独断法人・日本缶コーヒー評価機構

ペットボトル全盛時代に待ったをかける、素晴らしき缶珈琲の世界…なんつって。ブヒャヒャ

シーアール

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どうやら株式会社シーアールは大分の完全ローカルらしい。
JAなどは絡んでいないようだ。
公式サイトURLは缶に記載されているが、
2010年8月現在、アクセスしても「準備中」が出るだけだ(笑)
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◇香りは良いが……


◎アイス/ホットの別
アイス


◎試飲環境
9月下旬深夜、職場休憩中に



◎インプレッション
実は今週から、夜勤に入ることになってしまった。
不規則な生活には滅法強い筆者ではあるが、
これまでと完全に正反対の睡眠パターンに順応するのは日数がかかりそうだ。
さて、勤務時間帯の変更により、深夜の休憩時間という未知のコーヒータイムが勃発した。
この時間帯をうまく活かし、今後の缶コーヒー試飲に充てたいところである。

8月15日朝に由布院「狭霧台」でブラックと共に購入したのが、今回の微糖である。
ブラックのほうは素晴らしい味であったが、微糖はなかなか試飲する気が起きなかった。
なにぶん「微糖」なのだから仕方がない。
しかしこのままではいけないと思い、夜勤に出かける荷物の中にこれを忍ばせ、休憩時間に試飲した。
能書きはブラックと全く同一文章であり、微糖独自の説明などは無い。
無糖(ブラック)の記事 ⇒ http://blogs.yahoo.co.jp/jpcancoffee/26428063.html

原材料名 : コーヒー、牛乳、脱脂粉乳、乳化剤、甘味料(アセスルファムK、スクラロース)
100g当たり4.5kcal


糖類90%カットの微糖だが、原材料に砂糖は含まれておらず、
微糖というよりは砂糖不使用といったほうが正しいかもしれない。
100g当たりの糖類0.5gは、牛乳や脱脂粉乳に含まれる乳糖が由来なのであろう。

開缶時の香りはとても素直で好感が持てるものだが、味はもう典型的な微糖製品のそれである。
かつて、ふじあつさんがご自身のブログで
「人工甘味料使用の製品はどれもみな同じ味がする」
と述べておられたが、当製品などはまさにこれに該当する、どこにでもある平凡な微糖だ。
即ち、甘味料云々だけでなく、ミルク感やコーヒー感までが「微糖」らしい稀薄さ。
コーヒーが薄く感じるのは、豆使用量や抽出の問題ではなく、人工甘味料使用に起因している。
砂糖完全不使用で、人工甘味料のみによる比較的強い甘さがあり、香りの良さも台無し。
飲み進むほどに甘味料の後味が顕著になってゆき、
最後の一口を飲んだ後には「不快」というより「不愉快」な気分になった。



◎総評
せっかくブラックで水準以上の味を出していたのに、なぜ通常の加糖製品を出さず微糖としたのか。
これこそ、微糖時代への主体性無き阿諛迎合とはいえまいか。
落ち着いた良好な香りはむしろカフェオレなどに応用してほしかった(もちろん人工甘味料不使用で)。

前回のブラックの記事の段階では、シーアールの公式サイトはまだ工事中であったが、
現在は正式オープンしたようである。
http://www.crcoffee.jp/index.html
大分県の産物を中心とした商品を製造している会社で、飲料に限らず手広いようだ。
しかし、今後缶コーヒー製品が増えてゆくかどうかはわからないし、
新製品が出たとしても東京在住ではなかなか情報キャッチできない。
公式サイトでチェックしてゆくしか無さそうだ。



◎評価
☆☆☆☆☆★★★★★ (5点)


(文責:紫布)

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◇ベーシックバランスを重視したブラック
 

◎アイス/ホットの別
アイス
 

◎試飲環境
8月下旬夜、空調の効いた快適な自室内
 
 
◎インプレッション
筆者は8月中旬、「大分県の古い駅舎めぐり & 中津からあげ食べ歩き」という、
猛暑の九州において誰がどう見ても酔狂としか表現できない50時間ドライブを敢行してきた。
もちろん缶コーヒー批評家として、地元メーカーのオリジナル缶コーヒーや、
大手メーカーの地域限定缶コーヒーを入手できそうならば可能な限り入手するつもりであった。
しかし、綿密な計画に基づくハードスケジュールであり、
「時間が余ったら缶コーヒーを探してみよう」などという余裕は微塵も無かった。
多量の発汗によって失われた水分を補給するのは基本的にお茶・天然水であり、
そこには缶コーヒーの出る幕は無かった。
8月13日8時からレンタカーを借りて、翌々15日10時までの50時間。
県内を800km以上走り回ったが、未知の缶コーヒーはどうしても発見できず、
さすがに筆者も諦めかけていたところだった。
やまなみハイウェイを熊本県JR宮地駅前から一気に別府まで完走するという最終イベントのさらに終盤。
眼前に迫る由布岳と、眼下の由布院盆地を見渡せる展望台「狭霧台」に車を停めてみると、
なんと売店前の自動販売機に、見たことも無い面妖な缶コーヒーが2種。
 
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かなりのクセ字だが、こういうクセ字は嫌いではない。関係無いが。
 
「微糖」と、ブラック「無糖」の2種である。
例によって胃の中はペット緑茶でガッポガッポだったが、嬉々としてこれを購入。
「あとは山を越えて別府市内から大分市内に戻って車を返却するだけ」という土壇場で、
これ以上無いぐらいの「ご当地缶コーヒー」を入手できた喜び、これをわからぬ方はいるまい。
(いるかもしれないが)
 
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蒼く雄大な真夏の由布岳をバックにした「府内南蛮王」。
 
こんな最高のロケーションだったが、この場で試飲するワケにもいかない。
しっかり持ち帰り、旅の思い出に浸りながら自宅でしっかりテイスティングするべきだ。
 
さて、ここでこの「府内南蛮王」という変わった名称について、
大分出身者(大分んシ)の立場として少し説明させていただく。
 
「府内」とは、京都府内や大阪府内のことではない。
現在の大分平野一帯のことを、かつては「府内」と呼んでいた。
ここに築かれた城郭(平城)も、正式名称を府内城という。(別名:荷揚城)。
 
そして、この府内を根城として、一時期は九州のほとんどをその支配下に置いた大名がいた。
それが、南蛮貿易で知られるキリシタン大名、大友宗麟である。
(大友氏はその後、薩摩の島津氏にケチョンケチョンにやられた)
府内・臼杵の港を介して非常に盛んな南蛮貿易を行った宗麟は、
いつしかポルトガル商人たちから「南蛮王」と呼ばれたという…… (←この部分は今回初めて知った)
 
ここで、製品の能書きを紹介してみよう。
 
大吟醸珈琲】
16世紀の大航海時代、九州府内でポルトガル商人たちが嗜んでいた
珈琲(南蛮茶)を現代に蘇らせました。
 
つまり、宗麟やその家臣がコーヒーを飲んでいたワケではなく、
ポルトガル商人が飲んでいた、というコトらしい。
これが史実なのかどうかは、筆者はよくわからない。
 
アラビカ種の豆を念入りに磨きあげ、深煎りに仕上げた「府内南蛮王」
冒険者たちの夢と浪漫をお届けします。
 
原材料名 : コーヒー、香料
 
念のため申し上げておくが、日本酒で言う「吟醸」とは、単に米を磨き抜くだけではない。
磨き抜いた米に吟醸酵母を使うことで初めて「吟醸酒」を造ることができる。
このコーヒーは「大吟醸」とは書いてあるが、豆を磨いただけで「吟醸」というのは大げさな話ではある。
べつにコーヒー豆を蒸して麹を加えて酵母を用いてアルコール発酵させているワケではない。
 
……非常に非常〜〜〜に前置きが長くなってしまったが、これも郷土愛だと解釈していただきたい。
 
さてその味だが、開缶時の最初の香りは、お世辞にもあまり良いとは言えなかった。
しかし、口に含んでみると非常にまろやかな苦味と強いコク、穏やかでジンとくる酸味がある。
UCCブラックを少し濃くしたような感じだが、特別に濃いというワケでもない。
香料添加製品ではあるが、わざとらしい香りは一切無いと言ってよいと思う。
とにかく飲みやすく、しかもイヤミの無い良好な後味が長時間持続する。
これは、仕事の合い間などに飲むにはピッタリの持ち味であり、
その快適な後味を口の中に持続させたまま、残りの仕事を頑張ろうという気分にさせてくれそうだ。
 
 
 
◎総評
近年はどのメーカーも優秀なブラックを揃えてきており、
その中でこの製品が特別に抜きん出ているとは言えないかもしれない。
しかし、この製品単独で一本を飲み干してみて、不満らしい不満が一切感じられなかった。
近所に売っていようものならば、常飲に供したいぐらいにベーシックでバランスの良いブラックだ。
マイナスポイントを無理に探すとすれば、濃さが少しだけ足りないという部分か。
 
 
 
◎評価
☆☆☆☆☆☆☆☆☆★ (9点)
 
 
(文責:紫布)
 
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