独断法人・日本缶コーヒー評価機構

ペットボトル全盛時代に待ったをかける、素晴らしき缶珈琲の世界…なんつって。ブヒャヒャ

ダイドー

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独自路線が魅力のダイドーだが、凡作も多い。
特にD-1シリーズはブランドの魅力皆無。
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◇スーッと飲める反則デミタス(笑)
 
 
◎アイス/ホットの別
アイス
 
 
◎試飲環境11月下旬午前、東京都町田市北部の田舎道にて
 
 
 
◎インプレッション
唐木田駅から15kmのウォーキング中、のどが渇いてきた。
ダイドーの自販機(100円)の前でしばし考えた。
これまで「微糖」の文字への嫌悪感から回避してきた当製品をセレクトする気になったのは、
適度な運動と好天で気分が良かったからに他ならない。
缶は大層な能書きがほとんど書かれていないが、グランブルー製法とかいう技法で製造されているらしい。
 
雄大なコク
 
糖類34%減
 
原材料名 : 牛乳、珈琲、砂糖、乳化剤、カゼインNa、安定剤(カラギナン)、甘味料(アセスルファムK)
100g当たり32kcal
 
デミタスというにはちょっと、コーヒーが薄すぎる感じだ。
同社の通常の「デミタス」と比較して、かなりコーヒー感が弱く、香りも濃厚とはいえない。
ミルクは多めのはずだが、これもさほど濃厚感はない。
人工甘味料使用製品にありがちな特有の稀薄感があり、ミルク感はアセスルと相殺された形。
しかし、カロリーの割に甘さは控えめで、アセスルファムカリウムもごく微量。
甘味料臭はほとんど無視できるレベルといって支障ない。
水みたいにスイスイ飲める、デミタスらしからぬデミタスといえよう。
後味に特筆すべきものは無いが、引きが早いのが一種の利点でもある。
のどの渇きをちょっと満たすのに適した、ライトなデミタスといったところか。
 
 
 
◎総評
ダイドーデミタスのラインナップだと思うと不満の多い仕上がりであり、
能書き通りの「コク」も感じることができなかった。
ただ、人工甘味料入り微糖としては例外的に飲みやすい味なので、
アセスルが苦手な方も手に取りやすいであろう。
ダイドーデミタスの一員であることを意識せずに飲めばよい。
問題は、糖類35%減の微糖を謳いながら32kcal/100gという、微糖らしからぬ高カロリーである点か。
ダイエット志向の方にはオススメできない、ヘンな微糖である(苦笑)
 
 
 
◎評価
☆☆☆☆☆☆☆★★★ (6.5点)
 
 
(文責:紫布)
 
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◇比較対象が偉大すぎて……
 
 
◎アイス/ホットの別
アイス(アイス専用商品)
 
 
◎試飲環境
5月上旬午前、長野県伊那地方にて車の中で
 
 
 
◎インプレッション
ダイドーはこの春、275gリシール缶コーヒーを3種リリースしている。
砂糖不使用・人工甘味料入りカフェラテについてはレビュー済みであるが、
今回の製品は微糖でありながら人工甘味料は使用していない、いわゆる「真の微糖」である。
「Smooth & Mild」と銘打たれたこの製品は、アイス専用の加糖ブラックであり、
ダイドーならではの無香料仕上げ。
 
さて、ミルクなしの加糖ブラック製品を飲むにあたって、筆者がどうしても絶対的存在として意識してしまう、
そんな製品として君臨するのが、アサヒワンダ「オン・ザ・ロック」である。
圧倒的な香りと濃度感、酸味、パワフルな後味…… まさに加糖ブラック無二の高嶺。
今回の製品は糖類45%減であるのに対し、オン・ザ・ロックはかなり甘いので、直接比較することはできない。
しかし、どちらかといえば敬遠しがちな「加糖ブラック」カテゴリに、強制的に目を向けさせられてしまった、
そんな強力な存在であるオン・ザ・ロックは、加糖ブラックを考える上でどうしても外すことができない。
正直に言って、これまで加糖ブラックを「旨い」「また飲みたい」と思わせたのはオン・ザ・ロックだけだからだ。
では試飲に入ろう。
 
糖類45%減
 
ミストドリップ製法で
Smooth & Mild
 
きれいに磨いた純水でやさしく
丁寧にミストシャワー抽出。
素材の旨みを引き出し、
苦味・雑味を抑えた、後味
スッキリ微糖アイスコーヒー。
 
原材料名 : コーヒー、砂糖、乳化剤
100g当たり18kcal
 
柔らかで全くクセの無い香ばしさ。
甘みも苦味も酸味も抑え気味であり、かなりおとなしい部類の加糖ブラックである。
しかしコーヒー感がしっかり立っているので、薄さは感じさせない。
どうしてもミルクレス製品は甘さがしつこく感じられてしまうものだが、当製品は砂糖をしっかり抑えているため、
飲み続けるのがそれほど苦痛にならない。
ただ、糖類68%減の優秀な加糖ブラックを3年前に試飲していて、そちらのほうが魅力的だったように思う。
⇒ UCC 天然水仕立てアイスコーヒー微糖 http://blogs.yahoo.co.jp/jpcancoffee/20828059.html
 
 
 
◎総評
やはり、アサヒ ワンダ オン・ザ・ロックの牙城は峻険だ。
甘さの点で全く違うモノであるとはいえ、「加糖ブラックもたまにはいいな」と思わせるほどのインパクトと存在感、
それがオン・ザ・ロックには確実にあるのだが。
残念ながら当製品は、「また手に取りたい」と思わせてくれるほどの魅力が無かった。
決して当製品の出来が悪いというワケではないだけに、こういった評価を下すのは心苦しいものがある。
それだけ、加糖ブラックというのは作り手にとっても消費者にとっても難しいカテゴリなのであろう。
 
今後も、加糖ブラックカテゴリはオン・ザ・ロックの独走態勢が続くものと推測される。
既に2012年シーズン版がリリースされており、筆者も既に数回飲んでいる。
 
 
 
◎評価
☆☆☆☆☆☆☆★★★ (7点)
 
 
(文責:紫布)
 
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◇典型的微糖 薄く、味気ない
 
 
◎アイス/ホットの別
アイス
 
 
◎試飲環境
5月中旬、非常に涼しく快適な奥秩父の国道にて
 
 
 
◎インプレッション
日頃の運動不足緩和と、自然探索を兼ねて、5月12日に埼玉県の秩父へウォーキングに出かけた。
よく晴れていて、歩けばそれなりに汗もかくものの、それ以上にヒンヤリした風がずっと吹き続けていて、
これ以上ないぐらいに快適なウォーキング日和となった。
ウォーキングというには少々ダラダラ歩いてしまった感もあるが、
植物ウォッチングも兼ねていたので、それはそれで良しとする。
 
さて、三峰口駅から不動滝までの約14kmの道程の前半で見つけたダイドー自販機に、
この春の新作である当製品を発見した。
筆者の普段の行動範囲ではまだ見たことが無かったため、これが初めてである。
ペットほうじ茶を携えてはいたものの、ウォーキングの気分転換にコーヒーも良いかと思い購入。
糖類60%減の微糖で、こうしたパーセンテージ明記の製品には人工甘味料不使用のものが多いが、
残念ながら当製品にはアセスルファムカリウムが使用されているようだ。
 
水出しエスプレッソ抽出
新製法で冴えるキレ味
 
低温・高圧での
エスプレッソ抽出方式を採用。
「水出し」の
マイルドな口当たりと
「エスプレッソ」の
スッキリした苦みが味わえる
新しい味わいを
お楽しみください。
 
原材料名 : 牛乳、コーヒー、砂糖、脱脂粉乳、調整クリーム、乳化剤、カゼインNa、甘味料(アセスルファムK)
100g当たり20kcal
 
無香料デフォルトであるダイドーらしく、香りを大事に仕立ててある。
エグ味のほとんど無い柔らかな味わいながら、エスプレッソ抽出による鋭角的な苦味が加わっていて、
これまでにあまり経験の無い新鮮なバランス感覚を持つ。
これらの要素のせいか、牛乳筆頭ながらミルク感は弱く感じられ、コーヒー感優先の組み立てとなっている。
 
しかしながら、アセスルファムカリウムの味が微弱ながら全体を支配しており、
「コーヒー感はあるのに薄く感じる」という微糖の弊害がここでも感じられる。
全体の甘さは抑え気味になっているものの、後味はアセスルファムカリウムの妙な清涼感が占める。
新製法による香りも口当たりも、後味にほとんど残ってくれない。
 
 
 
◎総評
コーヒーの出来は決して悪くない。
低温高圧抽出という製法の「可能性」を感じさせてくれる香り、苦味、マイルドネス。
それだけに、こうした新技法はまず最初にメインストリーム系製品で出してほしいものだ。
最初から微糖カテゴリでリリースされてしまっては、新製法の真価が伝わらないのではないか。
筆者が試飲したのは、自然の中で適度に汗ばんで涼風を頬に受けるという特殊な状況であったが、
少なくとも当製品が日常のコーヒータイムに適しているとは想像できない。
ごくフツーの、あまり好ましくない微糖缶コーヒーに成り下がっている。
新製法を応用し、微糖でないメインストリーム系での再リリースを希望したい。
 
余談だが、この日は不動滝から更に6km戻って温泉に入るまで、合計20kmほど歩いた。
 
 
 
◎評価
☆☆☆☆☆★★★★★ (5点)
 
 
(文責:紫布)
 
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◇凡百の「糖類ゼロ」、そしてラテですらない
 
 
◎アイス/ホットの別
アイス(アイス専用製品)
 
◎試飲環境
4月中旬朝、夜勤明けの神楽坂駅付近にて
 
 
 
◎インプレッション
この製品の購入に際し、なんとも情けない失敗をやらかしたのは既報のとおりである。
ともあれこの日は「ブログのための試飲」ではなく、「缶コーヒーでも飲みたいな」という欲求からの購入。
砂糖不使用で人工甘味料入りという原材料表示にガッカリさせられはしたが、
せめて意外性に期待して飲んでみることにした。
豊富な乳成分によるマスキング効果があるのかもしれない。
のどが結構渇いていたので、容量の大きい275gリシール感にも惹かれた。
 
スイートミルク製法で
Smooth & Mild
 
ミルク本来の甘みを高めた
スイートミルク製法により、
なめらかなミルクのコクと甘みを
引き立て、後味スッキリに仕上げた
砂糖不使用カフェラテ。
 
原材料名 : 牛乳、コーヒー、乳糖、乳たんぱく、乳加工品、乳化剤、カゼインNa、
        甘味料(アセスルファムK、スクラロース)
100g当たり15kcal
 
甘さ自体がやや控えめであるものの、やはり人工甘味料独特の嫌味な甘さが気になる。
香りにはクセが無いが、とにかくコーヒー感もミルク感も薄い薄い。
こんなにミルク感の弱いカフェラテは初めての経験だ。
見た目の液色もそうだが、口に含んでみてもミルク感はそこらのフツーの加糖ミルク製品よりも弱い。
スイートミルク製法とやらの恩恵もほとんど感じられないレベルである。
譬えるならば、ミルク多めの「ゼロ」製品を稀釈したような感じで、薄くて水っぽい。
それでいて後味は甘味料臭が長引くのだから、始末に負えない。
二度と飲みたくない味だ。
 
 
 
◎総評
275gリシール缶の「Smooth & Mild」は3種類が同時発売されている。
今回はその中で一番良くない製品を引いてしまった感がある。
「アイスコーヒー微糖」は人工甘味料不使用の加糖ブラックであり、あとの1種類は無糖ブラック。
そちらのほうも早めに試飲してレポートしたい。
 
 
 
◎評価
☆☆☆☆★★★★★★ (3.5点)
 
 
(文責:紫布)
 
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◇「香りのダイドー」を地で体現
 
 
◎アイス/ホットの別
アイス
 
 
◎試飲環境
11月中旬午後、快適な自室内にて
 
 
 
◎インプレッション
先月試飲した「ラテスペシャル」が上々の飲み応えであった、ダイドーブレンドのスペシャル最新作。
「エスプレッソ&ミルク」と銘打たれた当製品は、牛乳が原材料筆頭であり、
しかも「微粉砕コーヒー豆配合」ということで、しっかりしたミルク感とエスプレッソ感が期待できる。
真っ赤な缶デザインが鮮烈なインパクトをもたらし、試飲前に胸は躍る。
 
エスプレッソ&ミルク
 
微粉砕コーヒー豆配合
豆そのものの豊かな香りと
苦みを封じ込めました。
 
厳選した高級豆を贅沢にブレンド。コーヒーの程よい
苦味が心地よいスペシャルなエスプレッソコーヒーです。
 
さらに公式サイトによれば、深煎り・中煎り・浅煎りに焼き分けた豆をブレンドしてあるという。
 
原材料名 : 牛乳、砂糖、コーヒー、全粉乳、脱脂粉乳、乳化剤、カゼインNa、セルロース
100g当たり34kcal
 
香りは非常に良い。
筆者が「香りのダイドー」と評してきただけある。
微粉砕豆の効果はかなり高いと思われ、無香料ながら馥郁と薫る。
しかしミルク感は、液色・味ともに意外なほど薄い。
ミルクが弱いコーヒーは砂糖の甘さがダイレクトに出てしまうものだ。
強いコーヒー感と適度な酸味のおかげで何とかなっている印象だ。
能書きで謳われているほどではないものの、ジンワリとした苦味が徐々に表れてきて、
持続性の高い後味が口内を支配する。
 
 
 
◎総評
「エスプレッソ&ミルク」という表記はあまりアテにしないほうがよい。
そうすれば、ミルク感微弱ながらも、なかなか快適なコーヒータイムが楽しめる香り高き一本となる。
そもそも、エスプレッソにミルクをたっぷり加えたらそれは「カフェラテ」であり、
先行した「ラテスペシャル」とカブってしまうだけなので、当製品はこの組み立てで良いのだろう。
甘さは目立つが、この味だと恐らく砂糖を減らしても印象は向上するまい。
そういった意味では、あやういバランスの上に成り立っている製品かもしれない。
エスプレとかミルクといった表記を度外視すれば、スタンダード系製品としてとても優秀である。
香りを何よりも大切にしてきたダイドーのカラーがよく表れているのだ。
こうして総評を書いている間も、快適な後味が続いている。
 
微粉砕コーヒー豆配合というのは、緑茶で言えば「抹茶入り煎茶」のようなものであるが、
使い方によってはかなりコーヒー感の強い製品が無香料で実現できるようだ。
今後のダイドーの同技術応用に期待したい。
 
 
 
◎評価
☆☆☆☆☆☆☆☆★★ (8.5点)
 
 
(文責:紫布)
 
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