違い、エスプレッソとミルクを混ぜるので苦味が強い)

無論、本式のカフェラテやチルド製品のように牛乳を50%近く使用することは不可能だが、
缶入りラテという範疇内で望みうる最良の品質がここにあるといえる。
アロマックスは170g缶のため、ミルクコーヒーとしてはやや量的に物足りないのが残念。


◎評価
☆☆☆☆☆☆☆☆☆★ (9点)


(文責:紫布)

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